女子が飛んだ！

先週、デルリオの基地で、新しい訓練生の妻やパートナーのためのイベントがあったのでクリスマスにデルリオに来たばかりの日本人のFちゃんと行ってきた。赤ちゃんのIちゃんも来た。 可愛い～。

ちょっと偉い人の奥さん、Cさんがリーダーになってこういうイベントを主催してくださるのが嬉しい。 参加者は２０人くらいいたかな。みんな可愛い若い女の子達だった。時々３０歳近い子もいて、「私年取ってるのよ～。 年言いたくないわ～。」など言ってる子もいた。 私は３８なんですけど。。。。。気持ちは２５よ。

私はデルリオにいる時はパイロットの顔はスーツケースにしまってあって、ニノ君のサポーターのお面をつけているのだが、このイベントでもそれを通せる事を願っていた。自分がパイロットであることは、隠してないけど宣伝もしてないってこと。

が。。。。。始めに全員が自己紹介をしたのだが、私が３０秒くらいのスピーチを終えた時に偉い人の奥さんCさんが、「OOちゃんはパイロットなのよ～。」と嬉しそうに発表してしまった。 苦笑。

まーいいけど。 この部屋には教官達が２－３人いたのだが、彼らはおそらく１０００時間あるかないかくらいで、将来航空会社のパイロットになりたいと思っている人たちもいるので、みんなびっくりしていた。この後は全て、新訓練生のパートナーというよりは、エアラインパイロットという話掛けられ方だった。結構上の偉い人たちも話しかけてくれて、業界の話になって、同僚、同業者のような気分になってしまった。実際に私の会社の同僚は７割空軍から来ている人たちで、この日会った人達よりも上のランクだったり、宇宙飛行経験があったりするので、この基地の上の人達との会話が自然に感じた。

この日は管制塔のツアー、駐機場、教室などを周った。なんか疲れた～。すっごい疲れた～。 つーかー、ヒューストンの仕事が終わって帰ってきたのはこの前夜で、しかもその夜もイベントに参加していたのだ。 でもウサギは忙しくしている方が調子がいいので、不満はない。デルリオでは、寝たければ、いくらでも寝る時間はあるから。

この日の締めはフライトシミュレーター。 コックピットは動かないけど、映画館みたいにスクリーンがある。 この前日に仕事でボーイング７３７を飛んでいたので、その違いが面白かった。 まあ普通に飛べたかな。墜落はしなかったよ。墜落すると教官の小さいスクリーンに「CRASH」って出るの。 シミュレーターでも墜落ってのは気分が悪いからね。女子たちはみんな一人ずつシミュレーターを飛ばせてもらったけど、Fちゃんは赤ちゃんが抱っこ紐で寝ていたのでダメかな～と諦め気味。I君あまり他の人に抱っこされるのに慣れていないから。でも滅多にない機会だからとFちゃんが言って、私がIちゃんを抱っこした。１秒くらい泣いたので号泣するかと思ったら。。。。。ぉおおーー。 大丈夫だった！！ ママにシミュレーターを飛ばさせてくれてありがとう、Iちゃん。多分機械、スイッチ、大きいスクリーンの画像を見たりするのが面白かったんだろうと思う。Fちゃん、いい思い出になったね。

朝の７時４５分に始まって、午後２時終了。この後は頭痛でダウン！！

悲しいニュース

アメリカ人のお友達がデイトナビーチでの小型飛行機の墜落事故のリンクを送ってくれた。 なんと３８歳の日本人女性が小さい飛行機を飛んでいて、曇り空の中、自分の位置が分からなくなって管制塔に助けを求めた直後に海岸線の近くに墜落したそうで。 この町は私が卒業した航空大学のすぐ近くで、しかも同い年の日本人女性という事で、面識がなかったのにとても悲しいです。この業界は狭いので大学の後輩は、彼女が自宅に来たこともあるという知り合いだったそうで。どんな人だったんだろう。 日本でもアメリカでも飛行機を乗る女性は面白くて気が合う人が多いから、きっとすぐお友達になれる素敵人間だったんだろうなあ。

