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管理人 Masayo

METライブビューイング「トゥーランドット」

2010-01-31 23:42:11 | Music
今年になって映画を観ていなかったのですが、22日に東銀座の東劇に滑り込みでMETライブビューイング「トゥーランドット」を観てまいりました。
07年くらいからさまざまな演目が上映されているのは知っていたのですが観たのは初めて。なんせ日に一回しか上映されず、それも限られた映画館で。
NYのメトロポリタンオペラハウスでかかる最新の演目を撮影したものを上映してくれるので、舞台中継をいい条件で観られるまたとない機会なのです。
しかも、METの舞台中継なんて日本じゃ無いですよテレビでは。多分。

今回観たのは、豪華な舞台装置と衣装が圧巻の「トゥーランドット」。難曲ばかりで歌手泣かせだし、なんせ豪華じゃないとつまらないので中々これは!という公演に巡り合えることはなかなかないかもしれませんね。
もっちろん実際をナマで観たことなどありませんので、たとえ映像でもこれは貴重。

いやー素晴らしかったです。まさしくブラボー!
ゴージャスで圧倒的。有名なカラフ王子の歌う「誰も寝てはならぬ」はトリノで荒川静香選手が金メダルを獲得したときのフリー演技で使った曲なので、以来大変有名になり、さまざまな歌手がシングルカットして歌っていますが、本来ある姿、物語の中で役がついて歌われるのは強烈さが違います。実際お客さんが入っている舞台を録画してるわけですから、当然生の歌。しかもこの歌は3幕目にあるので、1幕、2幕と歌い続けて喉の疲れも出るし、歌手は大変です。が、脳髄に突き刺さるような声と声量と歌唱ですっごかったです。鳥肌もの。
そして、カラフの年老いて盲目の父王に付き添う侍女リューが素晴らしく、もともと「得」な役ではあるのですが、可憐でけなげで、繊細な歌の表現と演技力に喝采。ラストカーテンコールでもひときわ拍手をもらっていました。主役ではないながらアリアが1幕、3幕とあるのですが、ここまで場をさらうとは。

トゥーランドット姫役の方も迫力!だったしお見事だったのですが、こちらはタイトルロールでありながら、難しいわりにキャッチーじゃない歌ゆえ、ちょっとワリ食った役だなあと。これだけ苦労して歌ってるのに可愛げないしなー。

面白かったのは、舞台の幕間、歌手たちがハケて来たところを、これも多分歌手の方(女性)がインタビューしていて、今まさに歌い終わった人たちのコメントだから新鮮だし、高揚感も伝わってきて楽しかったです。
マエストロや、小道具チーフの方、そのほかインタビューもあって面白かったです。

BS hiでもMETでのオペラを放映してくれるようですので、明日の「サロメ」、2月5日の「つばめ」は録画する予定です。
「つばめ」の中の「ドレッタの美しい夢」は歌ってみようリストに挙がっているので、いつか歌わなきゃーーー(汗)。

METライブビューイングは昨日から2月5日までが「ばらの騎士」、2月6日から13日までが「カルメン」等々豪華ラインナップでございます。
って行けるかなあ。。。

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