《 空想から科学へ 》 奧菜主義革命~ 革命的奥菜主義者同盟非公然ブログ

奥菜恵さんは、精神と肉体の両方から無駄なものをすべて削ぎ落とし、必死に舞台に立っていた

無知の涙

2008年05月12日 21時02分11秒 | Weblog
阿佐ヶ谷スパイダースだ、『失われた時間を求めて』だ
と騒いでいる割には、
実は長塚圭史さんに関連した作品は
『桜飛沫』『胎内』
しか見たことが無いんです。
アサ・スパにはド素人なんです。

どれくらい素人かってーと、
中山祐一朗さんと山口祐一郎さんの区別がついていなかったという……
「テメーはベニサン・ビットに入る資格ねーよ」
ってくらいひどい話でしょ。
「あの人、どーやって2つの舞台こなすんだろ?」
って漠然と心配していたという……


そんな私が、
「宝塚の追っかけやっていたけど、アサ・スパは知りませーん」
という作業療法士の人と、5月8日にこんな会話をしてしまった。

「今度アサ・スパの舞台を観に行くんですよ」
「アサ・スパってよく知らないんだけど、どういう役者さんがいるの?」
「長塚京三さんの息子さん、圭史さんていいます」
「お父さんの方は知っているけど。あとは?」
「伊達暁さん」
「わからないな~。あとは?」
「(自信が無くて)※▽#$ユーイチロウさん」
「ああ、ミュージカルで有名な!」

(あれー?阿佐ヶ谷ってミュージカルもやるんだっけ?)なんて思いながらも
「どうせ阿佐ヶ谷を知らない人なんだから」と開き直って、
何とか話の辻褄を合わせてしまいました。

いま、あのお方の脳内では、
阿佐ヶ谷=歌える劇団 
『失われた時間を求めて』=ミュージカル
ということになっています。


落語の『千早振る』の主人公はきっと私のご先祖様だと思います。

「じゃ、最後の『とは』は?」
「私の口に戸は立てられぬ。」


♪飽和

2008年05月11日 21時24分20秒 | Weblog
♪あなたのくちびるに近づいてしまった
 ある飽和への入り口


「石原さとみ嬢の眉毛はなんであんなに太いんですかね~」

「それは可愛いお前をよ~ぉく見るためだよ」

「石原さとみ嬢の唇はどうしてあんなにタラコなんですかね~」

「それは可愛いお前を食べるためだよ~~」


また、意味のないパクリをやってしばった。「あと1㎜に」が欠落していますけど。


注)タイトルおよび記事の内容と画像と間には不条理が存在しています。蒼井優ですらないんだから。

フカきょん様、演劇界の池袋演芸場と言われているベニサン・ビットからの決死のリポート、お疲カレー!

2008年05月09日 20時26分22秒 | Weblog
奧菜恵さんにも熱演お疲カレー。
そして池袋演芸場は“地下2階のチベット”と呼ばれており、
本物のチベット:チョモランマでは北京オリンピックに向けての聖火リレーが政治色濃い中で決行された。
なぜ、国家主席不在の期間を狙ってこの政治イベントが行われたのか、国内外の政治アナリストたちは情勢分析を急いでいる

というさなか、初日から観劇なさるとは流石フカきょん様なり。
ネタバレのない、しかも大切なことは何一つ落としていない
完全無欠のレポート、大変参考になりました!
ありがとうございました。

ベンチの座り心地とか、補助席のあふれ具合とかは、
ある程度覚悟できていましたが、
空調の不備もあるのですか。
脳がのぼせるのは、あんまり好ましいことではないんですよね、私の病気。
でも覚悟が決まってしまえば、何とかなるものよ。
ケセランパサラン……

ン?いや、ケセラセラと。


うわさ話も、読ませていただきましたよ。
非公開にしておきましょうか、一応。
「公開でエエやん」ということなればご一報ください。
漢字で「小茉莉」ってサインを求めたんじゃないでしょうね(うわさ)。
1年ぶりでも名前を覚えてもらっているなんて、
うらやましい限りです。
私にはそんな自信はないので(いつかも書いたのですが)
「初めまして」
って挨拶したいと思います。そんな機会があれば、の話ですが。
いまは、終演後、上演時間に匹敵する間待つ元気はないもので。
元気なお人がうらやましいです。


