It's just me,myself and I

横浜育ち、米在住23年の女性のくだらない日記の中に、日米のギャップ、バークレーでの生き方、パイロットの毎日が見られる。

隠しカメラは見た!!

2012-08-31 | Weblog
8月26日の日記  後半

パナマに着いた。 入国管理の人達はとても無愛想だった。 ベトナムの入管を思い出す。 外国に来て悩まされるのがタクシー。 外国のタクシーはいつも観光客に高い値段をチャージしたり、遠回りをする。 だから前もってある程度の距離、ある都市からある都市までタクシーはいくらなのかをネットで調べておくのが大切。 パナマシティーの空港はトクメンと呼ばれていて、ここからパナマ運河のあるアマドールという場所までは30ドルなはず。 アマドールのマリーナに電話して、”もう少し安くタクシーに乗れる手段はありますか? 空港外や、出発口(到着口ではなく)でタクシーを拾うと30ドル以下という話を聞いたんですが。。。。”。 すると、”どこで拾っても30ドルです。”と呆れた感じの応答だった。 んんんん。 そっか。 そうかなぁ。 出発口で安くタクシーを拾えるかもしれないというのの理由は、パナマシティーから来たお客さんを空港で落としたタクシーは、次のお客さんを探しにパナマシティーに戻らなければいけない。 空港とパナマシティーの間は30分くらいかかる。 空で戻るくらいなら、30ドルはチャージできなくても、なにかチャージしてシティー方面に戻ったほうが得なのだ。 

入管を終えて、到着口に出た途端二人のお兄ちゃんにせまられる。。。。”タクシー、タクシー。”もっと10人くらいに囲まれると思ってたけど、2人か。 ”Nooooo Gracias."と断ってそのまま出発口にエスカレーターで上がる。 で出発口に出た途端、黄色いキャブ(タクシー)が視界に入った。 向こうも実はお客さんを探しながらゆっくり空港を出るところだった。 目線があう。 ここは、ちょっと無愛想な顔をして交渉を始める。 ニコニコして交渉すると、いい値段が出てこないから。 スペイン語で、”アマドールにあるバルボアヨットクラブまで行きたいんですけど分かりますか。。。。。。15ドルで!! 全て込みで15ドルで!!” インターネットで聞いたことのある値段だった。 
おじさんは、”18ドル、18ドルだよ。” 
私”18ドルで全て込みですね。”
おじさん、”とにかく早く荷物を入れてよ。 こんな所で客を拾ってたら警察につかまっちゃうから。”
私”18ですねーーーー!!!!!??”
急かすのも向こうの作戦だ。 乗ってしまえばこっちのものって感じ。 結局、18ドルの上に、高速道路の費用(本当は3ドル)などもあるので2ドル上乗せした20ドルになった。 はははははは。 18ドルがよかったけど、交渉ってエネルギーがいるというか、疲れるんだよね。 でも地元の人達(マリーナとホテル)2人が30ドルって言い張っていたところで20ドルは悪くないでしょ? でもこの交渉はスペイン語が出来たほうがやりやすいけど。 

でね、パナマ運河の旅のビデオと写真で短いムービーを作ろうかなぁと考えているので、この交渉の様子も実はビデオで取ってあるのだ。 ははははは。 バックパックのストラップの所に付けたビデオだから隠しカメラでもないけど、運転手と話す時にかがんだらカメラが下を向いてしまって、隠しカメラは見た!!!みたいになっちゃった。 はははは。

つづく 

このままの顔で

2012-08-26 | Weblog
8月26日の日記


22日からは26日は、年に一回のトレーニングのためにダラスに行ってた。 準備は。。。。んんん。 完璧に準備はできてなかった。 ていうか、準備が完璧なんて思えないと思う。 30人くらいクラスにいるなかで、女性はもちろん私一人だった。 まぁ、ほとんど毎年こんなもんかな。 確率でいうと女性は3%なので、30人で女性が一人ってのは合ってるかな。 でも30人の中で知り合いもいたけど。 一緒に飛んだ事のある機長とか、オークランドで見たことがある副操縦士とか。 6000人もいるパイロットの中で、たまたま集まった30人の中に知り合いがいるってのはすごいなぁと思った。 私も少しずつ人を知るようになってきたのかなぁ。

