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借りぐらしとシュアリーサムデイ

こんばんは、メーヴェです。

感想はのちほど、なんて言った後に放置とか
楽しみにしていた方がいたらどう責任を取るんだ!!(すいません)

今さらですが一応。石を投げられる覚悟で。

「借りぐらしのアリエッティ」

率直に言うと、私は好きです。
が、好みの分かれる作品だと思います。

伝説の城を探す冒険とか、唐突に異世界に吹っ飛ばされるとか、
愛する人と世界の危機を救う!みたいなノリではないので、
無意識にそういう、めくるめく展開を期待したり、
あるいは、とりあえずジブリだから見よう、と言う人には物足りないかも。

私は予告を見て、主題歌を聴いて、心惹かれて映画館に行ったので
いろいろドンピシャでした。

小人目線での世界のスケールは見ていておもしろかったし、
アリエッティと翔が、時間をかけて心を通わせていく過程に
じんとくるものがありました。

終わり方に賛否両論あるかもしれないけど、あれはあれでいいのです。
むしろああでなくては、それまでの彼女の言葉が全部薄っぺらいものに
なってしまいかねないので。

アリエッティは感情豊かな女の子だけど、
同時に強い意志を持ったひとりの人間(小人だけど)だから、
自分の道をしっかりと自分で選んでる。私はそう感じました。
テーマを貫いたところにも、この映画の価値があると思います。


「SURELY SOMDAY」

見ようと思った理由は、
監督の人のファン、と言う事は全くなく(すいません)
公開前にサウンドトラック的なCDが出ていて、
有名な作曲家さんが参加されているのを知り、本編が気になったからです(笑)

あとメインキャストの俳優さんが気になったので。
(「きみにしか聞こえない」は号泣しましたよ。。)

これも、私個人的には楽しめました。
アリエッティとは対照的に、大変とっ散らかった展開ですが、
…こう言うのも青春と呼ぶのかな。
問題児たちが繰り広げる青春群像劇。

実際は決してそんなサワヤカなストーリーではないんですけど、
(これも変に期待しない方が楽しめると思う)
断片的に振り返ってみると、必死に足掻いている生き様が、
青春と言えば青春と言える気がします。

こっちのラストも、あれはあれで仕方ないと思いますな。
過去と現在のいろんな事に決着はついたものの、
全てが上手くいくわけではなく、
ほんのり切なさが漂って、味わい深いです。

主題歌(でいいのかな?バンドで歌うやつ)はわりと気に入りました。
素人くささがいいです(笑)。(そういう設定なので)

「because」は映画の中だと激しく違和感があります…。
が、これ1曲だけで聴くとすごくいいです。
ちなみに美しいボーカルは、手嶌葵嬢によるものです(「テルーの歌」の人)。


内容に触れないように書くと何が何だかですが…
詳しく書くと更に長くなること必至なので、ここらへんで許してください。


やることやって肩の荷が下りたので、次はもう少し早めに現れようと思います。
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