てな、まとまりのない内容をいつも通り書いているように
世間様はお思いかと思いますが、
実は今夜のこの時間つぶしにはとても深いわけがあるのです。
今、何待ち?
『パズル』待ちなんです。

今季の各連ドラ番宣CMを見て、私は
「『おせん』と『パズル』しかないだろ-」
と思ったんですが、CMの出来の良さに欺されただけであった、
とすぐに気づきました。
センス無いっすね、私。

しかしそれでも、『おせん』はちょっとだけ、
食い物が主役扱いになってきて、おもしろさが出てきたんで、
あともう少しがんばって、見ようと思っています。

『パズル』はもう見捨てました。
石原さとみ嬢がせっかくの怪演を披露して孤軍奮闘しているというのに、
他の共演者が、まるで弾けていない。
主演一人を突っ走らしておいて、後がついていかない。
どうなっとるんじゃ。
もっとみんなでふざけちゃえばいいのに!
あ、それじゃ『トリック』になっちゃうか。
って限界がこの局のドラマ作りにはあって、
救われようがもはやないのだ。
勿体なし、石原覚悟の奇演。

じゃ、なんで今夜も見るのか。
先週は「日テレ、何度目だ『カリオストロの城』」をぶつけられて、
あまつさえ今週は「CX、『北の国から』もどき」をぶつけらてる、
というあまりの悲惨さに、義侠心を駆られたからである。

ドラマ自体には何の期待も、もうすでに残してはおらぬ。
来週はどんな裏番組が立ちはだかるのか?
それが楽しみになってきている。

金曜23時枠にしときゃよかった、てため息が聞こえてくるようだ。


って現代ネットみたいな〆方になっちゃった。

祝:初日

2008年05月08日 21時11分13秒 | Weblog
奧菜恵様、『失われた時間を求めて』初日おめでとうございます。
健康に十分ご留意をなされて、がんばってください!


同志諸兄へ 公演情報

=上演時間のご案内=
『失われた時間を求めて』上演時間は約1時間40分となっております(休憩し)。


=当日券のご案内=
全日程で当日券を補助席等を含め、数十枚ご用意できる予定です。

当日券 6,000円
※開演の1時間前から劇場窓口にて販売いたします。


初日ご覧になった方へ質問
物販は何かありましたか?
パンフレットはおいくらでしたか?

ネタバレとなるコメントはご遠慮願えれば大変ありがたいです。

「レイ、ここは天国かい?」「いや、ベニサン・ピットさ」W.P.キンセラに捧ぐ

2008年05月07日 21時02分38秒 | Weblog
奧菜恵様、いよいよ明日は
『失われた時間を求めて』の初日ですね。
今日は公開通し稽古だったのでしょうか。お疲れ様。
どうぞ今夜は長丁場に備えて、十分に英気を養ってください。

日程前半は観に行くことができませんが、
後半、必ず観に行きたいと思っております。

「束の間その役に生きて燃え尽き、また役に生きては燃え尽き……(紅い棘)」
という奧菜さんの意気込みを目の当たりにできることを
心から楽しみにいたしております。

単なる傍観者になることなく、
「表現者に訪れた感情の“波”を共有できる感受者」たらんとする気概を持って、舞台空間を作り上げる参加意識ある観客でありたい、
という感情の昂ぶり、今や切なるもの有り!


そしてどうしようもなく ばくばくと 呑まれていくのか

2008年05月05日 21時17分27秒 | Weblog
今日は神宮球場に行って、東京六大学野球の試合を見てきました。
2007年10月20日の法-明、東-立 1回戦以来です。
こうなる以前、最後に見たのが母校の絡まない試合だったというのが
笑えますな。いかにも私らしい。うん。

生で見る野球は本当に面白い。
ランナーの動き、野手の位置が分からないTV中継なんかじゃダメなんだ。

あんまり楽しかったので、2007年10月25日以来、
久しぶりにアルコールを口にさせてもらいました。
「カロリーオフ」タイプのビール系飲料をコップに1杯。

まずいですね-、あれ。
真っ先に思い浮かんだのが、

“ファンタ・アップル”

