Jazz & Bossa , 美術館巡り , 古都散策 and many more !

大好きなジャズ&ボッサ、そして美術館巡りと古都を散策などなど。

名画「めぐり逢い」を見て感動の涙

2009-10-20 | 映画


私の大好きな映画「めぐり逢い」を昨日久しぶりに見て感動しました。

たぶん中学生時代に淀川長治氏が解説をしていたテレビの「日曜洋画劇場」
で初めて見て以来現在までもう10回以上は見ていますが、その度に感動し
ます。

ビデオはかなり以前にBSでノーカット版が放送されたので録画していました。

でも一度でいいから映画館で見たいです(一生無理かもしれませんが)


「めぐり逢い」 アメリカ 20世紀フォックス 1957年作品
(原題 : An Affair to Remember)

主演 : デボラ・カー(テリー)、ケイリー・グラント(ニッキー)

監督 : レオ・マッケリー

主題歌 : An Affair to Remember
映画の始まるキャスト紹介の映像時にはヴィック・ダモンが歌い、
映画の中で2度デボラ・カーが歌いますが、『王様と私』でも
吹き替えをしたマーニ・ニクソンが吹き替えで歌っています。

1939年のシャルル・ボワイエとアイリーン・ダンの主演で撮った第一作
「Love Affair」をリメイクした映画。
(1994年にもウォーレン・ビューティ、アネット・ベニングが主演した
リメイク作品があります。トム・ハンクス、メグ・ライアンでもストーリー
を真似た映画があります)

(物語)
プレイボーイで世界的に有名なニッキー(ケイリー・グラント)が婚約者の
いるアメリカへ船旅するが同じく乗り合わせたテリー(デボラ・カー)と出会う。
お互いにすでに婚約者がいながらも、二人は恋に落ちてしまう。

船旅の途中にニッキーの祖母を二人で訪ねる。テリーはニッキーが祖母を想う
優しさを見て世間の噂とは違うと感じる。又ニッキーが画家級の絵を描いて
いる事を知る。

(祖母と会うシーンがとても良いです。祖母が奏でるピアノでテリーが静かに
歌う主題歌は素晴らしい)

船旅を終え半年後の7月1日夜5時、エンパイア・ステイトビル102階
での再会を誓い合う。

しかし、約束の日時にニッキーはエンパイア・ステート・ビルの閉館まで
待ち続けるが、テリーは来ない。
テリーはそこに急ぐ途中で交通事故に遭ってしまい車椅子での生活を余儀
なくされることなる。

ニッキーの重荷になると思ったテリーはその後もニッキーとの再会を諦める。

失意に暮れるニッキーが画家としての生活を始めるがなかなか絵が売れず
看板書きの仕事などをしていた数ヶ月たったある日、画商から「自動車事故
で体が不自由になった女性が、ニッキーの描いた女性の肖像画
(テリーがニッキーの祖母の礼拝堂でマリア様を見てお祈りしている絵)を
欲しがっているが、お金が無くて買えない」と聞き、その絵をその女性に
贈った。・・・この時は、再会していない。

その後、婚約者の誘いでバレーを観劇した劇場でニッキーはテリーに逢うが、
彼女の足の不自由に気づかず怒りの感情のまま何も話しせず別れてしまう。

クリスマスの日、電話帳で探しあてた住所に尋ねやっとテリーと再会し祖母
のショールを贈る。

そして別れ際にテリーの部屋に自分の絵があるのを見て、全てを知る。
(このラストシーンは何度見ても感動して泣いてしまいます)

主題歌もたいへん美しいメロディで、この映画を見るとジーンとします。

前半の船中のシーンはラブコメディ・タッチでユーモラスで笑ってしまう
場面が多いですが、後半のニューヨークからのシーンは正に感動する
ラブストーリーです。

アクションや暴力描写の多い現在の洋画に比べ、この映画は純粋な
大人の恋の物語ですね。


You Tube の映像です。これはダイジェストで見られるからいいです。

めぐり逢い(1957) / An Affair to Remember



※デボラ・カーのなんと美しい事 !

            



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。