ITエンジニアの九十九折(新)

これまで経験したことや考えを思いつくままに綴って行こうと開設しました。マラソンをするように長く続けて行くつもりです。

206.街角のおまわりさん

2010-10-21 | Culture
毎朝、最寄り駅まで行く途中に、地元の商店街があり、
そこを通り抜けしています。

その商店街の中間付近の小学校への通学路の入口に、
近くの交番のおまわりさんが立って道行く人に挨拶を
するのです。

おまわりさんは、さわやかな声と白い歯を少し見せながら、
一人ひとりに敬礼をして挨拶をしてくれるのです。

子どもや学生には、「おはよう。」
そして大人たちには、「おはようございます。」

おそらく毎朝、数百人の人たちに声を掛けていると思い
ます。雨の日は何と合羽(カッパ)を着て立っています。

これは単に、人の良いおまわりさんでは片付けられない
ものがあると思います。かなり個人で意識を高く、また
強い意思を持っていないと誰でもできる芸当ではないと
考えられます。

たかが挨拶か、などと侮ってはなりません。毎朝、変わり
なく続けられると、ある朝、少々、遠回りとなってもそこ
の前を通り過ぎてから行こうなどと思ってしまうのです。

何となく、「今朝もおまわりさんに挨拶しなくちゃ。」
と思えて来るのです。

たったひと言、挨拶を交わすだけなのに、1日のスタート
が清々しいものに感じられ、不思議な効果が生まれて来る
と思われます。

挨拶を真剣にすると、字義通り、「心を開いて、相手に
迫って行く」という本来の意味に近づくことに気付かされ
ます。

おまわりさん、毎朝、有難うございます。
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