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散歩の閑人:メタ坊っちゃまのYOASOBI?

若気の至りが過ぎてメタボでも、世遊びは辞められない。

子犬の事情

2009年09月27日 | ★デジカメタ坊写真帳
我が家から車で5分ぐらいのところにホームセンターがある。DIY用品を買いに行くのではなく、専らペット用品を買いに行く。ペットは金魚やメダカで、庭の水槽や睡蓮鉢の中を泳いでいる。愛でるというよりも、ボウフラ対策といったほどのことで、頑丈で安価なものを買ってくる。店の水槽にはちょっとした水族館を思わせるほどの熱帯魚が泳いでいて、しばらく見ていて飽きない。その横には、犬猫のゲージが並んでいる。子連れが増える時期になると、店のフロアに柵が設けられ、ゲージから出された犬猫が所在なげに寝ていたり、子どもに尻尾を振ったりしている。今年は、睡蓮鉢に入れたメダカが、野良猫なのか、はたまたヤゴの餌食なのか、気づくと数が減っている。そこで何度かホームセンターに通うことになったが、写真の子犬がいついっても売れ残っている。自分の去就がわかっているのか、他の犬に比べて愛想がいい。その割に、価格は下がるは売れ残るはで尻尾の振り方も出血大サービスだ。
テレビニュースで、子犬は生後8か月まで母犬と一緒にいた方が発育的にも精神的にも好ましいとされていたが、ペット業者の圧力で日本は野放し状態。一方では生後6か月までの購買意欲が旺盛なため、売れ残って6か月を過ぎてしまったものは商品価値を保つために、値段を下げずに殺処分されているのが実態だという。ブランド志向が強いから、ブリーダーと呼ばれる生産者も犬を生き物ではなく商品と考えている人がほとんどを占めているという。その意味ではコイツは商品価値という点では特売コーナーの部類なのかもしれない。あたらブランド名があるから雑種のように無料でやりとりされることがない、あとは過酷な運命が待ち受けているのだろう。

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