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ひとり旅

法律で食べていくことになった趣味人の日記です。

明日は投票に行きましょう

2016-07-09 23:20:30 | 日常・ニュース関連
こんなこと書くブログではないんですけど。

明日は投票に行きましょう。

「行っても結果は変わらないし」とか「自分には関係ないし」というような若者の声がよく報道されます。
僕が思うに、前者は正しいけど後者は間違っています。

結果を変えようなんて、現実的には無理です。自分の望んだ候補者を当選させようなんてことは、考えなくていいと思います。

しかし、投票率が変わると政治家の考えが確実に変わります。
トータルの投票率が30パーセント、40パーセントであれば、偉い政治家は組織票だけで当選できるので、党内でのご機嫌伺いだけしていればいいんです。一般市民の声なんて聞く必要がありません。
しかし、これが70パーセント、80パーセントとなれば、彼らも組織票だけでは当選できなくなる恐れが出てくるので、普段の支持者以外の声にも耳を傾けざるをえません。
1票を積み重ねれば、投票率は確実に上げることができます。

あと、世代別の投票率というのが今の時代とても重要だと思います。
今の社会保障が年寄りに手厚く若者に薄いのは、政治家が若者をなめているからです。
人数も少ない上、都合のいいことに「自分には関係ない」と言って投票に行かない人が多いので、
若者の声なんて聞かなくても自分たちは政治家を続けられると思っているからです。
逆に年寄りは、人数も多いしみんな投票に行く。この人たちの機嫌を損ねたら議員を続けられないから、誰が当選したとしても年寄りの声は聞くほかないのです。
これが、もし10代20代の投票率が90パーセントなんていうことになったら、どこが与党になったとしても、若い世代に一目置いてその意見を大事にしますし、
「保育園落ちた日本死ね」なんて発言が社会問題になったときに総理大臣は「匿名なので確認のしようがない」なんて木で鼻をくくったようなことは言えません。
政治家の考え方が変わり、社会は確実に変わりますよ。

投票したい人がいないからとか考えなくていいです。白票でも無効票でもいいと思います。
投票は僕たちのこの社会での発言力そのものです。
散歩がてら、明日は投票に行きましょう。

言論の自由

2013-02-22 21:06:39 | 日常・ニュース関連
「竹島の日」で記念式典

毎回腹立たしいのが、あの国の方々は、日本の主張内容に対して反論するのではなく、日本が自らの主張をすることそのものに対して強い非難を繰り返すことです。
この問題に限った話ではありませんが、物事に対しては人それぞれの意見があってしかるべきだし、内容の正否はともかく、それを述べる権利は何があっても守られるべきです。
あの国の方々は民主主義・言論の自由がわかっていないというほかありません。
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
この言葉を、一度よく噛み締めていただきたいと思います。

コント内閣

2007-08-02 01:24:00 | 日常・ニュース関連



政治関連の話は日記に書かないことにしていましたが、主義主張とは関係のないところであまりに面白かったのでちょっと書きます。

今日の報道ステーション。石破元防衛庁長官と渡辺大臣が出演していました。

石破さんは相変わらず酔っ払ったバカボンのようなお顔でしたが、防衛政策通としての立場も絡めて安倍政権退陣論を熱く語っていました。いつもながら、すごくわかりやすくかつ説得力がありました。

一方の渡辺大臣。当然ながら、今の安倍政権は「カド番大関」であるとして続投論を展開していました。が、これがあまりに苦しくて噴いてしまいました。
発言は記憶を頼りに要約。


古舘「公務員制度改革法案についても、民主党が参議院で天下り根絶法案を出してくるようですが、どう対応なさるおつもりですか」
渡辺「10年前の金融国会の際、大論争の末結局は建設的な妥協案がまとまりました。国会が正常な政策論争の場として機能すれば、いい妥協点が見つけられると思います」
古舘「しかし、今年の国会では与党は強行採決を繰り返しました。それが参議院選挙で負けたとたんに一転して民主党と議論した末妥協点を見つけようと主張なさるのは、説得力に欠けるのではないかと思うのですが」
渡辺「いや、公務員制度改革法案のときには強行採決してませんから」

