clover note

徒然なる日々の覚え書き。

苗字だけはご立派なのにねぇ・・・

2010-02-22 09:28:01 | ニュース記事より
【国母選手が整えて帰国「いろいろあったけど感謝」】


 出国時の乱れた服装が問題となったバンクーバー五輪スノーボードの国母(こくぼ)和宏選手(21)が21日、成田空港に帰国し、同僚選手らと記者会見した。

 シャツのすそをズボンに入れるなど整った身なりで帰国した国母選手は、「五輪で得たもの」を聞かれ、「ちょっと、分かんないっす」と小声で語った。今後のスケジュールについては「言えないです」と述べた。

 これに先立ち、テレビの取材に答えた国母選手は、「いろいろあったけど、最後まで応援してくれたことに感謝している」と語った。

(2010年2月22日01時38分 読売新聞)




未成年ならいざ知らず・・・
とは言え未成年なら許されると言うことではないけれど、一応21歳の「成人」なんですから・・・
TPOに合わせた身なりや態度で人前に出るのは最低限の行動であり礼儀です。
ましてや国の代表として税金使って五輪に参加させてもらってるのですから、公式の場では「大人」としてきちんと振舞わなければ。
もう一つ言えば、個人で競技に出ているのじゃなくて「オリンピック日本代表チームの一員」としての参加ですから、おのずと制約が掛かるのは当たり前。
何か不祥事でもあれば広く周りにも迷惑がかかる・・・
五輪関係者だけではなく、もちろん両親や妻など本人の家族にも。
この人はそこが全く分かっていない。
普段のプライベートでは、腰パンだろうが語尾を伸ばした喋り方だろうがふてぶてしい態度だろうが、そんなのは個人のスタイルですから別にどうでも良いですけど。
立場が変わったら少なくともそれに合わせないと。


どうしても「俺流」を貫きたかったんなら、服装を批判された時点で出場を蹴って帰れば良かったんだよ。
「五輪だからと言って特別な意識はない」という趣旨の発言もあったそうだしね。
だったらわざわざ窮屈な場に参加せず、うるさく言われない大会ででも腰パン下げてチョロチョロ滑ってりゃ良いじゃん。
自分のスタイルを変えるのがどうしても嫌なら、無理に流儀を曲げてまで出る事もないだろうに・・・
それならまだ筋が通っているし、共感出来るように思う。
しかし、中途半端な謝罪会見して更に反感買った挙句、入賞8位とはいえ全然メダルには手が届かない結果じゃねぇ・・・
何だかなぁ・・・正直言って無様で格好悪いしダサいよ。
苦笑を禁じえないとはこの事です。




この国母という人の今回の態度を見ていると、何だか反抗期の頭の悪い中学生みたいに見えて仕方ないですね。
一応大学生だそうですが、勉強の出来る出来ないとは関係なく単純に馬鹿に見えます。
礼儀知らずで無知な子供がそのまま歳だけ重ねたような・・・


普段から「人と同じ事をするのが嫌」とか言っているらしいですが、それは公式の場にだらしない制服姿で出て来て良い理由にはなりませんし、人前で不遜な言動をする理由にもなりません。
それは個性の表現や反骨精神とは全然別次元の問題だと思う。
この歳でその程度のことも理解できていないのなら感覚が幼すぎ。
多分、ちゃんとした躾や教育を親から受けて育って来なかったんだろうなぁ・・・と思う。
お気の毒に。
親の顔が見てみたい、そんなレベル。


少なくとも親は子供を、人前で恥をかいているのにそれが分からないような人間に育てちゃダメですよ。
結果的に本人が可哀相です・・・
五輪にまで出られる素晴らしい能力がありながら、変な所で人間的に大きな損をしている。
人当たりの印象ってとても大事なのに・・・自ら価値を下げてるなんて非常に勿体ないと思います。



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