私は授業中に積極的に聞き入らないと、ふわーっと集中力がなくなって話を聞かなくなるので、”ちゃんと聞く、ちゃんと聞く。”と自分に言い聞かせながら頑張った。 物事に集中できない子供たちはADD(Attention Deficit Disorder)と診断されたりするんだけど、私もADDかなと思う。 ノートとかに書かなくても、講義だけ聞いてればテストでいい点を取れる人っているでしょ? 今の私はそういう人じゃないから、そういう風になりたい。 

23日の夜は、大学時代の先輩のNR君とご飯を食べた。 ダラスにあるテイテイって美味しいジャパニーズのレストランに連れて行ってくれた。 NR君は飛行機を売る仕事をしている。 立派に海外出張などもしていて、ぉおおーービジネスマンだぁと思った。 NR君はトヨタの大きい頑丈なSUVに乗っていて、新車で買ってもう10年くらい乗っているらしい。 値段が高くてもいい物を買えば長持ちするとよく聞くが、これはとてもいい例だと思った。 全然古く見えない。 超豪華に見えた。 お店では、牛タンカレー、えのきバター、おくらの辛子あえ、げそ、サーモンかまなどを食べた。 美味しかったー。 ここは少し高めだけど、食べたかいがあった。 しかも先輩がご飯をおごってくれたーーーーーぁ。 割り勘でもいいのにー。 ごっそうさんでした。 本当にエンジョイしました。 しばらくは、あの夜のご飯を考えながらぽけーつとしてました。 また会えてよかったよ。 こんどは日本で、R兄さん、Y姉さんの家で大集合したいね。 お仕事頑張ってね。

25日の午前9時半は肝心のシミュレーターのチェックライドだった。 しかも、一緒に試験を受けるはずだった副操縦士の男性は病欠だったので、私一人。 というわけで教官の一人が私の機長として飛ぶ事になった。 ひゃーーー。 なにが嫌って、試験官が飛行機のシステムについて私にいろいろと質問をする時に、1つ目は私に聞いて、2つ目はもう一人の副操縦士に聞いて。。。。って出来ないでしょ? 質問は全て私に聞かれる。。。。これはちょっときつかった。 なんとか通過したぞ!! 試験官は71歳のベテランパイロットで、横に座った教官のDさんは73歳くらい。 ベテランパイロット二人に見られながら質問されたり、シミュレーターを飛ぶのはちょっと緊張する。 でもシミュレーターの部分は得意なので、コックピットに入ってしまえばこっちのものだ。 離陸をするための滑走中の緊急事態、飛行機が地上を離れる寸前のエンジン故障などなど。 このエンジン故障は、ただ単にエンジンの火が消えるのではなく、大変なダメージが起きてエンジン、そして機体自体が激しく揺れるというものだった。 シミュレーターはよく出来ているので、ひどく揺れてその緊迫感が伝わる。 私はコックピットの中ではとても落ち着いていて、今ブログをタイプしているそのままの顔で飛び続ける。 緊張の汗をかかない。 "max thrust...(at 400 ft), heading select, what's the problem?"
D: "We have a severe damage on number 2 engine."
me : "OK. memory items for engine fire/severe damage/separation/seizure....I say, you do. right thrust lever...close...right start lever...cut off...." 
というわけで上出来で、試験官には満足していただけました。 ピース。

試験日の朝にレンタカーをピックアップしてあったので、そのままアキキリンの家に行った。 彼女のベビーはドクターの指示で予定よりも2週間も早く生まれる事になったのだ。 2500グラム弱らしいCちゃんは、アメリカの基準からすると”小さい、思った具合に育っていない。”と診断されやすく、母体にいるよりは生まれてきてしまったほうがNICU(乳幼児の集中治療室)でケアができるとか何とか。

