goo

男子フィギュア フリー

こんばんは、メーヴェです。

高橋大輔選手、銅メダル獲得おめでとうございます!

4回転の転倒は惜しかったものの、躍動感あふれる演技で、
フリーの演技構成点は、堂々のトップでさすが!

ただ技術点の方はあまり伸びなかったため、
実はフリーだけで見ると、5位という成績だったりします。

(※フィギュアスケートのスコアは技術点と演技構成点の2種類で評価される)
(※技術点は技の難易度や完成度等を、演技構成点は芸術的な要素を評価される)

しかし、オリンピックの歴史に残る、素晴らしい演技だったと思います。
あれだけ人を惹きつける演技は、ちょっとない。
フィギュアを普段見ない人でも、つい見入ってしまうような、
変化に富んだ内容と、表情豊かな演技は、多くの人の記憶に残るのではないかと思います。
良いものを見ました、ありがとうございました!


ちなみに、
上位3名(ライサチェク、プルシェンコ、高橋選手)以外で、
フリーの演技の評価が高かった選手は、
スイスのステファン・ランビエル選手と、カナダのパトリック・チャン選手。
2人とも、演技構成点が80点代とトップクラス!

ランビエル選手の、優美な身のこなしと、高速かつ美しいスピンは、
まさしく世界最高峰!
ジャンプの着地で、手をついてしまった場面などがあり、
惜しくもパーフェクトな演技とはなりませんでしたが、とても印象に残る演技でした!

チャン選手は、ショートプログラムでミスが目立って順位が低かったものの、
とても美しい演技でフリー4位、総合5位の成績、しかも弱冠19歳と言うから驚きです!


逆に、我らが日本の織田選手は、ショートプログラムでは安定したいい演技だったものの、
ここにきて滑走順とかアクシデントとか、いろいろな試練に襲われた感じですね。

私個人的には、アクシデントによる減点よりも(中断で減点2、転倒で減点1)、
表情が全体的に硬かった様なのが、気になりました。緊張でしょうか。
本人も「足がすくんだ」と言っていましたが。(特にライサチェクの後だったので)

しかし、演技そのものは、とても綺麗な滑りをしていると思うし、
(彼は体が柔らかくて、着氷とかがすごくなめらかで綺麗なんです)、
中断後の最初のスピンも、根性見せたと言うか、まったく乱れていなかったのは、
さすが一流のプロスケーターで、素晴らしかったなあと思います。
願わくばいつかもう一度、
中断なしの、完全版のチャップリン・メドレーを、見てみたいものです。


小塚選手の4回転はびっくりした!
初めて成功させたのがオリンピックって、どれだけ勝負強いのか…
3回転半で惜しくも転倒するも、最後は高速スピンで決めてくれました!

トップクラスの選手たちに比べると、やや見劣りするかもしれませんが、
まだ20歳(!)なので、今回の経験を生かしてもっとすごいスケートを
見せてくれるのではないかと、今後の期待が大きい選手です。
ぜひまたオリンピックの舞台で、メダルを掛けて戦う選手に成長して欲しいと思います。


ライサチェク選手、プルシェンコ選手については、何を語ればいいのか…
点数もごくごく僅差だし、非常に甲乙つけがたい演技でした。

強いて言うなら、プルシェンコ選手のジャンプの着氷の乱れが非常に惜しく、
ライサチェク選手のパーフェクトなスケーティングが光ったのが、
そのまま最終結果になったかなと思います。

ライサチェク選手はダイナミックでありながら、手足の動きがとてもしなやかで
とても美しいし、ステップの技術もかなり高いそうです(素人目にはわかりませんが)。
4回転は飛びませんが、それ以外の技で魅せてくれた、見事な演技でした!

プルシェンコ選手と言えば、4回転ジャンプ。
本人もそこにこだわりが強く、ジャンプを最大の武器にしている選手なので、
ジャンプの乱れは残念だったなあと思います…本当にちょっとだけなんですけどね。
しかし、休養から現役復帰していきなり4回転-3回転のコンビネーションジャンプとか
もう伝説的だと思います!


こんな見所満載のバンクーバーオリンピック、男子フィギュアスケート、
素晴らしい演技をみせてくれた、選手の皆さんありがとうございました&お疲れ様でした!



…と、そう言えば。


こんなに熱くえらそうに、
フィギュアスケートについて語っているメーヴェさんですが、



実はアイススケートを一度もしたことがありません。



という事実にふと気がついて、愕然としました…
ローラースケートは流行ってた時に少しやったんだけどね…
氷の上をすべるとかマジですか? みたいな次元の人。
一般人がやるスポーツじゃないんじゃないの? みたいな。

………

スケート選手のひとってすごいなあ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )