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管理人 Masayo

進化してるんだかしてないんだかのサメ映画「ディープ・ブルー」

2011-05-28 23:08:33 | Movie
なんでこげなもん観ちゃったかね、っていう(笑)。
これ、昔にも金曜ロードショーかなんかでしっかり観たんだなあ。レニー・ハーリン監督ねえ「ダイハード2」とか、「クリフハンガー」とかで、仕掛けはでかいが大味な映画を作らせたら右に出るものはいないという、いや、ある意味誉め言葉だ。そういう映画もあっていいんだもん。

一時、マダム・プレジデントでリトル・ステュアートのママだったジーナ・デイビスさんと結婚してましたな。

で、そんな大味監督が作った、脳を改造されてドエリャー賢くなったサメたちが(3匹いたそうだ)、やたら大暴れする映画「ディープ・ブルー」。どこがディープなんだら?な、脳がでかくなったっつっても、元があんまり?な「食うぜ食うぜ食うぜ」なサメ脳ゆえ、食うぜ意欲?というかそこんとこがやたら強烈になっただけって感じでした。
女性科学者が脳をいじって、なんぞ人の脳の退化を食い止めるための実験とか言ってましたが、なんでサメ? 
でもってサメ自体は時代が若干進んだのでCGもあるんだけど、「ジョーズ」とあんまり変わらない、というか変えようもないみたいで、いまいちくさい。
でかさとスピードはすごい、あと食う能力というか欲も激しいんだけどねー。
ほいほい食われちゃうんだ、人が。

というか、サメがどこまで、人間が感知するところの「賢さ」を備えたかはわからんのでした、しょせんお魚だから。どうも人間を憎んで食ってやるみたいな意志的なものをうっすら感じたりもするんだけど、憎むってなんで?とかね、食う対象としてそこには人間しかいないからひたすらに狙うっていう方が判りやすいんじゃ?というかそこんとこも描かれてないからまいっか。

食うか食われるか、じゃなくて、食われたくないから人間がんばります。海の研究施設は大嵐にさらされた揚句、腕を食いちぎられた研究者(ステラン・スカルスガルドさんですがな)を救出しようと飛んで来てくれたヘリが墜落しちまって施設に突っ込み大炎上で爆撃食らったみたいに壊れちゃう。その墜落も、ハイパーザメが絡んでたりするんだけど。
女性科学者がなーんだかツンケンしてて、意味不明。

もっと変?なのが、サミュエルが、研究費用を出してるっぽい「社長」さんだったけど、あさーり食われてた、ってか、室内に居たのに、海に通じる穴からぼこっとサメが飛び出てあっつーま。ありえねー。
いろいろいろいろありえねー、こいつ死んだ、っていう人が生き残ったりとか。

女性科学者も最後に食われてました、うーぬぬ。

でも、自然の脅威だけだった「ジョーズ」から、「コントロールできないものを自分たちで作っちゃって、それにこっぴどく逆襲される」というのは時代を感じたかも。もうちょっと「ディープ」ならね。


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