「これ、甘くないファンタアップルやん。
 う~ん、まずい!もう1杯!」
とは言わなかったが、まずいまずいいいながら
1杯飲み干しちゃうんだから
意地が汚いんですね。

アルコールと上手につきあえるかしら。
ばくばくと 呑まれることなく。


千駄ヶ谷まで行くことができました。
しかし、目指すは奧菜恵さんの待つベニサン・ビット、
JRで最寄り駅は両国。
千駄ヶ谷-両国は8.8㎞、黄色い電車で18分。
問題は千駄ヶ谷-両国間にあるのではなく、
両国-ベニサン・ビット間にあるのではあるまいか?

でも普通、池袋から新宿経由のルートは通らんわな。

なぜ今この作品を上演するのか?~~作家の今にシンクロした本

2008年05月04日 21時33分36秒 | Weblog
シアターガイド 2008/6 における奧菜恵同志の発言骨子

長塚圭史と伊達暁とは『胎内』(05年)で共演。スパイダースには初参加となる奥菜恵。
 「なんでかスーッと、昔から一緒にいたみたいな感覚で稽古しています。一緒に舞台に立てるっていうことがすごいうれしいことだし、幸せなこと。昨年、長塚さんから『新しい切り口でやりたい』って今回の方向性を伺って、それが私の中でフツフツとお芝居に対しての強い想いが湧いてきていた時期でもあって。何か新しいものを表現したいという部分が合致したんです」
 約一年ぶりの舞台出演を決意させた今作は、捉え方を観客に委ねた、ある意味自由な物語。「読んでる時は感じなかったのに、実際立ち稽古でせりふを言ったら、いきなりウッて泣きそうになっちゃったりとか。何を感じるかによって、どこで感情の波が来るか分からない」
 平凡な日常から抜け出そうとする“女”の役。「とにかく今までの生活から抜け出して、この一晩で生まれ変わるために、何でもいいから、乗っかれるものを追い求める。でも結局同じところをグルグルグルグル回って。確かなものを探したくて、見つけたくて--でも確かな物って自分の心次第。まだ稽古途中でなんて言ったらいいか分からないけど……」 どこまでも続くと思った夜がいつの間にか明るく白んでいたように、答えは舞台で見つかるだろう。


どこで演技者の感情に“波”が来たのか、
どんな“波”が来たのかを演技者が伝えきれるか、
そして私たちがその“波”を感じ取れるか、
感じた私たちがその“波”を演技者と共有できるか、
いつもに増して、表現者と感受者が共に芝居を作り上げていかねばならない演劇空間が目の前に生まれようとしているんだな、ということがよ~く伝わってきた。
これまで通りのアサスパの世界を求めたい人ほど、一筋縄では楽しめない舞台になるのかもしれない。
そこで、自らの殻を打ち破れなかった人が乗っかれる物を求めて、攻撃の矛先を奥菜さんに向けてくるのやもしれん。
「確かな物って自分の心次第。」という盟主の言葉を肝に銘じておきましょうぞ、革命的奥菜主義者諸君よ。

今となっては昔の話だが……元は体重98㎏

2008年05月03日 07時44分46秒 | Weblog
ベニサン・ビットの客席が

どんな雰囲気なのか分かる写真を発見!

こりゃ、痩せさらばえた尻や背中には辛そうだ。

すこーし、尻っぺたと背中の肉を取り戻しておこうか。

「なんでいちいち1行開けるのだ?」


「2行おき


 の方が


 よかったか?」


という書き込みを2ちゃんで見つけて、


大笑い。

私も休んでますけど、辞めませんよ!

