わが家の食育…「お家で作ろう! 食べよう!」

家族の健康づくりは、わが家で作る食事から…。信濃毎日新聞発行「週刊さくだいら」「週刊いいだ」特集掲載をまとめます。

父の日…食に気をつけ頑張って

2008-05-25 | 行事食
「父の日」…家族みんなで応援を
おとうさん、毎日ご苦労さま 
           
              信濃毎日新聞「週刊さくだいら」特集
              <2004.6/17号掲載>


一家を守るおとうさんはいつも元気で。年を重ねるごとに、おかあさんが元気になっておとうさんはお疲れモード、なんて淋しいですね。
仕事や環境によって、おとうさんの苦労や悩みはいろいろ。いつもエネルギッシュに働くおとうさんでいるために、食生活を見直し、家族みんなで応援しましょう。

肥満が気になる糖尿病予備軍
運動不足になりがちな事務職のおとうさん。体脂肪率はどうですか。コレテロールや中性脂肪が高くなると、生活習慣病には要注意。血液がドロドロになって、糖尿病・動脈硬化の要因になります。男性は体脂肪率20%以上が肥満とか。(女性は30%以上) 
まずは余分な脂肪をなくしましょう。

●運動  
糖質や脂質の取り過ぎをしないことが大切ですが、体に着いた内臓脂肪を落とすことを心掛けものです。筋肉を残して、無理なくダイエット。適度な運動をしながら、健康的に体脂肪を減らしましょう。

●反栄養素
飽食の時代が続き、栄養の消化や吸収を防げる食品がクローズアップされています。
デンプンを分解する酵素アミラーゼの働きを抑え、血糖値の上昇を抑える「緑茶」。脂肪を体外に排泄したり、糖質の吸収を遅らせる「食物繊維」。その他、キトサンやオリゴ糖。
砂糖の変わりに「黒砂糖」を。


接待などによるお酒の飲み過ぎ
お酒を飲む機会の多いおとうさん。「疲れやすい」「酒に弱くなった」などと言っていませんか。酒は肝臓を悪くする元で、“沈黙の臓器”と言われるように、気づいたときにはかなりひどい状態のことも多いようです。
酒を飲む時は、つまみを一緒に食べることが大切。アルコールによって吸収しにくくなるビタミンB1、脂肪肝を予防するビタミンB2・B6。アルコールによってできたアセトアルデヒドを分解するナイアシンをとると二日酔いになりません。


ストレスや危険の多い仕事をしている
毎日疲れきって帰ってくるおとうさん。眠れない、イライラ、頭痛などなど、危険信号を感じたら、早めの対策を。軽いストレスは、向上心や生活のハリになりますが、ひどくすると躁うつ病などにもなりかねません。ストレスによって増える活性酸素で、免疫機能も低下します。
対策は、食生活と環境づくり。体がストレスを感じると消耗するビタミンCやビタミンB群。イライラの感じ方をやわらげるカルシウム。これらの栄養による内からの対策と、笑い、散歩、音楽で緊張感や疲労感をやわらげる外からの対策も大切です。



タバコをやめられないヘビースモーカー
どうしても禁煙できないおとうさんの食生活は、タバコ害を意識した集中ケアが必要です。タバコを吸うと、体内のビタミンCが大量に失われます。一日に必要とするビタミンCは50mg。タバコ1本で25mgが消費されますから、大変なもの。肺ガンになる危険を考えても対策が必要です。ビタミンC、E、β(ベータ)カロテンを毎日欠かさずとりましょう。


不規則な生活が毎日続いている
夜勤や出張による不規則な暮らしや、慢性睡眠不足にあるおとうさん。昼夜の睡眠リズムの狂いと、寒冷によるストレスは、たんぱく質を多く消費します。また、睡眠・覚醒のリズムと体温のリズムが正常に働かなくなり、寝ようとしても眠れない、起きても活動がスタートしない「内的脱同調」が起きます。昼夜のボーダレス化によるホルモンの分泌異常には、レバー、魚、肉、チーズ、卵に含まれるビタミンB12が役立ちます。
時差ボケからの回復にも効果的です。

  
白髪や抜け毛が多くなった
加齢とともに気になるのが、全身の様々な老化。特に髪は目立ちますので、老化をストップしたいものです。髪の毛は新陳代謝などで一日に50~100本抜けると言われます。
しだいに細くなるものですが、毛根つきの抜け毛が増えたら要注意。フケが毛根に詰まらないために、シャンプーや頭皮マッサージをこまめにします。
外的ダメージやストレス、食のバランスが髪の健康に影響しますので、気をつけて早めの予防と対策を。たんぱく質、ミネラル、ビタミンB群、大豆イソフラボンが守ります。


