鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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オジロワシ アーカイブ2016 猟場の賑わい その3

2017年02月21日 | オジロワシ
2016/3/16 モエレのオジロワシ その3

前回は さくらが苦労して大きな魚を獲った所まででした

今回は その魚をめぐっての 不思議な争いを紹介します
前回の写真を貼っておきます



大きな魚の上で さくらが啼いているところでした
仲間を呼んでいるのでしょう 何故・・・

⑤ 獲物の行方 不思議な争い・・・




さくらの鳴き声を聞きつけて
一郎と まだらの進次郎がやって来ました

一郎は 進次郎を追っ払っている様です
進次郎を追いかけまわし さくらの所へ戻ってきました

一郎は、いつもそうですが
さくらが食べるのをじっと見ている様です



進次郎がまたやってきました
さくらのそばにきます
おいらにもくれ とでも言ってるのでしょうか…
さくらは また啼いています

すると


一郎がまた 進次郎を追っ払います
進次郎はなかなか食べさせてもらえない様です
それが、この世界のルールなんでしょう



獲物をゆっくりと食べるさくらです
腹の部分をたべています
こうしてみると 見事な魚ですね



また進次郎が一郎に追っ払われています
奇妙なトライアングルです
これも 逞しく生きるための子育ての一環かと
おっさんは思うのです…



さくらを真ん中にしての
一郎と進次郎の トライアングル ダンス & バトル です
面白いと思いませんか



いつまで この状態は続くのでしょう・・・
その時 上空に一つの鳥の影が・・・
そうです これが 最初の頃見かけた
トビだったんです


トビに後ろから突進され
思わず獲物から体を離す さくら



よろめいたさくらを見て
ここぞとばかりに 飛びかかる新次郎
エサそっちのけで 争っています
こっちも何がなんだかよく分からん です



そんな二人の争いを良いことに
食べかすをかすめ取る カラス
嘴に獲物を咥えて逃走です



一郎もやって来て
懸命にさくらを守ろうとしますが
獲物を目指して 進次郎が・・・


やった ついにやりました
進次郎がついに獲物の上に乗ることが出来ました
・・・・・・
そうか これが大事な手続きなんですね
獲物の上に乗ること 
この事は彼らにとって 非常に大切なパフォーマンスなんですな

これを機会に あんなに抵抗していたさくらも
それを助けていた一郎も
ピタッと おとなしくなります





進次郎が 獲物を食べるのを確認して
一郎 そして さくらは
待機場へ戻るのです

何度もいいますが これが彼らのルールなんですね
そして 二人は進次郎にそのことを
身をもって 教えたわけです・・・かと

⑥ さらに続く獲物をめぐっての争い ニューフェイス登場



待機場で、さくらが啼いてます
まだ呼んでいるようです
すると


見慣れないような オジロワシが
左側の雪の上に…舞い降りました
このおじろわし 少し色が黒い様です
進次郎は 向こうで魚を食べているようです

この見慣れないオジロワシ
おとなしそうです 多分メスかとおもいますので
名前を 志乃 と名付けました 勝手におっさんが・・・



そんな時 さくらと 一郎が降り立った待機場の右上の
向こう岸の雪の上に 1羽のオジロワシの姿が・・・見えます
左下にさくらが見えます 一郎がいないので
多分・・・一郎じゃないかと…
実は そこにいるオジロワシの写真
別なところでも頻繁に出てきます
後から見て この姿は一郎であると考えるとつじつまが合うのです

実は一郎 よくこの猟場をパトロールします
土手の上から 猟場の右手億を回って 左手の奥まで行って
また引き返してきます 逆回りもあります
おっさんは 猟場の中心しか見ていないので
その一郎の動きは すぐ見失ってしまいます
なので、突然消え 突然現れる 一郎の動きが謎だったのです

今 この写真を見返してみて 合点が行きました



右手奥から現れた一郎です
進次郎のいるところを通りすぎ
一羽のオジロワシに体当たりしました
というか そうなのかと今思いました…
起き上がったオジロワシは…



これまた 見慣れない顔です
嘴が白っぽい…こいつはまだ幼鳥っぽい
見たところオスの風貌で 顔が鋭い感じがします
おっさんは 彼を 一二郎(いちじろう)と名付けました
進次郎よりは年上でしょう

いやー びっくりしました 志乃と一二郎 2羽も新しいオジロワシの登場です



この一二郎 カラスを引き連れ 待機場へ行きます
その時の向こう岸 木の陰に 一郎の姿が見えます
いままで おっさんは このオジロワシは一二郎ではなく 一郎と思っていました
いまその間違いに気がついた次第です



一郎のパトロールです
ぐるっと 右手奥を回り込んで 向こう岸の陰の所に戻ってきました
こうしてみると 良く分かります



今度は逆から回って 進次郎のいた 魚の所に居ます
進次郎はどこかへ行きました 姿が見えません・・・
そうすると・・・





土手の上から回り込んで 右手から現れた褐色のオジロワシ
一郎目がけ突進 
その勢いで一郎がよろけるところを
一瞬早く 獲物の上に足をかけ
両手を大きく広げ仁王立ち!

そうです この色の浅黒いのは 志乃じゃあありませんか!
やっと 獲物にありつけました
一郎も抵抗なく 引き下がります
両手、両足をひろげ 目いっぱいに見えを切ったところは
まるで、ムエタイのガルーダの様ですな 神々しいです
いや 良いものを見せてもらいました



進次郎が戻って来て 獲物を取り戻そうとしますが
志乃は 獲物を死守します



今度は 一郎が向こう岸近くで獲物を獲ったところです
小さいですが 魚をくちにくわえてます
手前に居るのはさくらです

そして 衝撃の場面へ・・・
魚をくわえて 飛び立つ一郎ですが
その瞬間 現れた 一羽の黒い影




大空高いところから 落ちてきた 一羽のオジロワシ
結論から言うと こいつは 一二郎です
この写真には オジロワシが5羽写っています
上に居るのが一二郎
飛んでいるのが一郎
その手前がさくら
真ん中が進次郎
そして一番奥が志乃 です
イヤー凄い日ですね
一度に5羽のオジロワシを見ることが出来るなんて・・・





一二郎は さくらの横に着陸し 
その後、飛んで 待機場に また戻ります
一二郎は 獲物を欲しがる様子は見えないので
きっと 自分でもうとることが出来るんでしょうな
そうは見えます カラスも後からついてゆくので・・・

この日の出来事はまだ続きます
もう一度 5羽を一度に見る機会があります

その時は何がなんだか分からなくても
よく見返してみると分かることがあるんですな

今年は まだ一郎とさくらの他には 1羽しか見ていません
それも 一二郎か 進次郎か 一応進次郎の進化形としましたが…
まだ2月なので これから沼が開けてくると
 彼らのその後を見ることが出来るかもしれませんね

取り敢えず 5羽のオジロワシをすべて紹介することが出来ました
間違っているかもしれませんが
おっさんの独断と偏見による考察ではあります あしからず

それでは次回へ 今回はお終いです       つづく
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