幸喜幸齢 生きがい 日記!       

八十路の青春賦 人生の黄金期を自分らしく あるがままに生きる幸喜幸齢者 感謝と幸せの生きがい日記 頑爺/肇&K

散髪屋談義

2022年06月08日 | 夏・喜寿の青春賦 日記!
6月7日 (火) 16/24℃  
散髪屋談義

歩き旅から帰り、休む暇もなく何かと用事がありバタバタしていた

足膝腰肩にハゲ頭も特に問題なさそうだが、5月は16日間 休みなく458.3㎞、61.9万歩 (一日平均28.6㎞、3.8万歩) と歩いてきた
先ずは肉体的より精神的に疲れた
 
一人歩き旅は当然全てが自己責任だが、よく道に迷うので、山中で迷えば日暮れとなり野宿となりそうだ

まして今回は住民から  「ここはクマの巣窟やから気をつけて!」   「その先の坂はマムシに気をつけて」  なんて言われたりすると余計に神経を使い臨機応変の対応が必要で予想外に肉体疲労より疲れるのだ😭

以下の写真は久しぶりの千里南公園散歩道から いつしか花壇も初夏になった


今まで気を張って毎日を歩いてきたので休養も必要だ という事でいつもの散髪屋へ出かけた🤣

「はーい いらっしゃいませ よう真っ黒に焦げてますね 畑ですか?」 
昔美人風の初めて見るオバサンが元気に迎えてくれる

「あのね 焦げてるって オレを焼き芋みたいに言わんといてくれるか」🤣



「畑か そうやねん 稲に芋にキャベツに玉ねぎに大根にかぼちゃにゴンボに玉子焼きと忙しいてな」

「そりゃ大変ですね ウチのオトンも小さな畑やってますわ 草抜きが大変や言うて休んでばかりやから、とうとう畑は草ボーボーで アンタ雑草育ててるんかと怒ってますねん」 とケラケラ笑ってる

いつしか畑人になってしまったが、店主はよく知っているので後ろでクスクス笑う



「先ず顔剃りからやりますね 私はもう40年以上やってますんで上手いでっせ しかし顔や腕はよう日焼けして皮むけてきてますやん まあ任しといてください」 
やはりベテランらしく始めるがえらいスピードで剃り始める 大丈夫かいな?

「私100歳まで生きて仕事しょうと思てますねん」 
「ちょっと待ってくれ 生きるのはええけど、仕事は手が震えて顔剃られたらこっちがかなわんがな」



「そうですね 私の知ってる先輩は常連さんに93まで現役でやってましたわ だけどやっぱり手が震えてくるのでとやめはりましたわ その記録抜いてやろかなと思てますねん」



「あのな どうでもええけどワシャごめん それより早よちゃんと顔剃ってくれ 何? もう終わったん? 早や!」

「鼻毛に耳毛に眉毛の出たとこもちゃんとやっときましたわ 
それによう見たら頭 まだ間に合いますわ ええ毛生え薬ありますよ」

「あのなー うるさいなぁ 人の頭を大根の葉っぱが生えてくるように言うな オレの頭は畑か?」🤣


店主が先客を終えてやっと調髪にやってきた
「もうすぐ北海道へ到着ですか しかしその年で日本列島縦断歩き旅やなんて最初はまたいつもの冗談話しやと思ってましたわ ワテには絶対無理でんな」 



「何言うてますねん 毎日朝から晩まで立ちっぱなしで何十年も仕事してるオヤジさんの方がもう地球何周分も歩いてはるんとちゃいますか」

「確かに立ち仕事やけど使う筋肉が違うんで健康には効果ないらしいですわ」



「ところでこの禿げ頭、刈る髪が少ない分半額にしてな」
「あのね さっきのお客さんはサザエさんのお父さんみたいな頭でしたが、帰りしなに  <ここは丁寧で安くで助かるわ>  と喜んでましたで」

「そう言う奇特な人もいるんやな ところでこのスケスケのバーコード頭 何とかならんかいな」

「そうですな いっそ丸坊主にしはったらもう気にする事ないですよ 下手にサザエさんのお父さんみたいに髪3本とあるさかいに気にするんですわ」

「なるほど それなら散髪代まけてくれるか」
「あのね 自分で刈ったらタダでっせ」


毎回バカ話をしながら心身を休める まだ最初のオバサン理容師は畑人だと思い遠くから喋ってくる

「トマトにあんまり水やったらアカンらしいですね」
「そうやな 声(肥え)かけが一番ええんやで」

何を聞き違えたのか⁉️
「今頃人糞なんてありまへんやん しかし昔はみんなそうでしたな」
「あのね そんな臭い話はやめてんか」😩



店主とオバサンの話が交互に飛び交い、そのチグハグなやり取りに隣のお客が笑っていた😆

コロナ禍が激しい頃は会話禁止でこんなバカ話もできなかったので、平和と自由のありがたさ? をしみじみと味わう😂



「次は来年ですか?」
「アホ言わんといて 来年生きてるかどうかわからんのにな🤣
来週の 6/12 頃から最後の歩き旅に出かけるわ! もう最後やけどとうとうあっという間に鹿児島から北海道まで歩き終えるかと思うと何や淋しいわ」



「しかし来週から30℃越えもあるらしいですよ」
 「冬場と違がって苦手な夏場やからヘタバリそうやな」
「北海道言うたらクマもいるんとちゃいますのん 食べられんように」

 「あのね そない簡単にイモみたいに言わんといてか クマも好みがあるらしいで こんな干からびた目刺しみたいなもん不味いやろからな」
「クマは雑食らしいですよ」
 「あのな 気にしてるのに拍車かけなはんな」 



「それはそうとこの旅を終わったら次は何しまんねん?」
 「そやな 散髪屋もええな 難しいか?」
「今からでっか やめときなはれ」

 「しかし年々減っていく知力、体力、筋力、金力、髪力、それに精力とお構いなしでな 夢ばかりが飛び交い  我乍ら困った性分や」

バカ話もこの辺にしておきます😱 😆 



<喜寿の青春賦> <卒寿の青春賦>  へとまだまだ続きそうだ🤣



パークチャイムが 3時のメロディーを奏でる 
帰宅して珈琲 timeにしようかな☕️🍪😄 


コメント (1)
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