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京都・哲学の道散策

2009-10-12 | ハイキング
昨日は趣味人倶楽部の関西野歩き隊のオフ会「京都・哲学の道散策」に参加しました。

久しぶりの京都でした。よく知っている京都ですが、初めて見た所もあり
又、よく歩きましたので運動不足の解消にもなりたいへん有意義な一日でした。

コースはおおまかですが次の通りです。

京都市営東西線「蹴上」で下車
 
琵琶湖疎水 → 南禅寺 → 哲学の道 → 銀閣寺 → 下鴨神社 

そして四条川原町まで歩いて二次会。

まず琵琶湖疎水とインクライン。





「琵琶湖疎水」
京都に水量豊富な琵琶湖の水を引入れるために明治18年6月に疎水工事が着工され
明治27年9月に完成。

当時はこのような近代工事は殆どが外国人技師を招いて設計監督をしてもらっていましたが、
この疎水開削工事は設計から完成まですべて日本人だけで成し遂げています。

又、明治24年に我国最初の水力発電を蹴上の地に完成もさせています。

インクラインとは傾斜鉄道のことでこれも我国では初めての試みでこれにより舟を南禅寺の
平地まで運び降ろしました。


インクライン跡




「南禅寺」
京都市左京区南禅寺福地町にある、臨済宗南禅寺派大本山の寺院で、本尊は釈迦如来、
開基(創立者)は亀山法皇、開山した初代の住職は無関普門(大明国師)との事です。

日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院。
日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式を持つと言われています。






この南禅寺の境内に琵琶湖疎水を流す「水路閣」というレンガ造りの架橋があります。








南禅寺の門前にある湯豆料理のお店。湯豆腐一人前3,150円にびっくり。



「哲学の道」
南禅寺付近の若王子橋から銀閣寺橋までの約1.8Kmほどの道で、琵琶湖疏水の両岸に
植えられた桜・もみじ・楓の見ごろの時期はたいへん美しく、夏の夜には蛍が飛び交います。

世界的に著名な京都大学教授で日本哲学者の西田幾多郎氏がこの道を散策しながら思索に
ふけった事からはじめは「思索の小径」と呼ばれていたものが、いつしか「哲学の道」と呼ばれ
るようになり、1972年に正式な名称となっています。

日本の道100選にも選ばれている散歩道であります。









大豊神社にある 大国社 狛ねずみ(たいへんめずらしいネズミが守るおやしろ)



「銀閣寺」
慈照寺(じしょうじ)は、銀閣寺の名前で親しまれている有名な臨済宗相国寺派の寺院。
正式名は東山慈照寺。開基(創立者)は、室町幕府八代将軍の足利義政。

足利義政が造営した楼閣建築である観音殿を「銀閣」と通称し、観音殿を含めた寺院
全体を「銀閣寺」と通称されています。

銀閣の1階部分が修復工事中で残念でしたが、庭園がたいへん素晴らしかったです。











参拝道のお店で



「百万遍辺りの景色」

色々なお店やお寺があります。

アンティーク・ショップにあった年代物のベティさん




大正~昭和初期を偲ばせるレトロなカフェ




巨大なお地蔵さん






「下鴨神社」
正式な神社名は賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)。下鴨神社の名で親しまれています。

賀茂別雷神社(上賀茂神社)とともに古代の賀茂氏の氏神を祀る神社であり、賀茂神社
(賀茂社)と総称され、両社をもって一社のような扱いをされています。

史跡 糺の森(ただすのもり)を通って鳥居をくぐりました。


このやしろの賽銭箱は、なぜか幸千で「さいせん」 縁結びの神様です。








賀茂神社両社で行われる5月3日の賀茂祭には公家の装束を着用しての流鏑馬は全国的
に有名な行事です。

You Tube で投稿されている映像がありました。(画質はあまりよくないです)

流鏑馬(下鴨神社)Yabusame: archery on horseback, 20080503


数組の神前結婚(新郎・新婦を中心に記念写撮影をされていた)の方や赤ちゃんの
お宮参りなどの人もいて参拝客も多くたいへん賑わっていました。



境内にある銀杏の木には大粒のギンナンがたくさん実っていました。




「さざれ石」


たいへんよく歩きました。そして最後は楽しく二次会で盛り上がりました。

お世話頂いた幹事の方をはじめご参加された皆様にたいへんに親切にして頂きました。

11月に開催予定されているオフ会「京都・洛西 鈴虫寺と紅葉狩り」にも参加しょうと思って
います。

ありがとうございました。