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桃狩りで知った桃太郎生誕の地 ?

2013-07-27 | ハイキング

今日は、奈良の田原本町黒田で桃狩りを楽しみました。

ちょうど、食べ頃になった桃を採らせてもらいました。

 

 

 

大久保という品種の甘くて美味しい桃の他に古代桃や花を鑑賞する桃、梨、林檎、プリンスメロン、西瓜、イチジクなどもありました。

古代桃

 

 

 

林檎

 

プリンス・メロン

 

西瓜

 

 

そして、周辺にある古墳やお寺などを散策し、この地が桃太郎生誕の地だとする説がある事を知りました。

散策中に写したキーウイ

 

ざくろ

 

法楽寺 桃太郎伝説発祥の地 

法楽寺は、孝霊天皇黒田廬戸宮(くろだのいほどのみや)跡に聖徳太子によって開創されたと

伝えられていて、室町時代の板絵図によれば規模の大きい大伽藍を有していましたが、

現在は本堂のみが残っています。

 

 

法楽寺の境内にも古代桃の木がありました。



桃太郎のモデルとされているのは、日本書記や古事記に出てくる吉備津彦命で、孝霊天皇の第三皇子として

ここ黒田廬戸宮で生まれ、その後山陽道を制圧し四道将軍の一人に数えられています。

この地が桃の名所であったことなどから桃太郎伝説がうまれたのではないかと言われています。

 

 

         

 

 

 

 

 

すぐ近くの黒田大塚古墳へ

 

この古墳は孝霊天皇の※もがりの墓ではないかという説があります。

(もがり)とは、日本の古代に行われていた葬儀儀礼で、死者を本葬するまでのかなり長い期間、

棺に遺体を仮安置し、別れを惜しみ、死者の霊魂を畏れ、かつ慰め、死者の復活を願いつつも遺体の

白骨化などを確認することにより、死者の最終的な「死」を確認することで、その棺を安置する場所を

指すことがあります。

殯の期間に遺体を安置した建物を「殯宮」(「もがりのみや」、『万葉集』では「あらきのみや」)と言われて

います。

 

・・・・奈良は、いたるところに古墳や旧跡があり、悠久の歴史の跡をたくさん見ることが出来るので興味がつきないです。