ご冥福をお祈り申し上げます。



サンガールのコメントの話

スウェーデンに住んでいるサンガールがコメントで圧力鍋とスロークッカーと、どっちを買うか迷ったという話をしてくれた。

アメリカ人はスロークッカーが大好き。 まあ炊飯器っぽい感じ? 低温、高温とあって、沸騰まではいかなくても、じっくり熱くなって長時間放置クックってこと。 朝大きい豚や肉のかたまりを水と調味料と一緒に入れておくと、８時間後に帰宅した頃にはサンドイッチ用みたいに良い感じにボロボロになってくれるっていうやつ。 この前は丸ごとチキンを入れたよ。 ５時間ちょっとかな。 もちろんサンガールが言ってくれたように時間を調整して煮崩れを防ぐのもオッケー。あと保温作用もあるから、Taco Tuesdayでお豆を持っていかなきゃいけない時に、それに入れて持っていくと温かい豆を食べてもらえる。 以前は鍋に入れて午前１１時前に火にかけてニノ君の所に持って行っていたので、1時間後には冷めてしまっていたのだ。 この前の自衛隊の人たちとカレーを食べた時も圧力鍋で調理してから、スロークッカーに移して夕食会に持って行った。しかもHamilton Beachというブランドで口コミも良かったけど２５ドル以下だったんだよ。これにカレー１０人分くらい入るよ。

まあなくても不便じゃないけど、あると便利だよね。 そしてこの前家でデビューした圧力鍋。 私は前もって物を解凍したりグツグツ肉を煮るという計画性がないので、２０分で安い牛肉が柔らかくなってくれるのは嬉しいね！ 圧力鍋の美味しいレシピがあったら教えてくださーい。

母ちゃんパイロット

先週の仕事はヒューストンにて。この仕事ではデトロイトでの滞在があった。 雪景色の中での着陸は懐かしい。 昔は1日で２回は冬のデトロイトで離着陸して、そこからのフライトも雪景色の中で、ということも多かった。今では１日に一回以上雪の中着陸するというのは珍しい。だからデトロイトみたいな所で働いている５０人乗りのパイロットは、大型機のパイロットよりも、雪の中での飛行に慣れていること間違いなし。


前の会社のお友達に会いに行った。 ここのお友達はSちゃんとCちゃん。 今回はSちゃんと会っただけ。二人とも５０人乗りのジェットの機長だけど、妊娠してから２－３年飛んでいない。 旦那たちは二人ともデルタ航空で就職が決まっている。彼女達はいつ復帰するかなどが曖昧になっていて、ママ業をエンジョイしている二人は復帰しなくてもいいと感じている。５０人乗りの機長になれるまでの飛行歴が１０年間というのは普通なので、勿体無い気もするするが、子供がいない私でも彼女たちの気持ちも分かる気がする。



日本のRちゃんは二人産んだ後、３年以上のギャップを終えて復帰したよね。 すごいなぁ。ママ業に専念して、赤ちゃん語を話して、家事を毎日して、家族の面倒ばかりをみて、ママ友と社交して。。。。その後の復帰って簡単じゃないと思う。 技術的にもそうだと思うけど、精神的にも、子供達が自分を必要としていると思うとフルタイムで働くことの意味が分からなくなるかもしれない。

出産を機会にパイロットを辞める女性パイロットも、数年のギャップを克服して復帰するパイロットも、両方ともすごいと思うし尊敬する。普通は出産によってキャリアにギャップができるのは女子なので、この苦労は本当に通過した人しかわからないと思う。



私は子供に恵まれても今の仕事は辞めないと思う。うちの会社のスケジュールは柔軟で、普通に働いても一カ月で１７日間ほど休みがあって、運が良ければ他のパイロットが自分の仕事をピックアップしてくれるので、収入は減っても一カ月で２０日間以上が休みということが可能なのだ。一カ月の第1週に三日間働いて、第3週目に三日間働くなんてのは、どう？ キャリアにこだわりがあるというよりは、辞めてしまっては勿体無い収入源である事が大きい理由なのだ。とりあえずキープしておけば、ニノ君がなんらかの理由で働けなくなった時に完全復帰すればいい。


