幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

祖母の背中 (詩作)

2024年06月27日 | 夏・八十路の青春賦
幸喜幸齢 生きがい日記
2024.6.27  21/26℃  
祖母の背中

祖母の夢を見た 戦後間もない幼い頃
生れ故郷  信州安曇野の懐かしい思い出 



祖母の背中

祖母の背中におんぶされ田舎道を散歩
   まだ眠くないのかい 
   うん



時折祖母はしゃがむ
ノビル アサツキ ヨモギ セリ・・・
神社の境内ではマツタケやマイタケ



   重いからもう歩け
   はっちゃもキノコ取ってくれや
   うん これ食べられるの
   なめたけ 大丈夫だよ



散歩しつつ祖母の籠は食材で一杯
    そろそろ夕ご飯を作ろうかね
    うん ボクも作る



栗の木から朝落ちた栗で栗ご飯
天婦羅 目刺し 野沢菜の漬物 味噌汁



夜の帳が下りる頃
囲炉裏の前
祖母の手料理を二人で食べる



父の面影はなく
母はまだ病院 

(29  Jun.2024)



*写真は全て若狭街道歩き旅から


コメント (2)
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