★若々しく、エネルギッシュでいるために   

レバー

パワフルに仕事をするための注目の素材は「レバー」です。肝臓機能には特に効果が高く、疲労回復、目の疲れ、貧血にも力を発揮します。抗ストレス効果のあるビタミン“パンテトン酸”も豊富で、善玉コレステロールを増やします。
豚レバーを牛乳に浸して臭みをとり、しょうゆ・酒で下味をつけます。豚レバーに片栗粉をまぶして揚げます。モヤシをいため、豚レバーとニラを加えてさらにいため、塩、オイスターソースなどで味付けします。


★体調を整え、健康を守るために      

玄米
中国の医食同源の食生活のよさは、ご飯が主食でないため料理が薄味になり、様々な栄養をとることができます。噛めば噛むほどに味があり、食物繊維も豊富な玄米。腸の有用菌を増やし、ビタミンB群を合成する効果も。生きているお米ですから、野菜感覚で使いたいものです。
フライパンでオリーブオイルを熱し、みじん切りのショウガ、ニンニク、タマネギをいためます。食べやすく切ったズッキーニ、パプリカ(赤・黄)を加えていため、塩こしょう、カレー粉・ターメリック(3対2の割合)で味を調え、玄米ごはんにかけます。


★疲労を回復し、笑顔でいるために    

柑橘
疲労回復物質として、クエン酸とアスパラギン酸は見逃せません。クエン酸は、筋肉にたまる疲労物質の“乳酸”を分解し、体を弱アルカリ性に改善します。アスパラギン酸は、スタミナドリンクで知られるように疲労回復を強化。クエン酸は柑橘類に、アスパラギン酸は、大豆モヤシや豚肉に含まれます。
熱湯に塩と白ワインをいれて、サッと豚肉に火を通します。タマネギはスライス、レタスはちぎり、冷水にさらします。グレープフルーツを房から外してほぐし、塩、酢、オリーブ油と混ぜて味を見ながら程よくつぶします。全部を混ぜ合わせます。

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母の日「おかあさん、ありがとう!」

2008-05-04 | 行事食
信濃毎日新聞社「 週刊さくだいら」
  母の日特集
<2001.5/10号掲載>


いつも家族のために、掃除や洗濯、おいしい料理づくりをしてくれるおかあさん。今年の母の日は、おとうさんと子供たちで、おかあさんのための料理に腕を振るってみませんか。

「いつまでも若々しく、元気でいてほしい…」家族の願いをいっぱい込めて、おかあさんにしあわせな一日をプレゼントしましょう。(材料は4人分です)
                     
「笑顔のおかあさんが一番!」
おかあさんがいつまでも若々しく元気でいるために注意することは、食生活と暮しのリズム。
心と体の若さを保つには、必要な栄養素をとって、ストレスをためない暮しをすることが大切です。
若さのヒケツは、明るい笑顔。家族が家事の大変さをわかってあげるだけで、おかあさんは“ニッコリ”。元気のもとになることでしょう。


若々しい肌のために
ビタミンC・E・B群、コラーゲン、亜鉛、その他細胞組織に必要なセラミド等の成分
(大豆製品、海藻、小魚、フルーツ、ハトムギ、植物油、カキ、牛乳など)

骨粗しょう症の予防に
ビタミンD・K・Cと、エストロゲン
(干しシイタケ、マグロの赤身、シワシの丸干し、納豆、キャベツ、ザクロ果汁など)

貧血予防のために
鉄分・ビタミンCとB12・葉酸
(レバー、ホウレンソウ、サンマ、カキ、のり、グリーンアスパラなど)

肥満防止のために
低脂肪食・食物繊維・ビタミンC
(赤身肉、海藻、コンニャク、キノコなど)

冷え性を防ぐために
冷えをやわらげる食品は、ビタミンEとB群・たんばく質・鉄分・DHA・EPA・アリシンを含むもの。
(レバー、モツ、小魚、大豆製品、ゴマ、ヒジキなどの海藻、鯉、フルーツなど)

血行をよくする根菜類や香辛料も効果的。
(ダイコン、ゴボウ、トウガラシなど)

髪の健康のために
たんぱく質・ビタミンEとB群・亜鉛・イソフラボン
(大豆製品、海藻、カシューナッツ、卵、レバーなど)


