敗走した頼朝一行は箱根山中の「しとどの窟」に身を隠したと言われています。(3)

2022-02-12 | 歴史、

石橋山で敗れた頼朝一行は道なき箱根の山中をさ迷って箱根権現の方に逃れ

山中の「しとどの窟」、と呼ばれる洞窟に身を隠したそうです。散歩会の一行は湯河原から

中型バスで傾斜のきつい道路を登っていきましたが、当時馬に乗ってこの場所に辿りつくのは

至難の業だと思いました。体力のある武将達ですが、エネルギー源は玄米とか野菜、魚だった

のでしょうか?追手も沢山いたはずなのに、頼朝はとりわけ運のいい人だったと思いました。

バスを下りた地点です。芦ノ湖が眼下に見えました。この辺りは箱根ターンパイクの終点

かと思われました。

一行は山道を窟にに向かってどんどん下っていきました。

(真鶴の土肥実平がこのあたりに詳しく案内をしたとか。)

15分位どんどん下っていって思ったより遠いので帰り道のことが気になり梶先生に

「帰りの登り坂を戻れるか心配です。」と問うと、「登ってこれない人は置いて

いきますから山姥になるしかないですね。」とすました顔で言われてしまいました。

誰一人諦める人は無く全員無事に歩き通せました。

20分位歩いたと思います。途中所どころに、あと250Mとか道しるべなどがありました。

頼朝一行が身を隠したと言われる「しとどの窟」です。山水も流れていて夏なら数日

過ごせたでしょう。やはり梶原景時がここらをチェックにきたようです。

そうして岩屋に隠れている頼朝を見て見ぬふりをして見過ごしたとか。

 頼朝の何かに魅了されたのでしょか?やがて頼朝に仕えるようになります。

                                                                                       

現地の案内板です。

 



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