Cちゃんは小さーーい。 生まれたての赤ちゃんってこんなに軽いのね。。。。と思った。 生まれたての赤ちゃんって、生まれたての動物みたいな容姿の印象だけど、Cちゃんはとても可愛くて、ちいさい神様みたいだと思った。 見ていてとても聖なるものがあった。 やっぱりお友達の子供は可愛いのかなぁ。 アキキリンは、初産なのに陣痛もひどく長くはなくて(って本人が強いだけ?)、ナースが”そろそろかしら?”と覗いた頃にはもうCちゃんの頭が見えてきたくらいの早さで物事が進んだらしい。 ははははは。 すごいなぁ。 そして痛み止めはなしで3回プッシュしてCちゃんは生まれてきました。 イェーイ。 今回の訪問で思った事。 (Cちゃんを見ながら)、この子が今アキキリンのお腹の中にいてもおかしくないんだ。。。。今お腹の中でこうやってあくびをしたり、ストレッチをしたりしてたかもしれないんだ。。。。。(まだ予定日前だから。)それが信じられなかった。 いつも思うけど、妊娠、出産って本当に奇跡だなぁって。 

で、またいろいろとおしゃべりをして、ちょっとだけ寝てから午前4時にはレンタカーでDFW(ダラス)へ向かった。 そこからIAH(ヒューストン)へ飛んで、今パナマに行く飛行機の中。 ははははは。 相変わらず動き回ってるでしょ。 

今、ベン君の船はパナマ運河の太平洋側に停まっていて、27日にパナマ運河通過だ。 太平洋から大西洋だったら東行きと思うかもしれないけど、運河の向きからすると実は西行きなのだ。 はははは。 これは地図をみればすぐ納得すると思うけど。 運河通過はとても特別な日なので、Lさん(カリフォルニアから、ベンパパと一緒にずっとセールしてくれた)、Lさんの奥さんのSさん、ベンママのMさん、Mさんのお友達でベリースの時にカタモランに泊まらせてくれたDさん、そしてベンがすでに船に到着している。 あと、もう一人Cさんがここからアメリカ合衆国までのセールを手伝うために昨日到着した。

2日間万歳

2012-08-23 | Weblog
8月21日くらいの日記。(今パナマの空港でアップちう。)

ういっす。 ひさしぶりです。

カリフォルニアに帰ってくると落ち着く。 家だー。(アパートだけど)いっぱい野菜を食べて、お友達に会いたい。 でも実は忙しい1週間なのだ。 二日間仕事をして、一日休み。 もう二日間仕事をして、一日休み。 その後は年に一回のトレーニングでダラスに行かねばならない。 18日は日本人のT君とサンフランのフードフェスティバルに行って来た。 1キロくらい歩行者天国になっていて、いろんなレストランが屋台を出している。 一皿3-8ドルでメキシカン、タイ、韓国、日本など、いろんな食べ物が売られていた。 二人で電車で行って。。。。。すっごい人だったよ。 人ごみって歩いているだけで疲れちゃうよね。 で、食べ物自体は本当に大した事がなかった。 もっとおもろいかと思ったけど、今回行って分かったからよかった。 この道沿いにあったジュースのお店でマンゴピーチというスムージーを買ったんだけど、マンゴのピュレーばかり入っていて、甘すぎてとても飲めなかった。 この日の飲食はいまいちだったなぁ。

次の日は朝の10時半にまたもやT君とバークレーのタイのお寺で待ち合わせをした。 日曜日は、お寺への寄付と題していろいろなタイフードが売られるのだ。 ここで食べたタイラーメンは7ドルで立派に美味しかったよ。 でも、ここも10時に開くんだけど、すっごい混むんだよね。 

2日間の仕事って好き。 パッキングをしている時にプレッシャーが少ないのよ。 これ忘れたら、あれ忘れたら。。。。って心配しないでいい。 なんせ、明日には帰宅ですから。 これが4日間の仕事って、必要な物を忘れると4日間苦しむ可能性があるからプレッシャーがすごい。 はははは。 ちなみに、パッキングチェックリストを自分で作った。 忘れ物がないように。

Kapper,

私も普段見るときは、取らなきゃいけないくらいたまっていないんだけど、今回はびっしり詰まっていてびっくりしたよ。 これじゃパワー減るよね。 

片山さん、

コックピットまで来ますよ。 すっごい嫌ですよ。 落としたら、早く流してくれればいいのに。。。。。

えりこ、

そんなに思っているほど非日常的な事多くないよ。 時には退屈な日々もあるよ。 でも考えてみれば、普通の人は彼の機長ぶりをコックピットの中から、50センチ離れた所から見たりできないよね。。。。。副操縦士が右窓を見てるときに指先タッチーー(ETスタイル)とかね。 はははは。

ス、スプレー!!

