It's just me,myself and I

横浜育ち、米在住23年の女性のくだらない日記の中に、日米のギャップ、バークレーでの生き方、パイロットの毎日が見られる。

カリフォルニアなのに~

2008-11-29 | Weblog
こんばんは。。。。と、ずっと書いてたらパパから、”こんばんわ、だよ。”と言われた。 知らなかった。 

今日はサンフランシスコで滞在。 せっかくカリフォルニアに来てるから日本食が食べたいんだけど。。。。。みんなでご飯!ってなると、どうしてもアジア料理という事にはならなくて。 ちょっと残念。 でもみんなでワイワイ楽しくイタリアンを食べた。 

今回の機長はSという女性。 この前の女性機長よりもリラックスしてて、たくさん笑う人だ。 両方とも好きだけど、この人の方が一緒に飛びやすいのが本音かな。 

サンクス!!

2008-11-28 | Weblog
11月の20日になくしたはずのコックピット用のヘッドセットが。。。。なんと返ってきました。 普通こんな高価品はなくしたら戻ってこないけど、同じパイロットが見つけたので、”かわいそうに。”と思って私のメールボックスに入れてくれたのかしら。 わざわざボックスに入れてくれた機長と副操縦士に、ありがとうのメッセージをコンピューターで送った。 こんなにありがたい事はない。 そして、高いお金を出してまたヘッドセットを買わなくてもいい事に安心する。 この時の副操縦士の名字が、聞いた事がある名前だったので、”どこかで聞いた事のある名前だけど。。。。”とメッセージで聞くと、なんと私が8年前に働いていた航空会社で機長をしていた人だった。 向こうもどうやらこっちの名前に気がついたみたいだ。 本当に狭い世の中だ。

Thanksgiving (サンクスギビング)というのは、アメリカでは家族が集まってご飯を食べる日なんだけど。。。。。そのディナーが始まる前にフィラデルフィアを出てシカゴへ向かう。 明日から仕事なのだ。 寂しいけど新入社員なので仕方がない。

12月からは全てCaliforniaのオークランドからの仕事なんだけど、コンピューターのシステムで、自分の仕事を他の人が飛びたいとリクエストしたら、渡されるように設定してある。 でもクラスメートの大半がカリフォルニアがとても遠いので、同じ設定にしてあるので、自分の仕事が持っていかれる可能性は少ない。。。。。と思いきや、4日間の遠征が持っていかれた。そして12月3日から17日までフリーになった。 嬉しい!! で、5日間くらいは旅行に使うのだけど、その後はExtra Flyのリストに自分の名前を載せる。 すると、パイロットが必要な時に電話が来て、その仕事を受け入れると2年目の時給で計算されるのだ。 もちろん時給制なので、自分のスケジュールに空きが出来たまま、ExtraFlyの仕事が入ってこなければ、その月は減給となる。 でも、5時間もかけてカリフォルニアに仕事に行くのはストレスになるので、お給料が少し減っても、ストレスが一緒に減るから気にならない。 
まだ、時計、マフラー、手袋、帽子、なくさずに持ってます。 ドキドキ。 時計は靴に入れる方法が効果的みたい。 マフラーなどは、出したり、しまったりで、少し危なっかしい。

態度が悪くなる

2008-11-25 | Weblog
ん~、ちょっと疲労が出てる。 ん~。 最近のスケジュールは。。。。

3日間ミネアポリスにいた後。。。。

1日目  翌日の仕事のため、シカゴへ飛ぶ。 (近いけど。 1時間のフライト) ホテルで寝る。
2日目 仕事。。。プロヴィデンスのホテルで寝る
3日目 仕事。。。ケンタッキーのホテルで寝る
4日目 仕事が午後5時に終わって、イアンが仕事で滞在するCleveland (オハイオのクリーブランドへ飛ぶ)
5日目 デトロイトへ飛ぶ(自分の家だ~
6日目。。。。今日。。。Thanksgiving(休日)のために、イアンのママがいるフィラデルフィアへ飛ぶ。。。事になってる。
7日目 フィラデルフィア
8日目朝  家族とディナーを食べずに、仕事のためシカゴへ飛ぶ
9日目 仕事。。。。ホテルで寝る
10日目 仕事。。。。ホテルで寝る
11日目 仕事。。。。ホテルで寝る
12日目 仕事が終わって。。。。ミネアポリスへ飛ぶ
13日目 ミネアポリス
14日目 カリフォルニアでこの日、2日間の仕事が始まるので、カリフォルニアへ飛んで。。仕事してからホテルで滞在。。。。

