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イーディー・ゴーメ 【My Favorite Artist Vol.8】

2013-11-10 | Jazz Vocal

イーディー・ゴーメ (Eydie Gorme) が2013年8月10日、病気の

ためラスベガスの病院で死去された。

 

私は、彼女の伸びのある声が大好きで、しかもジャズアレンジの曲を

歌ってもすごく巧いので彼女のレコードをたくさん集めました。

 

彼女が1963年にレコーディングしたアルバム、『Blame It on the Bossa Nova』

の同タイトル曲が大ヒットし、全米レコード協会がゴールドディスクに認定しました。

 

          

 

『Blame It on the Bossa Nova』をスペイン語で歌っています。

 

又、同アルバムに収録されたブラジルのボサ・ノヴァ曲 "Recado" に英語の歌を

つけた『The Gift』もヒットし、現在ではジャズのスタンダードナンバーとしてもよく

演奏されています。スペイン語が得意だったので、トリオ・ロス・パンチョスとの共演

などで、『ある恋の物語』や『キエン・セラ』などのスペイン語の歌もたくさん録音して

います。

スペイン語圏でも『Amor』(1964年)などが大ヒットしました。

 

           

 

1995年、ソングライターズ・ホール・オブ・フェイム (Songwriters Hall of Fame)に

夫のスティーブ・ローレンス (Steve Lawrence) と共に、殿堂入りを果たしています。

1928年8月16日、トルコ系とイタリア系の両親のもとにニューヨーク市ブロンクス区で

生まれました。

高校卒業後に、国際連合の機関で通訳の仕事に従事していましたが、歌手活動も開始し、

1953年にトーク番組のオーディションに合格したのをきっかけにブレーク。同番組で

歌手のスティーブ・ローレンスと出会い、5年間共演した後、1957年に結婚。

 

 

2人の男の子に恵まれ、とても仲の良いおしどり夫婦として有名で、夫とのラスベガスでの

華やかなショーや2人のテレビ番組の話は語り草となっています。 

夫の従軍中、ソロで活動を行い、夫の除隊後に夫婦での活動を再開。途中、息子の死

という不幸に見舞われましたが、1年後にはツアーを再開し、もう1人の息子のデビッドも

ピアノでツアーに参加しました。夫婦でのツアーは2000年代まで続きました。

 

           

 

彼女は、夫や息子の他、多くの家族に見守られて息を引き取りました。

 

スティーブ・ローレンスは「イーディーとは55年以上の間、ステージでも私生活でもいつも

一緒だった。彼女には一目惚れだったが、彼女の歌声を聞いてより一層好きになった」と

述べ、「世界は偉大なポップス歌手を失った」と付け加えました。

 

※私も動画をアップしました。レコードジャケットと彼女の写真をスライドにしました。

  曲は、『The Gift』 歌っているのは、私です。昨年ジャズクラブで録音しました。

 



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
恋はボサノバ (トパーズ)
2013-11-13 06:36:51
1960年代前半、イーディー・ゴーメの
「恋はボサノバ」の軽快なリズムが
ラジオからよく流れてきたように思います。
8月に、逝去なさった事は、知りませんでした。
天国でも、明るい歌声を響かせていらっしゃる
事でしょうね。ご冥福をお祈り致します。
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うわ~~ (秋桜)
2013-11-17 16:54:38
『The Gift』・・・

素晴らしい歌声!
プロ並みですね~~~

いろいろ、造詣が深く
敬愛の念を感じます。
返信する
トパーズさん、ありがとうございます。 (yukitoshi)
2013-11-17 21:55:39
ホント、惜しい人が亡くなりましたね。

イーディ・ゴーメはきっと天国でもにこやかに

歌っているでしょうね。
返信する
秋桜さん、ありがとうございます。 (yukitoshi)
2013-11-17 21:58:28
そんなに褒めてもらうと恥ずかしいです。

昨年はよく、ジャズのライブハウスで生演奏

でよく歌わせてもらいました。

カラオケと違ってその場の一発勝負ですから

かなりスリリングなんですよ。
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