安倍・菅政権の問題点ーーー歴史は繰り返す、独裁化の危険
安倍政権になって使われ始めた言葉が「忖度」である。 そして菅政権になってもっと悪質な形で出現している。 「忖度」から一歩進めて「介入」だ。その悪しき例が「日本学術会議」への人事...
維新による「大阪都構想」敗退後の政治状況を占う
維新による「大阪都構想」は、あえなく潰えてしまった。 大阪市を廃止して4つの特別区を作るという提案だが、NOを突き付けた大阪市民は賢明な選択をしたと思う。 もしこの住民投票が賛...
「全集中の呼吸」も乱れる菅首相の国会答弁
衆院予算委員会で国会論戦が始まった。 周りの側近からの入れ知恵なのか、菅首相は今はやりの「鬼滅の刃」でよく使われるきめ台詞を使った。 全集中の呼吸で答弁します。 しかし実際は...
国会論戦から見えてくる今後の政局を占うーー菅政権の行くへ
衆議院予算委員会が1日から始まった。 一問一答形式だから、質問者や答弁者の能力があからさまに出てしまう。 政治家にとっては真剣勝負の場であろう。 ...
わが国は重心が上がってきているーー危険な兆候
コロナ過と市場原理主義の浸透による格差拡大で、この国が持っていた「安定性」が崩れつつある。 要するに「重心」が上がってきているのだ。 嘉納治五郎が「柔道原理」の中心に置いたのが...
人物評価の基準ーー地位で人を評価すると誤る
のどかな時代には、「末は博士か大臣か」というのが立身出世物語の定番だった。 ところが今や「大臣」は、能力など関係なしに当選回数と派閥間のバランスで決まる。 ...
アメリカは「民主的な法の秩序」を取り戻すことが出来るか?
アメリカ大統領選は未だ決着がついていない。 だがバイデン優勢の状況は変わらないだろう。 4年前トランプの出現で世界はびっくりしたのだが、それで世界は少しでも良くなったのだろうか...
バイデン登場で世界は分断から融和へーー日本の進むべき道はどうあるべきか
熾烈を極めたアメリカの大統領選もようやく終幕を迎えつつある。 この4年間トランプがかき乱した「国際協調」という価値観が、バイデンによってもう一度再建されるであろう。 またそうあ...
日韓の対立は宿命なのか?--兄弟喧嘩を克服するためには
複雑系脳科学の権威中田力氏によると、日本人と韓国人の染色体に有意の差は認められない、という。 要するにどちらが兄か弟かはさておくとして、兄弟関係にあるということだ。 逆にそんな...
生涯修行を楽しむ
「人生、還暦からが本当の自分の人生だと考えています」 これは松原泰道老師の言葉だが、私もそんな感じがしている。 リタイア後はほぼすべてが自分の時間だから、自分のやりたいと思って...