日本のお友達は、専業主婦なり、仕事と両立なり、よく頑張っていると思う！！早朝に自転車で子供二人を保育園に連れて行ったり、子供が風邪を引いているので内科に連れて行ってから出勤したり。。。。先週会社を休んでいるのに、今週も子供の世話で休んだり。大変そうだけど共働きで家庭を持つことは可能なんだなあと思う。

みんなの事を尊敬しているよ！

叶った夢

そうそう一週間前の話！

ちょっとブログが遅れてるね。ニノ君が訓練をしている基地には日本の自衛隊からも４人訓練に来ている。 このうちの一人が奥さんと赤ちゃんが同伴で、この前お友達になったFちゃん。

その４人を呼んで。。。。って言っても私の家ではなくSちゃんの家でカレーパーティーをした。パーティーでは赤ちゃんが二人いるので、這い這いできたり、おもちゃで遊べるスペースがあるといいから。Sちゃん、いつもありがとう。 そしてごめんね。 うちはいつでもオッケーだから、たまにはK家で。。。っていつでも言ってね。

男子はみんな勉強が忙しいから午後６時開始、午後７時半解散と、始めから決めておいた。その方が向こうも楽かなと。

この日はSちゃんは数時間も教会があって、Fちゃんは３時間離れたサンアントニオから戻ってくる日だったので、私がビーフカレー、味付け卵、たくわんを持参。 Sちゃんがサラダとご飯、Fちゃんがデザートを持参。持ち合うのは、楽だしおもしろい。

この日はなんと私にとって圧力鍋デビューだった。まあ肉を控えていることもあるが、３８歳で初って遅すぎ?? 安くも高くもない牛肉のかたまりを基地のスーパーで１２ドルくらいで買って、サイコロの形に切って。。。。でも何分入れるかよく分からなくて３０分近く圧力かけたら。。。。。んーーー。 ちょっと長過ぎたくらい。でもその後、昼寝をした時に消したと思った弱火が点いたままで、１時間半も混ぜずに煮ちゃったら、牛肉はボロボロで鍋底にこびりついてるし！！！ きゃーーーー。 お肉いっぱいのカレーが。。。。お肉が３０％くらい減った？

でもみんな美味しそうに食べてくれたよ。福神漬けならぬ、韓流たくわんがカレーとぴったり合った。サラダもデザートも完璧。

４人のうち２人には会ったことがあった。いや～４人ともいい男だわ～。みんな戦闘機を飛ぶことになるそうだ。 私はアメリカ人の戦闘機パイロットには何人も会った事があるが、日本人は初めてなので嬉しかったわ。 っていうか日本の自衛隊パイロットになる過程など何も知らないから興味深かった。

偉い人になっても、デルリオで誰にカレーを食べさせてもらったか忘れないでね、と一緒に笑った。

この人達とは、ずっとご飯を食べたいと思っていたので、夢が叶って幸せだわ。

カレーは思ったよりは失敗作ではなかったので、二ノッチのクラスメートのお昼にでも今度持って行こうかと思う。

香りが好き

仕事をしにBerkeleyに来た。あー、カリフォルニアって最高。天気もいいし、街並みもいいし、エネルギーが好き。

シャワーで顔を洗ってから、ココナツオイルがいっぱい残っていることを思い出して、台所から取り出した。38歳、顔のシワなどが気になる歳になってきた。いっぱいシワがあるわけでもないが、シワは多いより少ないほうがいい。よく思うことがある。アンチエイジングクリーム等と言ってちょっとの量を1万円位で売っている品もあるが、あれを塗るのとココナツオイルを塗るのでは本当に拡大な差が出るのであろうか。そういうふうに疑問に思ったことある？ 保湿は大切だと思うので目の周りにこまめに塗ってれば、同じ様な結果なのではないかなと思ってしまう。