オードブル
                   
アボガトカップ 
①粉末寒天(2g)と水(170cc)をなべに入れて火にかけ、弱火で2分ほど沸騰させます。
②火からおろし、レモン汁(大さじ1)、しょうゆ(小さじ1)を加えて冷蔵庫で固め、レモンゼリーをつくります
③キュウリ(1/2本)とチーズ(適宜)を小さな角切りにします。
④②のゼリーをフォークでつぶし(または角切り)、③を混ぜます。
⑤アボガドを半分に割り、変色を防ぐためにレモン汁を振って④を盛ります。
【種の取り方】種は、包丁の根元を刺して左右に動かすと取れます
  

おすし
シーフードパワーずし                   

【材料】
ご飯・水………各3カップ
だし昆布………約7,8cm角
ヒジキ…………30g
サラダ油(大さじ1)、砂糖(カップ1/2)、しょうゆ(大さじ2)、水(カップ1)
お刺身(マグロ、タイ、ホタテ貝柱等)、ムキガニを好みで各少々
すし酢………酢(1/4カップ)、砂糖(大さじ1)、塩(小さじ2)


【作り方】

①ご飯をといでザルに上げて水気を切り、1時間位おきます。
②ヒジキをヒタヒタの水に入れて火にかけ、ひと煮立ちさせてザルに上げ、ザルに入れたまま何度も水を取り替えて洗います。
③サラダ油で②をいため、砂糖、しょうゆ、水で煮て味をつけます
④ご飯を炊きます。
⑤うちわなどであおぎながら、ご飯全体にすし酢をかけ、しゃもじで切るようにして混ぜてすし飯をつくります。
⑥大葉(シソの葉)をせん切りにして、少し水にさらします。
⑥汁気を取った③のヒジキを⑤に混ぜ、大葉も香りよく混ぜ込みます。
⑦器に盛り、お刺身、ムキガニを彩りよく散らします。

※旬のコゴミなどの山菜を塩ゆでにして彩りにするとベスト。


飲茶
                     

ほたてシューマイ
①長ネギ(小1本)とショウガ(1/2片)を刻みます。
②豚ひき肉(250g)とほたて缶詰(150g)、①を混ぜてなめらかに練ります。
③②に片栗粉(大さじ2)、卵(1/2個)、ゴマ油・しょうゆ・塩(各少々)を混ぜて、味を 調えます。(オイスターソースがあったら隠し味に加えます)
④シューマイの皮で③を包みます。左手にシューマイの皮をのせ、③をスプーンですくってのせ形を整えます。      
⑤好みで上に明太子やシラス干し、ホウレンソウ、グリンピースなどをのせて彩りよく。
⑥蒸し器にハクサイの葉を敷き、⑤を強火で蒸します。
⑦和からしと酢じょうゆを添えます。

※ハクサイは、切ってポン酢しょうゆを添えれば一品。

子供たちは卵の容器を使うと、簡単!
皮包みがスピードアップします。

 
デザート              
                     
イチゴヨーグルトアイス
【材料】
イチゴ………1/2カップ(約150g)
砂糖…………カップ1/2
生クリーム…カップ1(200cc)
プレーンヨーグルト…250cc

【作り方】
①イチゴを洗ってヘタを取り、砂糖と一緒につぶします。
②生クリームを堅めに泡立てて(九分立て)、ヨーグルトを加え、①と混ぜます。
③冷凍庫で冷し、1時間程したら全体をかき混ぜて空気を含ませ、さらに2~3時間冷します。
⑤途中で何度かかき混ぜて固めると、なめらかに仕上がります。
④冷した器に盛ってイチゴを添えます。

※バナナ、オレンジ、ブルーベリー(冷凍やジャム)などのフルーツでも応用できます。
バニラアイスにフルーツを混ぜて冷やすと即席。



ドリンク                

グレープフルーツハイ
グラスに氷と、グレープフルーツ果汁、焼酎を入れ、炭酸とガムシロップ(または甘味のついた炭酸水)で割ります。

ワインクーラー
グラスに氷を入れ、ワイン(白かロゼ)、グレープフルーツ果汁、炭酸水を3対2対1で注ぎ
ます。

レモンビール
グラスにレモン汁を1切れ分入れて、冷えたビールを注ぎます。
  ☆酵母とビタミンCの美容効果☆


お買い物チェック
アボガド レモン お刺身とムキガニ(シーフードすし用) ヒジキ イクラ キュウリ 
チーズ 豚ひき肉 ほたて缶 シューマイの皮  明太子 グレープフルーツ 生クリーム
ヨーグルト イチゴ ビールなどの酒 その他調味料