2012-08-21 | Weblog
ういっす。 AMの仕事は朝がすごい早くてきついっす。 

737-300 と500のトイレのモーターは、あまりパワフルではない。 朝コーヒーを飲んだ乗客はフライト中にno.2(ウンチの事)をするのだが、コックピットのすぐ後ろでされると。。。。。。くさーーーい。 早く流してくれ~~~。 終いには、インターフォンで前方のFAに連絡して、「すみませーん、トイレに消臭スプレーをしてくださ~~い。」と頼む事に。。。。。

We gotta represent!!

2012-08-21 | Weblog
こんちは。 ナッシュビルで長めの滞在があるので、カフェに来て試験勉強をしているのさ。 パニニ、フルーツ、フルーツティーってところ。 無料WIFI。 

昨日出勤時に、かわいいドレスを着てかわいく髪の毛をスタイルしてスーツケースを引いている女の子を見た。 思った。。。。。

私もああやって可愛くしてないとだめだよなぁ。 見習うなぁ。

どういう歳になっても、(無理をしないくらいに)可愛くしておくのって大事だと思う。
私は、特にアメリカでは若く見られるので、それを利用していつまでも可愛くしていないと損! 時々スッピンで仕事行っちゃったりするけど。 よくマイノリティー(白人が大半の都市では、黒人、アジア人、ヒスパニックなど。。。)のお友達という言葉。

We gotta represEnt!!

Eの所を強めにいってね。 意味的には、”代表として頑張らなきゃ。”ってこと。 アジア人女性のパイロットなんてうちの会社にはほとんどいないでしょ? だから、周りの人が始めてアジア人女性パイロットを見たときに、美しくして、いい印象を持ってもらわないとって事。 あとフライトなども上手に飛ばないと、アジア人女性のパイロットなんてこんなもんかって思われちゃうでしょ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

mikishan

楽しかったねぇ。 ベン君は、リトルベンがいいーなんてふざけて言ってるよ。 男の子のほうがセイリングとかやってくれそうって思ってるみたい。 て、船に住んでたらノーチョイスじゃんね。 たこ焼きおいしかった。 フードフェアにいったら、たこ焼きがちーちゃいのが4つで3ドルだったよ。 旦那に言っておいてね。 焼きソバはなかった。 I can't wait to see you again!!

Komari,

写真とか見てるよ。 Emかわいいーって思いながら見てるよ。 性格は同じなんだろうけど、はははは。 スマホはどう? Whatsapp買ってよ。 カパーが持ってるよ。。。。ってもう持ってる? 普通にメッセンジャーみたいに出来るよ。 LINE入れたって何のライン?? 彼のアナウンスにニヤニヤってわかるー。 英語のアナウンスもしてた? Is he a Kikoku?

片付けて見つからん

2012-08-20 | Weblog
サンフランでフードフェスティバルがあるから行こうよとT君に誘われて、1時06分の電車に乗ることに。

自分らしくなく、ぎりぎりマンではない準備ができた。 と。。。。サングラスが車にあるのを思い出した。 車の鍵は。。。。。ない。 ハンドバッグの中だ。 ハンドバッグがない。。。。。。車の中にハンドバッグを置き忘れた? 違う。 ベッド? カウチ? キッチン? 結局見つからなかった。 気づいたら電車が出る3分前。 4分前なら間に合うけど。。。。。この1分が大きい。 あわてて家を出て。。。。走る!!!!

で走りながら思った。 どこにあるんだろう。。。。バッグ。 あああーー!!! 今日は珍しくいつもの片付け場所にバッグを吊るしたんだ。 そしたら、いつもそんなにきちんと吊るさないもんだから、変なところばかり探しまくって。。。。。目の前に吊るされてたはずーーーーーー。 あほーーーーーーー。 

って事で、今日なくて不便だったもの。

耳栓。 (電車の中、すごいうるさいんだってば。)
リップグロス。(ハンドバッグの中にあったの。唇が乾いていて。。。。つらかった。)
サングラス (やっぱり必要だよね。)
ミント (隣に座っておしゃべりすると気になるから。。。。。)