私の歳から80歳になるまで、ココナツオイルを顔に塗る私と、何十万にもなるブランド製品を顔に塗る女性では、明らかに後者のほうがスムースな肌となるのだろうか。60歳、70歳の時点ではどういった差になるのだろうか。

そんなことをいつも考えながらココナツオイルの瓶を開ける。気温20度前後でオイルが液体になったり固まったりする。Berkeleyは比較的寒いので白く固まっていた。それを爪で少しずつ削りながら顔につけていた。目をつぶりながら大きいエリアは大雑把に、目の周りは少し丁寧に塗っていった。 白いココナッツオイルは温かい指先で透明に溶けていく。目をつぶっているとココナツのいい香りや、オイルのスムーズさが一層に感じられる。 最高。

これが高級エステのフェイシャルだったらいいなぁ、などと思いながら静かに目を開ける。すると鼻の先にまだ溶けていないココナツオイルの小さい白いかたまりがあった。結構じっくり溶け伸ばしたのだけれど、と思いながらそれに指先を乗せて小鼻とほっぺのほうに広げていった。透明に伸びないで白く伸びた。

おかしいなあと思ったら、水っぽい鼻くそだった。

魚っていいね

この前のJCとの朝食。バラバラに注文したら高くなるってやつ。あれで２５ドルはたっかい！！



コリアンスーパーの食堂。



ソフトシェルクラブ。殻が柔らかいカニ。 これがニノ君好きだった。 レストランだと一つ１０ドル。 材料だけだと５ドル。小さいよ。



数週間前だけど、上記のカニと鯛を買った。 鯛は丸ごと１７ドル。



小さい冷凍の魚はコリアンスーパーで買った。



納豆とキムチとセロリでシンプル夕飯。 デルリオっぽくなくていいわー。

出て行きます

一週間遅れの日記



土曜日はお友達のLちゃんの家で夕食。ニノは買い物に出ていたので私が先にLちゃんの家に行こうかと思ったら、ニノ君待っててと言うから、家で待機。

帰って来るなり機嫌悪いし。

ちょっと特別な電球やドアマットを頼んでおいたんだけど、それを探し回って数時間も無駄にしたって言って機嫌悪いの。 そんなこと普通に生活してれば買い物など上手くいかない日はある。 でも私は普通に明るい日を過ごしてたんだから、私の１日が曇るような機嫌で帰って来きてくれるなと、こっちが怒った。 するとちょっとした口論になって、私が仕事に出る頻度のグチが彼から出た。つーかー、問題があるのなら普通に楽しく過ごしている日に、「すみません、相談したいことが。。。」って言えばいいのに。 そしたら協力的に解決策を考える。 でもチョイ喧嘩っぽい時に勢いで言ってくれるな。私は男でも女でも気分屋さんは好きじゃない。 すぐ機嫌悪くなって態度が悪い人。

という感じだったんだけど、Lちゃんの家に行く時間だったので、二人仲良くないまま、向こうに行った。 苦笑。

まあまあ楽しかったし夕食は鶏と野菜の串刺しで、美味しかったわ。 ここのちびっ子達は４、５歳。 私が頻繁にここに来るので、私の事をすごく慕ってくれている。。。。。のーにー、二ノッチが大好きになってしまったキッズ。


この家のLちゃんは家から仕事をする人で、新婚さん。 キッズは連れ子。ここの旦那M君(ニノと同期の訓練生)と二ノッチが仲がいいんだけど、M君はあまりLちゃんを優先に考えてくれていない様子なので、Lちゃんは大変そうだ。例えば、一日中LちゃんはMと会話をしていないのに、Mは仕事が終わるなり、お父さん、お母さん、お姉さん達と長電話をして、Lちゃんは夫に話しかけることができないとか。彼女が彼に相談しても、Lちゃんに全部我慢して対応する様に言ったり。 協力や妥協がない。この前は私のフライトの合間に、「もう我慢できない。荷造りして出て行く。」ってメールが私に来ていて慌ててLちゃんに電話した。同情して話を聞きながらも、出て行かないように話して。。。。結果大丈夫だったけど、M君は彼女に優しい感じではないので、絶対再発する！ きっと一家の大黒柱になるためにプレッシャーはあるかと思うけど、このままでは訓練に合格しても独り身になるよ！！

