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カザミドリ

こんばんは、メーヴェです。

先日、久し振りに、入社当時とてもお世話になった会社の先輩の、
猫好き副店長にお会いしました。

メーヴェが入社した当時は副店長だったのですが、
今は副店長ではなくて、店長職を経た後、
本社(と呼ばれている事務所のようなところ)で、
広告を作ったりとか、備品を管理したりとか、
何かよくわからない雑務とか、そういうことをしてるらしいです。

で、普段はほとんど接点がないのですが、
その日はどういうわけか、商品部のバイヤーの方と一緒に、
ふらふらっとお店にやってきたのです。

広告に使う写真を撮ったりとか、なんかそういうことをしにきたのかなと
思っていると、私の仕事を邪魔しに作業スペースに
ふらふらっとやってきました。

その時、不意に思い立った事があったので、
彼を呼び止めて、




「あの! ちょっと聞いてください!」



「へ?」



「30歳になりました☆」




「おぉぉお!! おめでとう!!」












それだよ!!



私が求めていたリアクションはそれなんですよ!!
なかなかわかってるじゃないか!!(偉そう)


彼は、入社当時のお子ちゃまだった私を知っている人なので、
(その中でも比較的年が近い)
もしかしたらそう言ってくれるのではないかなーと思って
全力で投げたボールを、ちゃんとストライクゾーンに投げ返してくれて
ちょっとかなり嬉しかったです。ふー、やれやれ。

あのひよっこだったメーヴェさんがねえ…
あっと言う間だねえ…みたいなことを仰っていました。
(繰り返しますが、比較的年は近いです…たぶん)

そんなすごく恩のある人なのに
扱いが雑と言うウワサもありますが…
それは本人の日頃の行いのせいと言うか…


例えば、同じ職場で仕事をしていた時のことなのですが、

「弁当の注文しといて」
「何頼んだらいいですか?」
「んー。Aランチでいいや」

という会話の後、素直に近所のお弁当屋さんに電話をしたら、

「Aランチというメニューはないんですけど…」

と申し訳なさそうに言われたことがあったりとか。
(メニュー表がなかったんです)(結局幕の内にしてもらった…)


それから時々、初対面の人に真顔で、

「俺バツイチだからプライベートな事はあまりきかないで」

という真っ赤な嘘をつくらしいとか。


…何というか、ちょっとつかみどころのない人であります。

………

おや?

おかしいな、もうちょっと美談なツカミだったはずなのに…

えーと。なんだっけ。

あっ、そうそう。
それでまあちょっと嬉しかったので、
「今しかできないかも!」としつこく続けてきた三十路トークも
ここらへんで気持ち良く締めようかなと思ったわけです。

くどいようだけど、本人的にはあんまり気にしてませんしね!!
(繰り返すと何故か嘘くさくなる不思議)

じゃなくて。

30年間、毎日、何かに喜んだり哀しんだり、頑張ったり怠けたり、
誰かに親切にしてもらったり、それを返したくて努力をしたり、
やっつけ仕事が案外ひとから褒められちゃったり、
そんなことのすべてが今の私を作っている大切な積み重ねなのだから、
ありのままを受け止めて、これからも自分に水をやって、育てて行きたいと思います。


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