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大好きなジャズ&ボッサ、そして美術館巡りと古都を散策などなど。

ハムスターのジャクソン君

2008-11-16 | ペット
我が家にいるもう一匹、雄のハムスター「ジャクソン君」です。

ロングヘアーと呼ばれる種類でマープル・ハムスターが元の品種

らしいですが、長い毛と大きな体でとてもめずらしいハムスターなんです。

ジャクソン君はとても気が荒く前歯も非常に長く鋭いです。

飼い始めの頃、ゲージを掃除している際に指を噛まれたことがあります。

しかし、最近では慣れてきたのか餌をあげるとすぐに来て食べてくれよく

なついています。

なかなかうまく写真が撮れないのですが、携帯電話のカメラでなんとか撮影

しました。


    



葛城古道を散策

2008-11-09 | ハイキング
10月25日に「奈良を歩こう会」で月例のハイキングに出かけ
ました。奈良の近鉄電車、御所(ごせ)駅より櫛羅(くじら)という
交差点から始まる葛城古道を尋ねました。

葛城古道は奈良県御所市の大和葛城山と金剛山の麓にあり古事記
・日本書紀に登場する神話・古代史の舞台として知られています。

最初に訪れたのは、葛城古道の名所のひとつ、葛城一言主神社
(かつらぎ ひとことぬし じんじゃ)です。
この葛城一言主神社が全国にある一言主神社の総本宮です。

古事記や日本書紀ではご祭神の一言主大神(ひとことぬしのおおかみ)
と雄略天皇とのエピソードは有名です。
司馬遼太郎氏も「街道をゆく」の中でこの一言主神社のことを取り上げ
ています。願い事を一言なら叶えて下さるとの言い伝えがあり、お参り
に訪れる方が絶えません。



ここにある樹齢1200年と言われる銀杏の大木には乳房のような木肌が
いくつもあることから、乳銀杏と呼ばれ「健康な子供を授かり、
お乳がよく出る」ご利益があると古くから子供の無事を願う親の信仰を
集めている御神木なのです。



次に一言主神社から九品寺(くほんじ)に向かって歩きました。葛城古道は
葛城山の山麓の高台を通る道なので、いくつかの場所で大和三山
を展望することができます。
 
大和三山というのは畝傍山(うねびやま)、耳成山(みみなしやま)、
天の香久山(あまのかぐやま)のことで万葉集など和歌によく登場します。

楢原休憩所で昼食してしばしの休憩をしました。そのすぐ先にひとつの
石碑がたっています。この周辺は第二代天皇、綏靖天皇(すいぜいてんのう)
の葛城高丘宮の跡と伝えられている場所です。





そして九品寺に到着しました。奈良時代に行基が開いたお寺です。
ご本尊は平安時代後期に作られた阿弥陀如来坐像で国の重要文化財
に指定されています。1558年に浄土宗に改宗し、現在に至っています。

「ここに着たら本堂の裏山にある千体仏をぜひ見ていって」とお参りに
来ていた年配のご婦人に薦められました。

約1700体もある石仏が祀られており、「千体仏」と呼ばれています。
この石仏は南北朝時代、この地を治めていた楢原氏が南朝側について戦を
した際に地元の人たちが味方の身代わりとして奉納したものです。

石仏と周りの木々の色のコントラストが美しく、特に彼岸花や紅葉の季節
にはたいへん綺麗だそうです。

九品寺には十徳園というたいへん綺麗に整備された庭園もありました。








天孫降臨神話の里、高天ヶ原に到着しました。ここは金剛山中腹にあり
橋本院付近の水田一帯の地で高天原伝承地なのですが、現在は石碑だけで、
駐車場にトイレがあるだけ。がっかりしました。
・・・全国に「天孫降臨の地、高天ヶ原」は数多くあるそうです。



さらにどんどん歩いていくと「高天彦神社」に着きました。
葛城氏の祖神を祭り、背後の美しい円錐形の山がご神体との事。



近くに、鶯宿梅、蜘蛛窟の史跡もありますが、一番気に入ったのが
「幸を呼ぶ福蛙」でした。なんともユーモラスでニコヤカな顔をしており
手で触って幸せになるようにお祈りしてくださいと書いてありました。
・・・「すべての災いを幸せにカエル」との事です。



そして最後にたどり着いたのが高鴨神社です。
この地方の豪族であった鴨氏の氏神社で、京都の賀茂上下社もここが
本家に当たるそうです。重文の本殿は桧皮葺きで室町時代に建造され
たものです。






今回は少し曇りのお天気でしたが、歩くにはいい気候でよかったです。
日頃の運動不足解消と名所旧跡を見て勉強しついでに綺麗な景色を撮影。
まだあります
・・・夜の飲み会とカラオケ・タイムでストレス発散 ? 楽しい1日でした。
幹事様今回もたいへんご苦労様でした。