ん~、ん~。  これは忙しすぎる。 疲れてくると、態度が悪くなりそう。 アメリカのパイロットという仕事は普通はこんなに大変ではない。 イアンは、ミネアポリスに住んでいて、ミネアポリスで仕事をしている。 月の休みは20日間。 で、たまにフィラデルフィアのお母さんの所へ行ったりするけど。

今の私は、デトロイトに自分の家があって、彼の家はミネアポリスで、仕事はシカゴだったり、カリフォルニアだったり。。。。で、彼のお母さんがフィラデルフィアに住んでいて。。。。 だから、大変なの。 12月からは、98パーセント、カリフォルニアのオークランドでの仕事となる。。。。だからミネアポリスを拠点にしているんだけど。 自分の家にも帰りたいし。 たま~にデトロイトの自分の家に帰ると。。。。あ~こんな素敵な家があるのに、私は滅多にここにいない。。。。と思う。 

なんでオークランドかっていうと、うちの会社は新入りはみんなオークランドに送られちゃって、自分の後に副操縦士が雇われないと、他のベースにはいけないのだ。 今月、シカゴで仕事が出来たのは特別な話。

普通、エアラインの新入りは、11日間くらいしか休みがないのに、うちは15日間くらい休みがあるから、それでもいい方なんだけど、自分でうまく調整しないと、大変な事になってしまう。 しかも、カリフォルニアで2日間仕事をした後は、イアンはハワイへ行こう!!とか言ってるし。。。。。マジ? 

生きてた

2008-11-25 | Weblog
すんません、帽子はちゃんとコンピューターのバッグに入ってました。ちゃんと見たつもりだったけど、黒いから見えなかったみたい。 で、ありました。 

3日くらい前に書いた、モートルってオバハンの話。 ちゃんとEメールが来た。 娘さんのJodyが代わりにタイプして送られてきた。 どうやらあの日、モートルは自分のお姉さんのお葬式に行って帰ってくる時だったみたい。 で、あの時必死になって彼女を助けた私は天使だって。 ぷぷぷ。 照れるじゃん。 でも正直言って私は、モートルが無事だったって事が分かっただけで嬉しかった。 心臓発作を起こさなくてよかった。 年寄りをあんなに走らせた私はアホ。 Not Good. 

No Way!!!

2008-11-24 | Weblog
No way!! (うそ~!! ありえな~い)

ないないない。 Where is my hat??? この前買った帽子はどこ????
信じられない!!!  No way!!! ありえな~い。 ないない。 
しんじられん。 

10ドルくらいだったけど。。。。そういう問題ではない。 もちろん$450ドルのヘッドセットをなくすよりは、マシだけど。 でも、買ってから3日間くらいしかたってないよ~。 Really? 

みなさん、私にプレゼントしないでください。 すぐなくします。 それか、なくすのが怖くて、どっかの引き出しに入れて、そのうち、どこにしまったか忘れる。

年2回か月2回

2008-11-23 | Weblog
最近のイアン君はとてもスイートです。 なんで? なんで? 私に恋してるのがよく分かる。 私の機長の話をしてたら、”ド?”って聞くから、何?って聞いたら、”(機長は)どう~?”って日本語で言ってみたみたい。

今回の機長は女性のM。 いい人。 でも私が飛んでいる時は隣で緊張してるのが分かる。 ぷぷぷ。 私は副操縦士だし、新米なので、機長から信頼されなくてもしょうがない。 それをいちいち気にしていたらハゲになるから、気にしない。 いろいろな性格の人がいるわけだし。 他の機長はこんなにビクビクしてなかったけどね。

冬ってのは、風の強い日が多くて、今日も昨日も風が強かったけど、着陸はスムーズに行きました。 スムーズだけじゃなくて、タッチダウンをする場所もよかったので、満足。 フライトアテンダント達は、”わ~、あれはあなたの着陸だったの? すご~い。 始めたばかりなのに、あんなに風があってこわかったでしょう?”。。。。。。。。。時々みんなが忘れるのは、私は50人乗りの旅客機の機長だったわけで。。。以前は風があっても、雪があっても、自分が責任者だったわけで。。エアラインで働くのはこれが初めてではない。 でも、やたらと、”わ~、アナウンスが上手ね~。 すご~い。”とか言われるのが不思議。

機長によると、女性同士で飛ぶのは1年に2回あるか、ないからしい。 でも私のスケジュールによると最初の2ヶ月で3人くらい女性と飛ぶ事になっている。

なくしマン

2008-11-22 | Weblog
新しい時計を持って仕事をし始めた。

ホテルへ入ると、制服と着る黒い靴の中に時計を入れる。。。。だって、ベッドの横に置いたら忘れそう。。。。。

寒くなってきた。 -10℃とか。。。。。だから、しっかりマフラー、帽子、手袋を、いいのを。。。買った。 どのくらい、なくさないで持ってるのかな。。。。。まだシステムなし。 ホテルへ到着して、シャトルを出るとき、ふと自分の席に目をやると。。。。。私の手袋。。。。。忘れるとこだった。

