それでも生まれたかった

よく、子供は親を選んで生まれてくると言われていますよね。

でもこの言葉は、被虐待児にはツラい言葉だと思います。
自分の子供が私を選んで生まれてきてくれたのなら、それはそれですごくうれしい。

けど、被虐待時の自分は何のために生まれたのか？何でわざわざこんな地獄に？自分が選んだわけないじゃん！！って長年思っていました。

もうすぐ「不惑」になる私。

そのタイミングだからか？
時間薬なのか？
浄化されたからか？

よくわかりませんが、以前にも書きましたが、昔のことを思い出さなくなりました。
そして、「それでも生まれたかった」という言葉を受け入れられるようになっている自分に気がつきました。

前世で何かやってしまったのか？真相はわかりませんが、私は私の業？みたいなのを昇華？借金的なものを返すため？に生まれてきたのかなーと。
静かにそう思えるようになってきました。
こんな環境でもいいです、私がんばります！って宣言して覚悟して、この世に生まれてきたんだと思えるのです。
あの頃からがんばり屋さんなんだなぁと。

ぶっ飛び話ですみません。

こんな環境に生まれて、親から教わったことはほとんどなくて、自分で苦しみながら学んで。
それでもなんとか仕事と育児して生きてるんだから、地獄生まれにしては上出来じゃないか(*´∇｀*)

あ、でも、親(母親)から良いことを教わっていました。
新興宗教は絶対にいけないこと、天皇陛下を尊敬する気持ち。

これは自然と私にも備わっていました。

それだけは本当に感謝。
感謝できることが見つかって良かった。

昇華したくて生まれてきたんだろうけど、生んでくれてありがとうとはまだ言えない境地。
そして、なかなか親孝行という神の境地まではいけない凡人な私ですが、自分の前世の借金を返すために、今後も前向きにがんばっていきます。