反省会でした。ありがとうござーーーす。

ずっとチェックしてなかったね

2012-08-19 | Weblog
普通に高いヘアードライヤーのブローの勢いが激減してきたなーと感じた。 こんな勢いでは髪の毛乾かないよー。 

で、ちらっとブローの入り口とは反対側を見たら、フィルターがほこりでいっぱい詰まってた!!! ホコリ取ったら。。。。。。おぉーーーー!!!勢いがいいぞー。

思い出作りだよ

2012-08-19 | Weblog
カパー、

共感してくれるかなと思って書いたから、分かってくれて嬉しい。 
私の苦労は、カパーの苦労に比べたらちっちゃいだろうけど。
また、メールでも何でもしてね。 もうちょっと寝られるといいね。
カパーの場合は毎晩だし、反省して状況が改善するわけでもないから
難しいね。 Do you have more good stories other than yonaki?
Can't wait to hear them!!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

8月12日

DCに行くのに、バスと電車とバスと。。。。といろいろ調べていたら、実はAmtrakという急行の電車がDCまで行っている事が発覚。 ローカルの電車より5ドル多く払えば、30分で着いてしまう。 (ローカルの場合は1時間半くらい。)という事でAmtrakに決定。 みきしゃんに車で1時間もかけてDCからボルチモアまで往復してもらうのは、こっちも気が引けるので電車で全然平気。 DCは渋滞もある都市。 この方がこっちも気が楽だ。 結局Union Stationという所まで、みきしゃんが迎えに来てくれた。 これだったら、ボルチモアで働いている時は、簡単に遊びに行けるね。

みきしゃんとは、韓国ランチを食べに行った。 韓国語しか分からないようなウェイトレスで、ご飯も美味しかった。 なんせ、焼き魚が最高。 さばだったと思うけど、アジみたいな味だった。。。。Nom nom nom.

息子のCh君は、4歳半。 のびのびに育っている。 他人の子はそんなに可愛くないっていう人もいるけど、お友達の子供は可愛い。 (てか、子供はほとんどみんな可愛い。フルタイムで面倒をみないでいいから、そう思うんだろうね。)Ch可愛いーーー。 ママ大好きだもんね。 パパも、いいパパだよね。 いいパパになりそうって昔から思ってた? それとも意外? 

この後は、車のショッピング。 日産を見に行った。 他人のカーショッピングも自分のカーショッピングも楽しいわー。 Altimaという車を見た。 なかなかいいわぁ。 で、旦那、みきしゃん、Chちゃん、私を乗せてテストドライブ。 アメリカは、鍵をくれて、”はい、いってらっしゃい。”って具合で、ディーラーのお兄ちゃんは一緒に来ない事がよくある。 1km、2km運転した所で、”ねぇ、高速道路に乗りたくないの?”と私は聞いた。 車って、70kmくらいしかスピードを出さないのと、110kmくらい出すのでは乗り具合が大違いだから。 私が自分の車をテストドライブした時は、2キロ間くらい高速に乗った。 私の今の車は高速では少し車内がうるさいと思う。 高級車になってくると音が小さかったりするよね。(高級車を持ったことがないけど)あと、4人くらい車内にいる時に、車がどれだけ早くスピードリミットまで加速できるかなど。 しかし。。。。。!!! たまたま入り口を通った高速が、CARPOOLの高速道路だった。 CARPOOLとは、車に2人以上(時には3人以上)乗っている場合、特別なレーンや高速道路を使用できるのだ。 ずるをして、助手席にマネキンなんか置いちゃう人もいる。 (もちろん捕まったら大変。)で、新車のAltimaは4人を乗せてCARPOOLの高速へ。。。。。私が知らなかったのは、これは特別な高速で、25キロくらい出口がないという事。 ははははは。 だから10分くらいで帰ってくるはずのテストドライブが、25分くらいになってしまった。 はははは。 笑える。 でも楽しかったよ、みきしゃん。 いい思い出になった。 帰りに大好きなフローズンヨーグルトを食べてから、みきしゃん宅へ戻る。 

ベン機長(って一気にタイプしたら、便器長になっちゃった。 苦笑。)の乗る飛行機の空席状態をしらべるために、OO航空に電話したら、50席ある中50人ブッキングしてあると言われた。 きゃーーー。 まだ片道123ドルで売ってるから、たくさん空いているのかと思ったのに。。。。。しまった。 みきしゃんに15分くらいかけてDCAに送ってもらって、もし乗れなかったら電車に乗って最寄まで来ることにした。 ごめんねー、心配かけて。