めっちゃ心配

2008-11-20 | Weblog
この前の仕事が終わったときは、3本フライトに乗ってミネアポリスへ帰ってきた。 テキサスのサンアントニオから、ダラス、そこからオクラホマシティー、そこから以前働いていた会社のCRJでミネアポリス。

オクラホマシティーで飛行機の搭乗手続きが始まるのを待っていると、隣に座っていたオバちゃんが携帯で話しているのが聞こえた。 ”乗り継ぎが30分しかないんだけど、同じターミナルらしいから、大丈夫だと思うんだけど。。。。” 30分の乗り継ぎって短すぎ。 冬は特に1時間以上みた方がいいと思う。 30分なんて無理です、オバハン。

オバちゃんが電話を切ったときに、”30分の乗り継ぎなんですか~、だめですよ、もっとみないと。”そんな会話を始めた。 じゃあ、どのゲートに到着して、どのゲートで乗り継ぎかを電話で調べてみると。。。。着くのはAコンコースの一番端。 次のゲートは、たくさん歩いて、電車に乗って、また歩いて行くFコンコース。 これでは若くて、空港をよく知っている私でも難しいわ。 。。。。とか何とかオバハンと話している内に、じゃぁ私がヘルプして次のゲートまで案内しますという事に。 だって、オバハンは心細そうに、心配そうにしているから。 フライトを逃したらホテルに泊まらなきゃいけないし、ホテルのシャトルに乗るのに、どこに行ったらとか分からないし。。。。かわいそうになって。

オバハンの名前はMyrtleさん。 (モートル)珍しい名前だわ。 ミネアポリスへ着いたら、私が到着口のエイジェントとお話をして、次のゲート、F3に電話をしてもらうから、オバハンは走り始めて!という事に。  

モートル、ダッシュ。 60代後半くらいのオバハンが走る。  私も、自分の荷物を受け取って、エイジェントと話して、モートルを追いかける。 2人で走る。 走る。 電車は待たないで、そのまま走ってゴルフカートのエイジェントを見つけようと試みる。 ゴルフカート、見つからない。 だから走る。 モートルは2つカバンを持ってるんだけど、それを持って走ると大変そうだから、私の荷物に全部引っ掛けて、走る。  で、私よりお年寄りのモートルが心配になる。 ”疲れたら、ペース落としてね。 ここで心臓発作を起こしてもしょうがないから。”  あ、電車だ、あれに乗ろう。  走りすぎで、咳が出る。 私、呼吸困難。  普段運動していないのが丸見え。 あ~、フラフラする。 これでは、私が心臓発作を起こしそう。 だって、10分くらい重い荷物引いて走ったよ。   ありがとう、ありがとうとお礼を言うモートル。   連絡先を教えて欲しいというので、電子メールのアドレスを渡す。 

電車を降りたところで、また走るぞと思ったら、ゴルフカート発見。 ”すみませ~ん。 このお客さんをF2まで連れて行ってくださ~い。” 私と同様、疲れきって、ハーハー言っているオバちゃんを乗っけて、荷物を渡して、Hug(抱擁?)をして私は笑顔でモートルに言った。 "You'll make it now." (フライトに間に合いますよ。) オバハンは。。。。。こんな感じ。 いっぱい感謝していた。 で、バイバイした。

。。。。。。でも、その後も 私は咳をしたり、喉が痛かったりしたので、オバハンの事が心配になる。 あんな70歳くらいのオバハンを、あんな勢いで走らせて。。。。その判断に間違いはなかっただろうか。 もし、そのせいでゲートで心臓発作とか起こしたりしてたら。。。。。。ゲートまで一緒にカートで行くべきではなかったのか。 モートル、元気に目的地に着いたかしら。。。。。 