渡辺「今度の内閣改造にしても、これまでは首相の示す改革の形が十分に国民に理解されていなかった。これを機に人心を一新し、安倍政権の目指す改革の形をしっかり国民に示していきたいということなのです」
古舘「それは、今回の内閣改造では国民すべてが納得するメンバーを勢揃いさせようということですか?」
渡辺「その通りです」
古舘「それならば、最初からそういうメンバーを揃えておけばよかったんじゃないかと感じるんですが」
渡辺「いや、今回はたまたま足が絡まったんですよ!」


この内閣、forest政権以上の逸材かもしれません。

歩道

2006-12-01 01:31:49 | 日常・ニュース関連
自転車の歩道通行容認 道交法改正へ

ルールを明確にしておくというのはすごくいいことですね。
これで歩道を平気で逆走するおばちゃんが少しでも減ってくれたらいいのですが。

あと、下段は常々私が望んでいた制度です。
交通事故を起こす人間はほぼ全員が「自分は大丈夫だ」と思っているものですが、
認知症関連については年寄りを対象にしなければならないのに
法律を作る国会議員が年寄りばかりなものですから、
ルールを作る権限を持つ人間とルールによって取り締まられる人間が同じだということで
議員定数などと同様構造上非常に改善されにくい問題でした。
個人的には、年を取ると注意力・反射神経の低下も進むものですので、認知症に限らず、
65歳あたりをめどに免許更新の際にその辺の簡単なテストをするというところまで
踏み込んだ制度を作ってほしいと考えていますが、
今回の提案も十分その一歩となりうるものだと思います。

ぶっちゃけて言うと、私の家の付近でもこないだアクセルとブレーキを間違えて
病院に車で突っ込んだ年寄りがいたのですが、
そういうのを何とかしてください、ホントに…。

「空気読め」

2006-10-30 23:30:38 | 日常・ニュース関連
mixiで、現在流行している「空気読め」という言葉についてちょっと話し合う機会があったので、
この点についての私の考え方をまとめておきます。

私は、「空気読め」という言葉は心底嫌いです。
それは根本的に私がいわゆる空気の読めない人間であることに起因するのですが、
「空気の読めない」人間からしてみれば、「空気読め」とだけ言われても、
どういう理由でどういう行動が求められているのかになんて気づけないのです。
「空気読め」と言われ、どうしていいのかわからないうちに
「お前みたいな奴とは付き合いたくない」と言われる。これは本当に怖いことです。

そして、その「空気」とはそもそも何なのか。
それが大多数の人が共有している、いわゆる常識に近いものであればまだいいのですが、
ここのところ「空気読め」という言葉だけが独り歩きしており、
自分の価値観に合わない人間をとにかく「空気読め」というマジックワードで
排斥する傾向があるのではないかと思います。

ではこういう人にどう対処するか。
個人として、「そういう人とは付き合わない」というのは当然一つの手です。
しかし、「空気が読めない」という抽象的な理由で集団からその人を排斥するのは
あまりに冷たく、排他的だと思います。
もしこう考えるのではなく、「空気を読めるように導いてあげよう」と考えるのであれば、
「空気読め」とだけ言うのではなく、具体的場面においてどういう行動が適切ではなく、
どういう行動をとるべきなのかを個別具体的に伝えてあげるべきだと思います。
それこそが友人としての本当に暖かい姿勢でしょう。

私の友人はみな一般的に見て「空気の読める人」ばかりだと思います。
そして、「空気読め」という言葉を日常的に使う人も多いでしょう。
だからこそ考えてみてください。

1. あなたが「空気読め」と言うとき、その「空気」とは何を指しているのですか。
それは、世間的に常識としてきちんと通用するようなものですか。
単なる価値観の押し付けにはなっていませんか。

2. 「空気の読めない人」がいたとして、
その人に何も考えず「空気読め」とだけ言い放ったりしていませんか。
本当にその一言で相手が「空気を読んで」くれると思っていますか。
具体的に、この場面ではこういう理由でこういう行動をとるべきだ、
と教えてあげるほうが親切なのではありませんか。

世の中には、空気を読もうと思っても読めず、
集団の輪に入れないでつらい思いをしている人がいます。
そういう人たちを冷たく排斥するのではなく、
空気が読めないからこそいっそう親身になって接してあげてください。
お願いします。