たこ焼きを食べながら、もう少しでみきしゃんの家を出るって時に、ベン君からメールが来た。”今DCAに着いた。 ここで2時間のんびりしてから、ORF”私の返事は、”了解。 今BWI(ボルチモア)でORF行きの飛行機を待っている所。(BWIは午後8時半に出発するはずだから。。。)” 返事を書きながら、ニヤニヤが止まらない。 みきしゃんにも事情を説明してあるので、二人でニヤニヤ。

DCAでみきしゃんに降ろしてもらってから、ドキドキ。 ドキドキ。 ORF行きに乗るまでベンに内緒にしておくか、乗る前にゲートに引き出すか。。。。でも空席なしで乗れなかったら、結局会わないで終わっちゃうじゃん。 ”ベン、お友達のOOちゃんが今DCAの空港にいるみたいで、あなたのゲートの周辺にいるらしいの。 一回会いたいって言ってるから、行ってあげて!!”って言って引き出そうか。。。。などと案を練る。 次のフライトまで2時間お休みがあったという事は、機内で時間を潰しているのかなぁ、ターミナルにいるのかなぁと分からないまま、ゲートに到着。 ちらちら周りを見る私。 やっぱり機内にいるのかな。。。。と思いながらゲートでチェックインした。 ちらちらちら。。。。自分の右後方を振り返ったときに、向こうから来たパイロットと目が合った。 しまった!!!ベンだ。 お互いに同時に目が合ったようだった。 彼は、私がボルチモアの空港に行くと一日中言っていたので、自分の目を疑うような顔をしてから、それが大きい笑顔に変わった。 もともとベビーフェイスだから、子供のようなスマイル。 で、大きいハグをした。 2人でパイロットの格好をしながらイチャイチャするのは嫌なので、私はNorthfaceのジャケットを着て、少なくともパイロットには見えない格好にした。 (FAには見えたと思う。)ベンは、制服とか気にしないでイチャイチャしたい方だ。

で、フライトの方は。。。。なんと席がいくつか壊れていて使用不可だったので、乗客も全員乗れない始末だった。  コックピットのジャンプシートは壊れていないけど、彼と同じ会社のパイロットや、彼の会社の親会社のパイロットが来たら、基本的には彼らが優先だ。 でも最終的には機長が決めること。 ”OOO航空のパイロットが来たら、私は乗れないね。 みきしゃんの家に行く。”などと話していると、”心配しないでいいよ。 他のパイロットよりも、君を絶対乗せるんだから。”と言うベン君。 でもいくら機長の決断とはいえ、優先順位に逆らったりすると、そのパイロットから苦情が来て、後々面倒くさいことになるから、こっちが御免だ。

奇跡的に他のパイロットは現れなかったので、私はこのフライトに乗ることが出来た。 そして私に残された席はコックピットのジャンプシートだった。 嬉しいぃーーーー。 そしてCRJ懐かしいーーーー。 昔3000時間以上飛んだ飛行機なので、いろんな思い出がよみがえった。 ジャンプシートに座って彼の右後ろ姿を見ながら、”かわいい。 かっこいい。 かわいい。”なんてニヤニヤしちゃった。 こうやって一緒に帰ってこれたのは幸せ。 いい思い出になるね。

ボートで会おうね

2012-08-18 | Weblog


8月11日

夜の10時過ぎにお仕事を終了。 とりあえずホテル。 これは自腹で払います。 というのも、ボルチモアから飛んでいるパイロットは、ボルチモア在住が普通なので、会社としてはみんなお家に帰るという想定。 だから飛行機で行くくらい遠い他の都市から通勤する人は、みんなボルチモアでのホテルは自費なわけよ。 この日は70ドル。 シェラトンとかよりは1ランクしたくらいの、ホテル。 ホテルを月に4回くらいとったら、費用がちょっと高くなるね。

