ジョックロックの威力を思い知りました。
7回。
智弁は三者凡退に終わり、流れは駒岩。岡田君まで引きずり出され、完全に智弁劣勢。
次の回は5回に続きジョックロックだけど、そんなにいつもうまく行くわけないよな。
8回。
魔曲開始と同時に芝田君から連打連打。HRが出ても止まらない。何なんだこの打線…。
1巡してこの回結局11点。泣くな板木君、本当によく投げた!
9回。
ビハインドのときしか流れないと思ってたら…点が入りだしたらまたか!
最後の駒岩・高橋君のバット叩きつけに関しては責める気にはなりません。この試合の球審のストライクゾーンは一塁側にやけに広く、しかもぶれていました。少なくともあの状況で手を上げる球ではない。
それに、彼は甲子園最後の打席だったにもかかわらず1回もバットを振れなかった。その悔しさは察するに余りある。その悔しさも、球審ではなく自分に向けられたものだったのでしょう。
結局この魔曲が演奏された5・8・9回で全15得点を挙げました。
しかもいくらリードしてもナインも応援団も全く手を緩めない。これではヒール扱いされるのもわかる気がします。
でもこれがまた魅力なんだよなあ。
ところで先日、ラーメンが食べたくなってその和歌山まで行ってきましたのでそれについても書いておきます。食べたのは2店舗。
・井出商店
超有名店。賛否両論あるみたいですがとりあえず行ってみるしか。
行列覚悟でしたが運良く並ばず入れました。大盛中華そばを注文。
テーブルの前には評判通りゆで卵と早寿司が。寿司は食べてみたかったのですが、見た目がやたらと小さかったのでやめておきました。
出てきたラーメンはベースが豚骨醤油でストレート麺なので京都人には馴染み深いですが、スープは乳化していて脂も多く、かなりこってりしています。どっちかというと徳島ラーメンに近いかな。
あえて言えば京都でこれに近いのは大黒ラーメンだと思います。
味は、スープのこってり具合に比べて醤油が薄い感じ。ちょっと意外でした。
麺と一緒にスープも減っていくので、京都のようにご飯が欲しくはなりません。
感想としては、これはこれでありだなとは思いますがちょっと物足りなくもあります。近くに住んでたら足を運ぶでしょうが、わざわざ遠くから来てまで食べるものではないかな…。
・○三
これも有名店で、特に地元の人から評価が高いようです。ここでも大盛を注文。
ここでは寿司が100円と安かったですが、私が行ったときには売り切れでした。残念。
ラーメンは、まず胡椒の香りが印象的。そのほかは、スープが若干すっきりしていること以外は井出に似ている感じでした。
それもそのはず、あとで調べてみたらここは井出の派生店だとか。どちらかといえば私は井出の方が好きかな。
麺が減ってきたとき前のざるにあるゆで卵を割って入れてみると、すごくスープになじんでいい感じでした。
私の後で入ってきたおっちゃんは座るなりゆで卵を割って塩で食べ、ラーメンが来るまでに2個平らげていました。すごい光景だなと思いましたが和歌山ではこれがスタンダードなのかもしれません。
帰ってから調べてみると、和歌山のラーメンには「○高系」と「井出系」の2種類があるようで、私が行ったのは両方後者の系統だったようです。今度は前者にも行かないとな。
あと、各地のサイトでは和歌山ラーメンはしょっぱめであるとの評価が多かったですが、私はそうは思いませんでした。ご飯と一緒に食べる京都ラーメンで舌が慣らされてしまったのかもしれません。
夜になって時間が空いたので、市内にあるという智弁和歌山を一目見てみようと思って南のほうへ足を伸ばしました。
海南市との境目、川岸の道を東へ進むと…すげー、城がある!
小高い丘の上に立っているうえ小・中・高と同じ敷地にあるからかめちゃくちゃ大きい。
夜だし携帯カメラなので全然写らないかもしれないけど、とりあえず門の前で1枚…
やっぱり全然わかんねー!!
横断幕のくたびれ具合が常連っぽさを醸し出していました。