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アレクセイ・N・トルストイの記念像

2010-03-16 | ★文学★
ニキーツキー門(ニキーツキエ・ヴァロータ)のところにある大昇天教会で、1831年、国民的詩人アレクサンドル・プーシキンが結婚式を挙げたことは既に書いたとおりです。

ところでこの教会の前には中庭というか、小さな公園のようなスペースがあるのですが、その小さな公園にはどっしりとした「大きな」銅像が設置されています。
この銅像は、スターリン賞も受賞したというロシア語圏では初の「SF小説」を書いた作家アレクセイ・N・トルストイ(1883年~1945年)の記念像です。
このすぐ横に、アレクセイ・N・トルストイが住んでいた邸宅があり、そのためここに記念像があります。



アレクセイ・N・トルストイは「SF小説」だけでなく、歴史小説や、イタリアの作家カルロ・コッローディが書いた児童文学『ピノッキオの冒険』(1883年)を翻案した『ブラチーノの冒険、または黄金の鍵』(1936年)の作者としても有名です。

ちなみに『戦争と平和』を書いたレフ・トルストイとは別人ですのでご注意ください。
尚、トルストイ家は古くから続くロシア有数の大貴族の家系(伯爵家)で、レフ・トルストイもアレクセイ・N・トルストイもこの家系に属します。ほかにも「トルストイ伯爵」の血筋に属し、「トルストイ」の苗字を名乗っている人が作家だけでもアレクセイ・K・トルストイ(1817―1875) 、レフ・L・トルストイ(1871―1945)などいますので、名前、苗字だけではなく父姓(名前と苗字にはさまれているアルファベットの部分)にも気をつける必要があります。

■昨日のの答え=・・・ГВАТЕМАЛА・・・グワテマラ(意味:グアテマラ)

■今日の=次の単語を発音してみましょう。
УРУГВАЙ

(答えは・・・明日のお楽しみ)

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