タイムスケジュール  

3時間前   アイスクリームをつくる
         ご飯をとぐ
         肉シューマイの具をつくる(味をなじませる)
         レモンゼリーをつくる
         ヒジキを煮る(味をなじませる)

2時間前    ご飯と水を一緒にしてスイッチを入れる
         アイスクリームを混ぜる

        <休憩>
1時間半前   シューマイをつくる
         グレープフルーツを絞って冷す

一時間前    すし飯をつくる(冷ます)
         シーフードパワーすしの仕上げ
         シューマイを蒸す
         アボガドカップをつくる
         ソフトドリンクをつくる
  
   (できあがり)








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母の日「おすすめの美容・健康法」

2008-05-04 | 行事食
                   信濃毎日新聞社「週刊さくだいら」
                       母の日特集
                     <2004.5/6号掲載>


母の日は「おかあさんにはいつまでも健康で若々しくいてほしい」という願いを改めて感じる日でもあります。
加齢による体の老化を防ぐためには、食べ物からとる栄養の効果が一番。
そこで、おかあさんの美容と健康を支え、笑顔を生み出す注目のアイテムや、食品が持つその効果と利用法を一堂にご紹介します。

「おかあさん、いつまでも元気で若々しく」
食品で体の芯から美容と健康づくり
美容と健康を守るためには、老化防止とバランスのよい栄養、ほどよい量の摂取が大切。
細胞の組織をつくり、細胞の活性化につながる栄養成分を知って、体の老化にブレーキをかけましょう。

〔たんぱく質〕
生命維持に欠かせない栄養。英語で「プロテイン」といわれます。
いろいろな食品を組み合わせることで利用効率が高まります。

〔ビタミンC〕 
美肌・美白には欠かせません。
コラーゲンの合成にも大切な栄養素。

〔ビタミンE〕 
活性酸素から細胞膜を守り、老化を防止。若さのビタミンです。

〔核酸〕    
細胞の新陳代謝を活発にします。
サケ、タラ、ノリ、煮干に豊富。

〔コラーゲン〕 
細胞と細胞をつなぎ、養分を補給する働きがあり、美肌づくり、関節炎や骨粗しょう症予防に。

〔イソフラボン〕
女性ホルモンに似た働きをするポリフェノールの一種。
エストロゲンの減少を補う女性の味方。
納豆1パックを食べると一日の必要量をクリア。
    
その他、レバーに含まれる「ナイアシン」や「ビオチン」は肌と髪の健康維持に。ビタミンDやKはじめ、リン・銅・グルコサミン・マンガンなどのミネラルは骨の健康づくりに必要です。


新茶
八十八夜を過ぎて、初摘みの新茶が出回っています。
みずみずしくて新鮮な一番茶は、葉がやわらかく、香りも色も味も一番。そして、水分やビタミンCなどのミネラルも他の時期の数倍多いといわれます。
   
「若さと美容に、お茶」という大きな理由は、活性酸素を抑える“抗酸化物質”が豊富なこと。活性酸素は、細胞を老化させ、シミ、シワ、たるみ、日焼け後のダメージを起こす老化現象の引き金です。
そこで、緑茶。緑茶のビタミンC・E、カロテンとカテキンの効果は強力で、老化防止に大いに役立つようです。
   
毎日飲める緑茶は、効果の蓄積も無理なく確か。
ミルなどで粉末にして、牛乳、ケーキ、てんぷら粉、白玉、麺類などにも混ぜて楽しめます。
茶殻は緑茶風呂にして、お肌スベスベ。消臭剤にも使ってみませんか。



豆乳
豆乳は大豆をすりつぶして水と合わせた絞り汁。“ニガリ”で固めたものが豆腐です。
「畑の肉」といわれる大豆の様々な栄養を含み、たんぱく質の含量は牛乳をやや上回ります。
細胞をつくる栄養源の基礎になり、動物性のたんぱく質が“瞬発力”に働くのに対し、大豆のたんぱく質は“持久力や忍耐力”につながります。

また、更年期の女性には欠かせないビタミンEやイソフラボン、サポニンが含まれ、老化防止・骨粗しょう症の予防に効果的。さらに肥満予防の効果のあるレシチンも含まれ、合わせて動脈硬化や脳の活性化にも役立ちます。