うぉ~、困ったぞ~

2008-11-20 | Weblog
アキの家で一晩してから、朝の7時半に空港へ送ってもらった。 あ~、相変わらずお世話になりっぱなし。 でも楽しかった。 しかも空港へ着いたのが出勤時間よりも早かったので、ヨユウ~。 私らしくない。 コンピューターでチェックインして、スケジュールをプリントして、マックの朝食して。。。。ルンルン。 そしてゲートにも早めに行って、荷物をコックピットの決められた所へ入れる。 これが難しい。 決められたスペースがとても小さくて、他の人達のバッグよりも少し幅がある私のバッグは、な~んとか入るくらい。それも、かがんだり、しゃがんだり、こっちに手をいれ、あっちから引っ張って。。。。時々、これのせいで腰が痛くなったりする。 でも今朝は時間があるから、大丈夫。 コックピットのプリフライト(Preflight....準備、点検)を終えて、外のPreflightをしに行く。 やっぱり早めに出勤っていいんだわ~。 そして機内に戻ってくると、ゲートの係が言った。”あ、この飛行機は今から他のゲートに移動するもので、君が飛ぶ飛行機はあと5分くらいで着陸してから、このゲートに到着するよ。”。。。。。。え。。。。。。この飛行機じゃないの? だってゲート9って、掲示板が言ってたのに。。。。意味な~い。 この行動全て無駄!! 痛。。。。

。。。。。というわけで、バッグをコックピットから出して。。。。って言ったって、またもや、こっちから手を入れて、ちょっと浮かせて、こっちから引っ張って、筋肉がおかしくなりそうな腕の使い方。。。。きゃ~。 私が飛ぶ飛行機が到着して、その中と外をPreflightした頃には、出発まであと15分。 これから、フライトプランをコンピューターに入れて、システムのチェックをしたり、書類の書き込みをしたり。。。。余裕なんてありません。 あせりまくり。 副操縦士って大変なんだってば。 で、いまからゲートを離れるって時に、”あ、ヘッドセット(ヘッドフォンとマイクがついたもの)をカバンから出すのを忘れていた。。。。”と思って、カバンに手を入れると。。。。ない。。。。え?。。。。ないない。。。。ヘッドセットが行方不明。。。。ありえな~い。 昨日、自分がシカゴまで飛んできた飛行機を出るときに、コックピットに忘れてきたみたい。 きゃ~~~~~~!! ちゃんと、”忘れ物ないように!!”って何回も見たのに。。。。きっと床に落ちたんだ。 信じられん。 アメリカはこういうのは会社支給ではない。 自分で買ったものだ。 しかも450ドル。 最近100ドルくらいかけて、修理に出したので新品同様なのに。 
これからゲートを離れて、離陸っていうのに。 仕方なく、コックピットに置いてあるヘッドセットを使う。 これがヘッドフォンの機能しかなくて、マイクは別に、椅子の横につながっている物を手に握って使うので、やりにくい。 すっごい使いづらい。 しかも450ドルの私物をなくした事に動揺する。 でも仕事しなきゃ。 な~んとか気をとり直して仕事をしたが、最初のフライトは、あまりよくなかった。 このフライトの担当は機長だったけど、私は無線やら、チェックリストやら、間違えたり、忘れたり。。。。これだけの技術しかない操縦士と思われたら大変だった。 でも機長はまたもやユーモアのセンスのある人で、笑い飛ばしてくれたので本当に助かった。 

クーチンツァイ

2008-11-17 | Weblog
3日間の仕事がシカゴで終わった後。。。。会社から、副操縦士が必要なフライトがダラスからあるのだけど、飛びたいかと聞いてきた。 ん~。。。飛びたいような、ミネアポリスへ帰りたいような。。。でもイアンも働いてるし、こっちも働くか。。。という事でオーケーする事に。 急いでダラス行きのゲートへ行く。 この飛行機はカンザスシティーによってから、ダラスへ行く。 今日、自分が働いた分はフライト5本。 ダラスへ行くためのフライトは2本。 わぁ~。 7本もフライトだ。 ヘトヘト。 しかもこれは自分で飛びたくてオーケーしたフライトなので、ダラスで1泊するのに会社からはホテル代は出ない。 それではどうして、ホテルを払ってまでフライトをしたいか。。。というと、Extra Flying、エキストラフライングというのは、私達1年目の社員が飛ぶと、2年目の時給で計算されるのだ。 (パイロットはみんな時給制度) 1年目と2年目の時給の違いは大きい。 だからホテル代を払ってでも月の収入が増える。 疲れるけど。 で、たまたまお友達のアキに連絡したら、一緒に夕飯を食べて、しかも彼女の家に泊まってもいいという事で、こんなにありがたい事はない。 アキが住むダラスでの訓練が終了して、もう遠距離フレンドシップになっちゃうかと思ったら、その2週間後に会うという結果になった。 

ヘトヘトになってダラスへ到着。 アキと、お友達のMと一緒に中華を食べに行く。 しかも夜10時。 でもここの中華は本格的でおいしいんだ。 空芯菜が食べたくて、でも英語でなんて言うかが分からなかったので、アキがナプキンに漢字で書くと、中国人のスタッフは理解してくれた。 ”クーチンツァイ”って言ってた。