ベン君は12日の深夜近くまでお仕事でORFまで帰ってこない。 だから12日はフライトを数本ピックアップできたらいいなと思っていたんだけど、結局見つからなかった。 ボルチモアから車で1時間弱の所には、お友達のみきしゃんが住んでいる。 みきしゃんに会いにいけるかしら。。。。すると電車やバスを乗り継げば1時間半くらいで10ドル以下で行ける事が発覚。 というわけでみきしゃんに会いに行くことにした。 で、DCA(DCにある空港)からORFまで飛べばいい。 ネットで調べると、午後10時にORFに飛ぶ飛行機がある。 これにしよう。 そう言えばベン君は何時に仕事が終わるんだろう。 彼のスケジュールをチェックすると。。。。彼の最後のフライトはDCAからORFだった。 ははははは。 彼が、私が乗ろうと思っていたDCAからORFのフライトの機長だ。 これを発見して一人でビッグ笑顔。 はははは。

みきしゃんに会いに行く前夜、ベンとの会話。
ベン:明日どうするの?
私:仕事をピックアップできなそうだから、ボルチモア近郊に住んでいる(本当はDC近郊)みきしゃんと一日遊んでから、夜にボルチモアからORFまで空席待ちで飛んで、ボートでベン君の事を待ってるよ。 早く会いたいわぁ。

DCAから飛ぶという事はサプライズにしようと思ったのだ。 何年もたってから、後で覚えている思い出っていうのはこういうサプライズでしょ? だから思い出作り。

お腹の外から

2012-08-18 | Weblog


れごん

爆笑。 私も暑いとinactiveになっちゃうよ。 だからバークレーの天気が好き。 悪い態度から、さらっと前向きになるのはスキルだよね。 im tryn to master it! 私もエアコンでじっとした~い。 猛暑にいたら立ち直りが難しいよね。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
8月9日の日記
ボルチモア出勤後反省会を終えて、始業時間を待つ。 ブログを書いたり、友達とお電話でお話したり。 と。。。。PDX(ポートランド)に住んでいるカナバナナが、”なでしこの試合が始まるよー。”と教えてくれた。 おおおーーー、始業時間まで1時間くらい見ることができそうだ。 近くのレストランに入ってテレビの目の前のカウンターを確保。 パイロットの制服を着ている場合はバーはNGで、レストランの部分のテーブルに座るのはオッケーだ。 でも、制服姿は目立つので、制服のネクタイなどを取り除いて、上にジャケットなどを着たりする。 

最初は静かだったレストランも次第にサッカーの試合を見る人達が増えて、盛り上がってきた。 うん。 肩身が狭かったなぁ。 もちろん、両方チームの応援をしていたけど、レストランのムード的には大阪で日本シリーズの阪神戦を見ているような感じ。 はははは。 そしてアメリカを応援する声は大きくなるばかり。 日本頑張ったね。 とても誇りに思ったよ。 いっぱい攻撃してたし。 W杯みたいに、みんなガチガチしてなかった。 とてもいい試合だと思った。 結局ヒューストン行きは4時間くらい遅れが出て、私達パイロットは他のフライトを担当するようにお願いされた。 ボルチモアからアルバカーキーまで飛んで、そこからダラス。 え? ダラスで滞在?? このスケジュールを見たときは、嬉しさで涙が出そうになった。 というのも、大好きなアキキリンはダラス在住で妊娠していて、お腹がパンパン。 赤ちゃんが出てくる前に一目会いたかったんだけど、なかなか都合が合わなくて、ベビーが生まれてからになっちゃうかなと思っていたのだ。 もしダラス滞在という事になれば、彼女とランチに出かける事ができる!! こんな素晴らしいギフトはない。 サッカー決勝を全て見ることができた上に、アキキリンに会える。。。。出勤は大変だったけど、素敵な3日間の仕事になりそうだ。

8月11日と12日

アキキリンとのランチは最高だった。 顔を見れて良かったし、お腹の中にいるベビーCちゃんに話しかける事もできた。 わざわざ少し離れた日本食屋さんに連れて行ってもらった。 アキキリンとは16歳くらいからの付き合いで、お互いの過去をよく知っている。 高校時代のお友達の大半がママなんだけど、みんな20代後半や30代前半で第1子を産んでいるの。 子無しの自分としては、30代後半に入ってから第1子を産んでいるお友達の話が興味深い。 自分も子供を産むとしたら、こんな感じになるのかなって。

会えてよかったよ、この日に。 予定日は8月29日くらいだったのに、ドクターの提案で、ランチをした4日後の8月14日にベビーはこの世界にご到着なされました。 アキキリン、お疲れ様。