散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

江の島道を歩く1・おみやげ

2020年11月21日 | ☆神奈川県(ハマ以外)

少し風が強かったのですが、藤沢駅から江の島道をたどりました。
朝、相鉄線三ツ境駅から眺めた富士山(見出し写真)には雲がたなびきます。
いつもの土日祝祭日なら、前の人にただただくっついて行かないと進めない江の島神社参道もスイスイ。
歴史的な参道だけに「密」になるよう、わざわざ造られている道幅なので、これから行かれるみなさんは、体調管理に努めてマスク着用で参拝してくださいね。

江の島道を順次たどる前に、最後に購入するお土産について、ひとこと。
横須賀生まれのメタ坊にとって、鎌倉・江の島は、幼稚園か小学校の遠足の場所だった気がします。
限られた小遣いを使って買い物といえば、絵葉書、ペナント、小さな置き物、そして海に近い観光地名物・貝細工だったのではないでしょうか?

高校生になって、鎌倉通いが始まり、あちらこちら歩きまわり、見てまわりしてみると、貝細工のような貝殻を海辺で見かけることの少ないことに気づきました。
ほら貝のようなものは台風一過の砂浜にコブシほどのものを見かけることはありましたが、それでも無傷なものは滅多にありませんでした。
流木も、治水工事が進むにつれ、無くなりましたよね。
最近、文献を読んでいて「あっ!」と思ったのですが、朝鮮半島の戦乱のたび、戦いに敗れた難民が日本に逃れて帰属し、職能民として各地に土地を与えられた際、製鉄の技術をもった集団が相模に展開していたらしいのです。
それは、良質の砂鉄が採取できて、清水が豊富に湧き、一定の風が吹くというタタラの適地だからだそうです。
子どものころ、海辺で遊ぶ時、必ず磁石を持って行って砂鉄を集め土産にしたものですが、日本全国どこでも同じだと思っていたことが、実はこの辺り特有のものだとは知りませんでした。
イイダコをプレスして作るタコせんべいの店がこんなに大きくなって行列ができるほど繁盛しているとは驚きでした。
それも、以前は丸いというか楕円形だった気がするのですが、今は四角い下敷きのようです。

さて、極めつけは、紀の国屋本店さんの女夫饅頭。ど定番の江の島土産です。

黒みつの茶饅頭はつぶあん、白饅頭はこしあんで、皮の薄さと甘さが旅の疲れを癒してくれます。

1個ずつその場で作ってくれる、サザエの最中もなかなかですので、要チェックしてみてくださいね。
帰りがけに見た富士山、吹く風は冷たく感じられるものの、気温は暖かいからか雪が消えかかっています。


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