It's just me,myself and I

横浜育ち、米在住23年の女性のくだらない日記の中に、日米のギャップ、バークレーでの生き方、パイロットの毎日が見られる。

納得行かない怖い話

2016-12-21 | Weblog
この前のカンクンの続き。




ホテルにチェックインしたのが午後6時。夕食を終えたのが午後8時半。 6階で機長とエレベーターを降りると、ハウスキーパー(メイド)の男性がタオルなどが入ったカートの横に立っていた。エレベーターから10メートルくらい行ったところで、キスをするようなチューっていう音が聞こえた。 え? ラテン系の国やヨーロッパなどで男性が可愛い女性に冷やかしのようにするジェスチャーだが、ここはよろしいホテルだし、ホテルの人たちはみんな一生懸命な働き者なので、きっと空耳だと思った。 機長は何も気が付いてない。

部屋に戻ってバルコニーで海を見ながらまったりして、贅沢なシャワーを楽しんで寝る準備をしていると。。。コンコンコン。 ノックの音が聞こえた。 夜の9時だし、訪問者が来る予定はなかったので、他の部屋だと思ってドアにはいかなかった。 コンコンコン。。。。。再度ノック。 数秒放っておいて、念のためにドアの小さい穴から覗くと。。。。ぎゃっ。 ハウスキーパーの男性が鍵カードでドアを開けようとしていた。

ノ ネセスィト ナダ! 何も必要ありませんよ。

とドアの内側から言うと男性は去って行った。 多分エレベーターで見た男性。


んーーーーーーーーー。 高級ホテルでは頻繁に部屋のお世話をしたりするけど、チェックインの3時間後、しかも午後9時に客室のサービスに来る?? 部屋を出るときに、鍵を持った悪い人が入って来ないように、部屋に誰かがいるのを装ってテレビを付けっぱなしにしてある。 それでもノックへの応答がないと入ってくるのかと思うと、彼は単に仕事をしているだけかとは思うけど、なんとも言えない気持ちになった。 んーーーーー。 というわけで、ホテルのサービス方針を知るために、オンラインで会社を通して質問書を出しておいた。


何十年の数え切れないクルーのホテル滞在の中で、窃盗、泥棒、強盗、強姦などの被害は少ないけど皆無ではないわけで。夕飯を食べて帰ってきたら、部屋の中の貴重品がなくなっていた、知らない男が部屋で待っていたなど、女性としては慎重に対応しなければいけない事もある。 この場合、悪い人がホテル外から入ってきた人、そのホテルの宿泊客という事もあれば、一番タチの悪い、鍵を手に出来る立場にあるホテル関係者という事も。