しみじみレミコンを観直した。

うーん、現実逃避状態で、レミコンの録画をしみじみ観直してうるうるしてしまっていました。

キャラとしてはやっぱりジャヴェールが一番好きだな。　鉄板融通効かない野郎で、可愛げなくて、法律の鎧を着込んだ情け無用の警官ですけど、それって舞台ではそこまで描かれていないけど娼婦の息子として生まれた過去とかあるんですよね。そこから這い上がるために、まあまっとうっちゃまっとうよね、警官だもん。
だけど、情け知らずだから実は微罪のヴァルジャンを銭形警部ばりに追っかけまくって、逆にスポーンっとヴァルジャンに「君は職務をまっとうしただけだ、殺すつもりなどない、行け」と言われてオロオロ、その後もまーだ周年ぶかく追っかけたあげく「マリウスを置いて戻ってくるから」とか、「プリュメ街の家に戻るから」とか、全然逃げる気配なしなヴァルジャンに肩透かし食らった感じで、「おれを殺せ」と煽るもかわされ、ムッキャー！なんでや！とそこらへんで瓦解するあたりがちょっと可愛い。
可愛いって変だけど、弱いところが出ちゃって、その後さくさく自殺しちゃうって、あーあ。
弱い自分を認めることすら出来ない超合金野郎なところが愛ですな。意外と力持ちじゃないしさ、ヴァルジャンにのされて倒れたり。ヘタレじゃーん。
えばりこいてるから恐れられてたけど、実は弱虫なのかもねっていうのがね。　あなたがいちばんミゼラブルでしょ、ほかの人たちは不幸にして亡くなって行く人も多かったけど、その死は無駄になってなかったもん。ジャヴェール死んでも誰も困らないってか悲しまないのが哀れかな。

ファントムさんも、世間から嫌われて、当時のヨーロッパでは人間扱いされないひどい所に置かれてしまっていたけど、才能と策略？で、ある程度までのし上がったからね。誰も認めてくれてなくてもさー、そのあたりの強がりっぷり、クリスティーヌに対しても上から目線だしさ、まあ先生だしね。とかとか。
そのえらそーぶりがもろくも崩れた時の可哀想さ加減に萌えなわけです。

そこいらへん自分の好みの共通点なのかしらーん。

あーまた仕事だのう、明日から。　

寝なきゃ。

ではではみなさま。ばびー。