iPad 大行列のカラクリとは？

間が空いてまいました。
ツイッターを始めたから、こっちがおろそかになってる・・
というワケでもないんだけどねえ。ちょっと体調があんまりよくなかったりと。

ツイッターは空いた1分の時間に、外出先でも会社でもどこでも書けるのに対し、
ブログは基本的に自宅でないと書きにくい、そして自宅でPCの前に
座ってる時間が短くなってきてるってのもあるんだよねえ。

ツイッター自体も、「いまどうしてる？」をつぶやくものなので
PCよりもケータイやモバイル機器のほうが適しているし、そもそも日本人のネット接続は
PCよりもケータイのほうがシェアが高いんで、今後もツイッターの拡大は続きそうだ。

といっても、このブログの更新頻度も落としたくない。
書く余裕がないときも、ツイッターでつぶやいたことをまとめるような方式で
頻度を維持していこう。

というワケで、まずはiPad発売からほぼ1週間という節目に、
発売初日・午前中につぶやいてた「行列」についてのネタをまとめてみた。


■iPad“大行列”のカラクリ

【発売前】
・（まだ数に余裕があるのに）「予約殺到につき、受付終了しました！」
・あまりに終了が早すぎて、予約希望者は当日販売分に期待する。
・（まだ数に余裕があるので）「当日販売分を急遽確保できました！」

【発売日】
・当日販売分目当てに朝から希望者が訪れる。
・しかし購入には同時に契約が必要、機種によっては20分以上かかる。
・予約をしないで訪れているので、ひたすら並んだまま待つしかない。→大行列に
・というのはアップルストアの状況で、行列を作って話題づくりをするため。
・一方、家電量販店は、契約にかかる時間を考慮して来店時間を指定している
　店舗が多かった。そのため行列はほとんどできず、朝も閑散としていた。
　→発売当日朝の閑散とした様子
・家電量販店は1商品に対してわざわざ話題づくりに加担する必要はなく、
　効率的に多くの商品を売る必要があるため、「行列」は作らせなかった。
・当日の温度差を示す記事。
・報道各社も、あらかじめこういう状況ができるのはわかっていたところが多いので
　はじめから家電量販店には取材を出していない媒体が多かった。
　“盛り上がり”を報道するために取材を出しているので、閑散としている
　ことがわかっている店舗を取材しても意味がない。


こういった新製品は、いかに話題づくりをするかが重要だから、“行列作り”は
ぜんぜん悪いことじゃないんだけどね。むしろそれくらいはするべき。
以前マクドナルドが行なった、バイトのサクラに並ばせるのはどうかと思うけど。。

報道にしても、iPadが新しいイノベーションであることは間違いないので
“行列”を報道し、盛り上がってることを前提として特集を組みたいのは当然。

あとは受け手が、情報を鵜呑みにして過大に受け止めてしまわないように
気をつければいいんじゃないかねえ。


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