メガヒヨの生息日記

メガヒヨ(観劇、旅行、鳥好き)のささいな日常

メガヒヨ in SPAIN 22 《エル・エスコリアル後編》

2012年03月21日 | メガヒヨのホリデイ

エル・エスコリアル修道院の美しい建物を満喫したメガヒヨ。
次は庭園を拝見したい。どこから入ればいいのかな?


こちらがエス・エスコリアル修道院の正面入り口。


メガヒヨが庭園への入口を探しまわっていた時、こちらの正面広場では小中学生のお子さんがはしゃぎまくっていた。


人が通ろうが構わずボール遊びなどをしている。
「どこの遠足の小学生? 引率の先生は何やってるの?」
とメガヒヨ、少々ムカっとしていた。

ところが鐘が鳴るとみんな建物の中に入っていく。
遠足の子供たちとは違うと思い、入って行ったドアを見てびっくり。


『REAL COLEGIO DE ALFONSO XII』
つまり、王立アルフォンソ7世学院。
超お坊ちゃま、お嬢ちゃま学校とのこと。
しかしすごいなぁ。16世紀に建てられた修道院を校舎として使うなんて。
ハリポタのホグワーツ魔法学校みたい!


さて。授業を受けている子供たちをよそに、休日の大人であるメガヒヨは庭園に向かうよ。


庭園の隣には貯水池が。


そこでは白鳥がすいすい泳いでいた。
絵になるね。


庭園から見たエル・エスコリアル修道院。
長っっ!!


振り返るとこんな感じ。


こちらでは多くのカナヘビを見かけた。
一等地に住んでるね!


見下ろすと果てしなく続く草原。


のどかな牧場の光景。


昔は水でも流れていたのかな?
ローマのパラティーノの丘でもこんな建造物をみかけたもので。


観光客が多い時は噴水を仕掛けるのかな?

 

 
バラの花が咲き始めていた。
この様な美しい建物の庭園では、お花をいっぱい咲かせてほしい。


メガヒヨの中の人、記念撮影を開始。


周りに人がいなくなった!!
中の人、貸切状態になりかなりリラックス。


突然何かのスイッチが入り始めた模様。


踊りだしたよっ、中の人


誰かこのオンナを止めてっ

 


再び人の声を聞いたのか。
中の人は我に帰り、庭園の撮影を再開。


この様な地下に続く階段をいくつも見かけた。
どんな場所に繋がっているのだろう?
すごく怖い未公開の部屋っていくつもあるんだろうな…。


楽しかった庭園散策も終わり。
またあの長い壁に沿って戻ることに。


戻る途中にTVクルーの撮影に出会った。
レポーター嬢らしき方がいたので、「世界ふしぎ発見」的な番組なのかな?


ところでエル・エスコリアルで買ったおみやげは、絵ハガキとこちらのキャンディ。
「caramel」とあったのでキャラメルなのかな~と思ったら、レモンとオレンジのフルーツ・キャンディだった。
スペイン語で「caramel」って、アメ一般のことを指すのね。

菓子屋一族出身のメガヒヨ母はこのキャンディを絶賛していた。
水飴を使用していない、上等なレシピだって。


帰路は歩いて駅に戻ることに。
公園の中を突っ切っていくと「地球の歩き方」に書いてあったので、てくてくと進む。


そんなうちに絵にかいた様な三叉路が!!
どの方向に進めばいいの~?

ここは野生の勘にまかせて真ん中を行くことに。


勘は正しかったらしく、公園の出口にたどり着けた。
ここは王様関係の土地なのかな?
入口の案内板に王冠マークがあった。

しかしこれだけの広大な土地、管理が大変だろうに。
経済危機とはいえ、公共の場所がこんなに美しく保たれている。
何やかや言っても、この国は大丈夫じゃないの?


駅まで続く道。
瀟洒な建物が並ぶ。


どちらかの個人宅の門にはこんなエジプシャーンなブロンズ像が。
地理的にも文化的にもエジプトが近いのかもね。


一時間に一本しかない電車がタイミングよく到着♪

エル・エスコリアル修道院は本当に美しい建物だった。
フェリペ2世が語った通り、「単純な形式にして気品と威厳に満ちた」場所だったもの。

もともとはガイドブックにあった写真に一目ぼれして行こうと決めたのだった。
こういう直感というか、一瞬で惹かれたものには概して当たりが多い。
こちらもその例にもれなかった。
自分の仕事に関してもいい追い風になったし、実りの多いワンデイ・トリップだった。 



4 コメント

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Unknown (Little sister)
2012-03-22 10:03:48
BS放映中の世界ふれあい町歩きみたいな旅をなさっているのですね。
いいなぁ~~!!
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ツアーはニガテなもので(笑) (メガネヒヨコ)
2012-03-22 22:56:55
Little sisterさん、こんばんは!

経験上、ツアーより個人旅行の方が私は性に合っているみたいです。
自分で行き方を調べて、その場でじっくり観ることが出来る分、行ったスポットは大変思い入れのある場所になりますよ。
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はくちょう・・・ (MARI)
2012-03-24 19:06:04
そしてヒヨコが!
ヒヨコが踊ってる!(笑)

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はくちょうといえば!! (メガネヒヨコ)
2012-03-24 21:00:53
B'way、いや世界で一番歌がうまい
身長196センチのナイスミドルでしょう!!

当日は贅沢なことに、庭園はほぼ貸切状態でした。
ヤマトヒヨコのつまらないダンスの代わりに、B'wayからピンクの羽根のヒヨコを連れてきて踊らせたかったです。
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