息子に似てる

お母様、お誕生日おめでとうございます。


同じような話がいっぱいあるけれど、これは私にとっての日記。誰とご飯を食べていたから何年も後に思い出せるように。

日本人会があったその夜は、いつものSちゃんの家で餃子パーティー。Sちゃんはどうしてあんなに上手に餃子を焼くことができるのだろう。レストランみたいに美味しそうに焼ける。この夕食のテーブルでは妊娠している女子が2人いた。私がまだデルリオにいるときに赤ちゃんが生まれると思うと楽しみだ。いやー、本当に楽しみ。2人でいっぱい餃子を包んだ。2人でやると1人でやるよりもよっぽど楽しいし、早いね。餃子たーくさんに、ご飯、サラダというシンプルなメニューだったのに、すごくおいしく感じたのはお友達と食べたからか。

日曜日の朝は珍しく外食。町にあるレストランにタイ人のウェイトレスの人がいるのでそこに行こうとニノ君が提案した。Sおばちゃんは65歳位かなぁ、すごく優しく温かい人だった。キャラクター的に、落ち着きがなくて、声が大きくて、表情豊かな人だ。以前にニノ君がここにお友達と食べに来たときに、Sおばちゃんが通りかかるたびにニノ君の事をジロジロ見ていたそうだ。ニノ君は不思議に思っていたのだが、「もしかしたらタイ人ですか。」と話かけたそうだ。

Sおばちゃん:
あなた私の息子によく似ているのよ。

そんな感じで知り合ったらしい。実はこの翌日にSおばちゃんに呼ばれて、向こうに遊びに行った。鶏を20羽飼っていて卵がいっぱいあるから取りに来いと言う話だった。鶏の体から出てきたばかりのホヤホヤの卵で感動した。形も少しずつ違って、色も、白もあれば茶色もあって、ブルーがかかったようなものもあった。ブルーを生む鶏からは、いつもブルーの卵なのだろうか。

Sおばちゃんの家で、息子さんの写真を見たらニノ君に雰囲気など似ていて、おもしろいと思った。

ぴょんぴょん

ウサギは元気！


木曜日はゆっくりして午後の5時に女友達とヨガに行った。私ヨガが上手じゃないけど好き。少しずつお友達が増えてきたのが嬉しい。ここに来た新しい人たちは私と同じように、みんなお友達を探しているのを知っているので、私はそういう人をジムで見かけるとナンパする。「あ、ここに引っ越してきたばかりなの？連絡先交換しようよ。」私はここ20年間自分の立場が外国人であったこともあって、心細かったり寂しかったりするときに他人が優しくしてくれることの嬉しさをわかっているし、もう30代後半なので変な顔をされても特に気にならないので普通に話しかける。


金曜日の朝はお友達のLちゃんが5歳の長男の学校の先生と特別会議があったのでそれにサポーターとして行ってきた。学校でそわそわしてわんぱくな長男の行動が少し問題になっていて、Lちゃんは学校の対応の仕方に不満を感じているのだ。Lちゃんは長男の話になると、感情的になったり怒りで声が大きくなってしまったりするので、私が横で冷静に見守る役だった。会議室に入ると向こうは副校長先生、担任の先生、カウンセラー、学校の保健の先生などたくさん人がいたので、Lちゃんが1人でなくてよかったと思った。45分ほどの会議だったが、まま収穫もあったと思う。Lちゃんは途中で涙を流したりすることもあったが、なんとか乗り切った。


