とは言ってもやっぱりデラの話なんですが。
何かの参考になればと、私のプレイスタイルを書き留めておこうと思います。
思いついたらそのときまた加筆修正するかもしれません。
クリア編。
指の置き方は基本的に「固定配置」で、
1番キーから順に左薬・左中・左人・右人・右親・右中・右小です。左皿です。
まず左手は
という感じです。見た目にかなり無理がありそうですが、
私はこれで慣れてしまいましたし特に不自由も感じていません。
強いて言えばこの配置にしたとき(7thくらいかな)バスドラの叩きすぎで薬指が痛くなりました。
今はよっぽど酷使しない限り大丈夫です。
ただ、これから配置を決める人には親指を取り入れるようオススメします。
例えば1~3は薬・中・親にし、人差し指を浮かせるのもいいかもしれません。
これだと4番まで左手でフォローすることも可能です。
次に右手ですが
こっちは自然だと思います。薬指は完全に浮いちゃってます。
昔は7番を薬指で取っていたのですが、今は小指で安定です。
なんでかと言うと理由は二つ。
まず単純に広範囲の指を使うことで手のひら全体が柔軟に動かせるようになること。
そしてもう一つ。
薬指は根本的に動きにくい指であることです。
このへんを参照してもらえるとわかりますけど、解剖学的に薬指って動きにくいらしいんです。
左手の場合皿があるんで1は薬指で取らざるをえないんですが、
右手はそんな縛りもないしどうせなら小指を鍛えたほうが将来性があるかなと変更しました。
コンバートから2年、決断は正しかったと思っています。
で、皿の取り方。1+Sは当然左の親・小で取るわけですが(スコアのときは別ですが…後述)
これは基本的には「引き」で取ったほうが角度的に安定すると思います。
小指に力を入れてぐいっと引きましょう。
次に問題は2+Sです。これも同様に親・小で取るのも手ですが手の形が不自然になり、
またそのとき1や3をフォローできないため発狂譜面で困ります。
そこでこれ。
この形で「押し」ます。慣れれば簡単です。ACでも届くと思います。
こうすることで手の向きを不自然にすることなく取れる上
浮いている親指で1や3もカバーできます。
応用テク。こんなことも一応できます。私の手の大きさでも、ACでも慣れれば十分届きます。
ランダムを入れたときの複雑な同時押しなどで必要になることがあります。
さて、左手のことばかり書いてきましたが右手はどうでしょう。
これが正直、あまり書くことはありません。練習あるのみ! です。
いや、私もこの配置にしたの自体は2年前ですが
それを変えることなくずっと今まで進歩しているという自負もありますので…。
きっちり配置を決めた上で、それを維持しつついろんな難しい曲をやっていれば
自然にうまくなると思います。少なくとも私は今のところ不自由はまったく感じていません。
練習曲はやはり今風の鍵盤曲ということになりますね。
lower worldやquasarはH・Aともにいいですし、NO.13ができれば上等。
それにこの配置に慣れるという意味ではVなんかもオススメです。
この固定配置で5・7(親・小)のトリルに慣れるということは非常に重要です。
スコア編。配置はこれでいいとして、ではどうやって光らせるのか。
究極の答えとしては、現時点では16分が完全に刻めるようになれば全一が取れると言えます。
しかしそう言う私もまだまだですし、そこに近づくにはどうすればいいか。
この点私が一番心がけているのが、とにかく
絶対に4分打ちを外さないことです。
ビーマニ曲はごく一部の例外を除きほとんど4拍子です。
そして、おそらく過半数の曲が4つ打ちビートです。
そこで、譜面に出ていると否とにかかわらず4分だけは頭の中でしっかりイメージする。
これが第一歩だと思います。
次に8分。これも
4分があっての8分と言えるでしょう。
具体的には、私は
「4分と4分の間が8分」とイメージしています。
つまり…難しいようですが、
前の4分からも後ろの4分からも等間隔なところで叩くことを心がけるといいと思います。
ここまでの練習として最適なのが何と言っても
ライオン好き。
これは私としてはスコアの練習に絶対欠かせない曲だと思います。
まずはサビの4つ打ちを絶対外さないようにする。一発一発に念をこめてください。
頭の中でしっかりリズムを刻みつつ押す練習をします。
次にその他の部分の8分。特に序盤の3の連打と中盤の皿地帯。
ここでは4分がきちんと刻めていることを前提としてちょうどその二倍の速さで8分を叩きます。
気をつけることは上に書いたように「等間隔」。
前の4分からも後ろの4分からもまったく等しいところで打てるよう、
頭の中でも機械的にリズムを刻むイメージを作ります。
このとき慣れていない人は4分につられて表打ちを強調してしまい、
裏打ちが遅れて「タッタタン」というリズムに近くなりがちなので要注意です。
さて、では最大の難所の16分はどうしましょうか。
ずばり、私のイメージは
「4分のすぐ前」と「4分のすぐ後」です。
極端に言えば「タタン」のイメージがすべてです(笑)。
私はリズム押しな人なので、このイメージは曲ごとに作ります。
というか、叩きながら合わせていきます。
この練習になるのはDYNAMITE RAVE。
この曲では4分の前と後ろ、いたるところに16分がくっついてきます。
練習のポイントは「タタン」の感覚のイメージをきっちり作り、アジャストすること。
具体的には、4分+16分の2発のオブジェを
両方光らせる。それを積み重ねることです。
あと、この曲で皿の練習もしましょう。
最初のほうで書きましたが、スコア狙いであれば中盤で皿+1(バスドラ)が来る部分では
できるだけ1と皿を別の手で取りましょう。
というか、曲のあらゆる部分でできる限りそうしていったほうがいいです。
片手で皿とキーなんていう別のものを両方取るなんてことに根本的に無理があるわけですから、
そうするとどうしても手の動きにぶれが生じてきっちりピカグレを取れなくなるためです。
よって無理のない範囲ならば両手で取ったほうが絶対にいいです。
ただこれによって手のリズムに悪影響が出るとか譜面が複雑で叩きにくくなるとかなら
おとなしく片手で取ってもいいでしょう。
この場合、できるだけシャープに叩くことを心がけましょう。
皿はできるだけ「押す」だけというイメージで。
この2曲でAAAが安定するようになれば、正直基本は完成だと思います。
ビーマニには符点8分がたくさんありますが、あれもバカ正直に16分を3つと考えるのではなく
4分の前にくっついているのかそれとも後ろなのか、と見たほうがよほど楽です。
そうすれば上の「タタン」のパターンを使うだけでリズム取りができます。
その点ではDYNAMITE RAVEと同じコンセプトでAttitudeも非常に練習になります。
左手で4分を刻みつつ、右手でいやというほど「タタン」のリズムをくっつけていけます。
あと付け加えて練習するなら「4つ打ち+ビーマニバッキング」、それに「16分の乱打」ですね。
前者はどの曲にでもありそうですが強いて言えば…
システムロマンスなんか多いですね。判定も甘いしオススメです。
後者は適当にTAKA譜面を探してください。.59なんか素直でいいでしょう。
ここでも意識すべきことは「等間隔」です。
総合テクニカル譜面としてSpiral Galaxyなんかも仕上げにいいと思います。
以上、私なりの方法論を書いてみました。
ちなみに私はスコアを狙うのは正規譜面オンリーなので完全に左手薬指がバスドラ係で、
ここでリズムを刻んでいく形になっています。
だからこそこのようなリズム重視の叩き方でスコアを狙えるんですけど、
最近のランダムオンリーな人たちってどうやってリズムをキープしてるんでしょうね…。
不思議です。