豆乳は牛乳と同じように、コーヒーや抹茶を加えたり、バナナセーキなどの飲料で楽しめます。
もちろん、豆乳に容量の約1%強のニガリを加えて加熱し固めると、家庭で簡単に手づくり豆腐づくりができます。牛乳アレルギーの方には特におすすめしたい食品です。
豆乳は、「豆乳石鹸」やむだ毛処理に効果のある「豆乳ローション」でも注目のアイテム。


にがり
話題のニガリ健康法。海水のミネラルが豊富に含まれるニガリは、ミネラル不足の現代人の様々な障害に効果があるといわれています。
美顔、アトピー、便秘、ストレス、歯周病などニガリローションを体につけたり、ニガリ水を飲むと徐々に変化を感じるとか。
まずは、美容と健康に関心をもつことが第一歩。適量を注意しながら、効果を楽しんでみましょう。


豆乳ヘルシーケーキ
卵(2個)を溶き、オカラ(200g)、豆乳(カップ1/3)、砂糖(80)、塩(小さじ  1/2)、サラダ油(大さじ3)に、ふるった小麦粉(100g)と重曹(小さじ1)を混ぜます。
好みでナッツやレーズン、煮リンゴ、ハーブを加えてケーキ型や牛乳パックに入れ、熱した180℃のオーブンで約30分位焼きます。

新茶と豆乳の美肌ゼリー
ゼライスについている作り方説明書に従って、水(1カップ)に抹茶を溶き、砂糖(大さじ2・1/2位)を入れてゼライス(指定の割合の量)で固め、器に入れます。新茶が固まったら、同様に豆乳(カップ1・1/2)、砂糖(大さじ4位)でゼリーをつくり、重ねて層状に固めます。
※ゼライスはゼラチン製品の商標登録です

マシュマロ

「コラーゲン」は、細胞に欠かせない物質。
体に含まれるコラーゲンの40%は皮膚に、20%は骨にあるといわれます。だから、コラーゲンの新陳代謝が活発になると老化を防ぎ、みずみずしい肌と強い骨をつくるわけです。

最近、コラーゲンの摂取源として人気が沸騰したマシュマロは、コラーゲンが豊富なゼラチンが原料。ゼラチンの92%がコラーゲンからできていますから、一日に必要量とされるコラーゲン「5g」をゼラチンから簡単にとることができます。

マシュマロは輸入品が多く、最近品薄。手づくりでたくさんつくり、母の日のプレゼントにも。毎日食べ続ける効果は、肌と骨で確認できるはずです。

手づくりマシュマロに挑戦!

①湯(大さじ4)にゼライス(15g)を振り入れてふやかします。四角い容器にコーンスターチを入れて平らにし、卵などの球になるもので個数分のくぼみをつくります。

②水(大さじ3強)、砂糖(大さじ5)、蜂蜜(大さじ3)を沸騰するまで熱して砂糖を溶かします。

③卵白(2個分)を泡立て、②を加えながら泡立ててバニラエッセンスを数滴入れます。

④①のくぼみに③をスプーンですくって入れ、冷蔵庫で5~10分冷やして粉を全体にまぶせば出来上がり。

※熱いコーヒーなどに5、6粒入れて溶かし、そのまま冷やすとゼリーになります。



アロエ

「医者いらず」といわれるアロエ。アロエベラとキダチアロエが食用になりますが、アロエベラの方が苦味が少なく、肉厚で食べやすいものです。
トゲを切り落とし皮をむいた透明な身が可食部。サッと熱湯でゆでて冷水で冷やし刺身に。サラダ、蜂蜜漬け、ジュース、ヨーグルトと一緒に。冷たく冷やした料理が合います。
内臓や皮膚の消炎作用や、様々な健康効果があるようです。




手づくりの美容液をプレゼントしましょう
【豆乳ローション】  むだ毛処理・美肌用
豆乳(250㏄)を弱火で熱し、50~60℃になったらレモン汁(1個分)を入れ、豆乳が固まりかけたら火を止め、消毒用アルコール(大さじ5)を入れてこします。
※アルコールは火気に注意。保存は冷蔵庫で。

【ニガリローション】  美肌・保湿用
精製水(カップ1)にニガリ(小さじ1/2~1)、グリセリン(小さじ2)を加えて混ぜます。
    


どちらもブームの手づくり美容液です。添加物なしで、ピチャピチャ使えるうれしい安さ。ゆったりとした自分への時間も“満足度100%”です。



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