2008年05月02日 09時47分24秒 | Weblog
5月2日付サンケイスポーツ紙に奧菜恵さんの記事が。

 女優、奥菜恵(28)が東京都江東区のベニサンピットでサンケイスポーツのインタビューに応じ、舞台「失われた時間を求めて」(8~27日、同所)で女優業を再開する心境を語った。昨年4月末、15年在籍した所属事務所を辞めて1年の休養を経た今、「どんな色に染まっても、白に戻る場所と時間が必要。そのバランスを考えてやっていきたい」と、自分のペースをつかんでいる。


 「休みは必要でした。働き過ぎでしたね。女優を辞めるつもりは全然なくて、自分と向き合う時間がほしかった」。少しやせた様子だが、明るい表情でサバサバと話す。



 12歳で仕事をはじめて以来、仕事漬け。平成16年1月にサイバーエージェントの藤田晋社長(34)と結婚し、17年7月に離婚。この間に仕事をセーブしたが、自身を見つめ直す長期休養は今回が初めて。約3カ月間のニューヨーク生活などを経て、見失っていた自分を取り戻した。



 「仕事をやるときは1つの作品にキチンと向かい、休むときには休む。器用ではないから、ガツガツしないで自分のペースとバランスをちゃんと考えながらやりたい」



 そう気持ちの整理がついたころ、舞台「胎内」(17年)で初めて組んだ劇作家兼俳優の長塚圭史(32)から、「失われた-」のオファーが来た。「『胎内』に出会って、心も体も演じる人物を生きるっていう今の私のお芝居への思いができていった」と、いい刺激を得た相手だっただけに今年2月に出演を決意。復帰準備を始めた。



 先月、著書「紅い棘(とげ)」(双葉社、1470円)を発売。その中で「今、信頼できる人がいる」とつづったが現在、恋愛は?の質問に「微妙ですね。でも両思いでないとしても誰かを大切にする心、愛する気持ちがあるだけで素敵なことだと最近思うんです。恋愛だけではないですが」と、いい恋をしている様子。



 今後の活動については「プラン? まあ、なんとなく」と濁したが「私にできることは役を通じて何かを表現して、見る人に伝えるだけ。基本はやっぱり芝居が好き。今は生きているって実感しているんです」とほほえんだ。


★長塚「信頼できる女優だと分かったから」

 舞台は長塚が主宰する演劇ユニット「阿佐ヶ谷スパイダース」の最新公演(作、演出、出演・長塚)で、ベンチがある広場で猫を探す男(長塚)、彼を追う女(奥菜)ら男女4人の会話劇。「始まりの入り口だけ見せて、あとはお客さんが想像して自分なりの答えを出せるようなシンプルな設定。阿佐スパとして実験的な作りです」と長塚。その挑戦に際して「『胎内』を一緒にやり信頼できる女優だと分かったから」と奥菜を抜てきした。「休養中ってよく知らなかったので普通に声をかけたんですけど」と頭を掻いていた。
(2008/5/2 サンケイスポーツ)


この芝居でも、初日前日のマスコミ向け公開通し稽古は有るんでしょうか?
初日の各スポーツ紙の記事には一応注目しておかないといけませんね。

汝の部署を抛棄せよ/汝の価値に目覚むべし/永き搾取に悩みたる/無産の民よ蹶起せよ

2008年05月01日 06時02分04秒 | Weblog
「休みたければ辞めろ」と言い放った経営者が
いたとか、いないとか。

今日は5月1日、メーデーだ。
今日お送りする1曲目は『ワルシャビャンカ』

暴虐の雲光を覆い
敵の嵐は荒れ狂う
怯まず進め我等の友よ
敵の鉄鎖を打ち砕け

自由の火柱輝かしく
頭上に高く燃え立ちぬ
今や最後の闘いに
勝利の旗はひらめかん

起て同胞(はらから)よ行け闘いに
聖なる血にまみれよ
砦の上に我等の世界
築き固めよ勇ましく


そして2曲目は『インターナショナル』
こういう日くらいは、ねえ。

起て飢えたる者よ 今ぞ日は近し
覚めよ我が同胞 暁は来ぬ
暴虐の鎖断つ日 旗は血と燃えて
海を隔てつ我等 腕(かいな)結びゆく
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
ああ 奧菜主義革命 我等がもの
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
ああ 奧菜主義革命 我等がもの

聞け我等が雄叫び 天地轟きて
屍越ゆる我が旗 行く手を守る
圧制の壁破りて 固き我が腕
今ぞ高く掲げん 我が勝利の旗
いざ闘わん いざ 奮い立て いざ
ああ 奧菜主義革命 我等がもの


お前は右なのか、左なのか?との声あり。
我は、革命的奧菜主義者なり!