その後は午前10時半のデルリオの日本人昼食会に出た。おおーーーー!! こんなところに日本人がいたなんてびっくり。前回の昼食会は私は仕事で欠席したのだが、Sちゃんは今回が2回目だった。あ、そして新しいお友達のFちゃんも参加した。彼女はクリスマスに渡米した、自衛隊の方の奥さんだ。すごく明るくていい人だ。長男のI君も一緒。日本人は私たち3人のほかに4人ぐらい来てたのかな。軍関係の人が多かった。皆一品料理を持ち合ってご飯を食べながら楽しくおしゃべりをした。沖縄の人たちが数人いて、なまりがかわいいと思った。ひじき、豆腐ハンバーグ、長ネギと鶏肉の炒め物、セロリとキノアのサラダ、煮物などがあった。おいしかったし楽しかった。お決まりのようにみんなお持ち帰りの箱やタッパーをもって来ていて、一食分くらいは入ったので嬉しかった。ヒジキはそれほど好きでもないけど、白いご飯と混ぜてもおいしいので便利。小さい子供たちもたくさんいた。この人たちと月に1回ぐらい会えたら面白いなぁ。

必要だった

高校の友達とサンフランシスコで夕飯を食べた次の朝は3時半に起床。スノボーのバックを持ってソルトレークシティーに直行。忙しいスケジュールだったので行こうかなぁ疲れているなぁと迷ったが、少し考えて行くことにした。最近は旅行することもなく、日本に帰ることもなく、仕事とニノ君を行ったり来たりの自分だったのだ。自分のために何かをしたい。自分の心にエネルギーを与えたい。自分に刺激を与えたい。


ソルトレイクシティー行きの機内でぐっすり眠れるかと思えば一睡もできず。一番感動したのは雪山の中にある道路を走った時かな。景色が最高だった。

パークシティーのスロープで友達と合流した。 2週間滑っていなくても1年間滑っていなくても最初の30分ぐらいはとても慎重になってしまう。いつもは誰にも負けない位プロテクター(尻パッド、手首ガード、膝ガード)をつける私だが、実はロングボードを乗った時にそのプロテクターをニノ君の車に入れたまま忘れてしまったので、今回はプロテクターなしになってしまったのだ。その日の1番の目標は怪我をしないこと。2番目は楽しむこと。

航空大学の教官時代の同僚で、今の会社の同僚でもあるTWとその彼女、お父さん、従兄弟と５人。大規模に農業を営んでいる人たち。お父さんは午前中に豪華に転んで、ちょっと元気がない様子だった。普通ならこのスキー場のリフトチケットは100ドル以上するのだが、今回は新しいシステムで前日までにインターネットで購入すれば84ドルということだった。悪い癖なのだが、１０回リフトに乗って滑って降りてくれば、1回につき8ドルという計算をしてしまう。苦笑 結局9回くらいリフトに乗ったのかな。彼らは合計20回近く乗ったような気がするが、疲れれば疲れるほど転ぶ可能性が大きくなるので、適度に筋肉痛になったところで1人でレストランで休んだ。去年飛行訓練を控えていたニノ君は怪我を恐れて、まだスノボーをしに行ったことがないのだが、早くその日が来ることを楽しみにしている。

翌日は朝6時半に起床。ソルトレイクシティー空港まで運転して飛行機でサンアントニオへ。仕事が結果的に5日間になってお友達にもたくさん会って早起きを何回もして久しぶりのスノボーだったので、もう疲労が限界だった。

サンアントニオでは、韓国系のスーパーに寄ってみた。後ろのほうに小さいカフェテリアがあってそこで焼き魚を食べたら凄くおいしかったので、ニノ君に半分持ち帰った。サービスはあまり良くなかったし、言葉も通じなかったけれど、お母さんにご飯を作ってもらっているような気分になるので、また寄りたいと思う。デルリオとは反対方向に15分くらい運転したところにあるので、そこから家に帰るのがちょっと長く感じる。

デルリオまで運転すること3時間。この一週間ちょい、疲れたけどいい時間を過ごした！