鳥とパイプと日本酒のおっさんメモ

おっさんの日々の散歩における鳥たちの写真と、好きなパイプタバコの感想
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カンムリ2023 8/2-② 大吉の呑み込み訓練は続く…大きな魚も…。

2023年08月04日 | カンムリカイツブリ
2023/8/2 その②となります


前回は DペアのD作に居所を追われて 橋のそばに移動したAペアのお母さん美子と大吉になります
カンムリが活動するにはあまり水草が浮いてないところが望ましいようで
泳ぐにしても魚を獲るにしても水草が邪魔にならないところがカンムリの好むところになります

そこで 追われた美子と大吉は 中の橋のすぐ下の水草のないところにやって来ました
人が橋の上を通るので怖いのですがそれさえ気にしなければ彼らにとっても好都合の場所となります

抱卵していた頃もどちらのペアもこの場所がお気に入りで
よくここで過ごしていましたから 大吉を連れて美子がここへやって来たのも理解できます


前回は橋に急接近してきた美子と大吉ですが
この後大吉の魚を呑み込む場面が始まります
魚も小さなヤチユグイから幅の広いフナに至るまで大きさも呑み込みの難易度も異なります

ヤチユグイのような柔らかい魚は小さく呑み込むのも簡単ですが
フナになりますと鱗で表面が硬く覆われており 背びれも硬く大きく 横幅もありますので
カンムリの雛がこれを呑み込むのは簡単なことではありません
ですからそこには魚を咥える場所と方向 タイミングの取り方などの技術が必要とされます

雷魚の稚魚などのドジョウのような形をした丸い魚などは比較的簡単に頭さえ喉に通すことが出来れば
大きさに関係なく呑み込むことが出来るのですが
フナなどのように幅広くヒレや鱗の硬い魚は呑み込みの難易度は高いです
ヒレが口の脇に引っかかるんですね…

その技術を会得すべく大吉の呑み込み訓練は続きます
今回はその様子となります



橋の下には大吉が見えます

水の透明度はありませんが周りに水草は見えませんので泳ぐには最適です







額の真ん中にハートのような形のピンク色が見えますが
これは皮膚の色なのかもしれません
うぶ毛も生えていますが毛の色がピンクでもなさそうです
この部分と目の周りの一部はまだ毛が生えてきていないようにも見えますので
毛がしっかり生えそろうまでピンク色をしているのかもしれません

しかしなんとも不思議な生き物です
額のマークがハートに見えるから不思議です



 
水の上で体を伸ばしている大吉のところに



お母さん美子が

来るのですが
くちばしに白い毛玉の様なものを咥えています



そしてそれを

大吉に食べさせるのですが いったい何なのでしょうか…?
よくわからないのですが時折こういったものを食べているようです










お母さんが大吉を

じっと見ながら



一緒に

くつろぎます



近いので
大吉のアップを
  






並べてみました




ここから大吉に餌が運ばれます

走って行く

大吉ですが



その先にはお母さんが

魚を運んできていました

一旦水に魚をつけたのち



反動をつけて一気に




呑み込みます



お母さんはすぐにまた

魚を運んでくるのですが
さほど大きくはなくヤチユグイなので







簡単に大吉は頭から魚を咥えて






呑み込んでしまいます 楽勝ですね



今度もまた

ヤチユグイに見えます 鱗がなく透き通ってますね




これまた問題なく



 


呑み込んでしまいました



ここで少し歯ごたえのある魚がやって来ます



少し大きいのですがウグイなら問題はありません



一旦水につけた後




頭の方から咥えて反動をつけ



一気にこれまた簡単に





呑み込んでしまいます




次なる魚は



少し鱗が見えるようですのでフナかもしれません
幅があまりないのでヘラブナか…?



大吉はこれを




いったん水の中で




持ち替えますが


今度は簡単には呑み込めないようです…



再度いったん水の中に
 
戻した後



またくわえなおします




頭が喉に入っていませんので



またまた水に



戻します…
なかなかうまくゆきませんね



それでも今度は
  



理想的な角度で呑み込みそうに見えたのですが…



背びれが硬くて口に引っかかったのかもしれません…

喉に入りかけていた魚をまた

はきだして




思案に暮れていますね…



それでも大吉は諦めず
      
何度も咥えたり離したりを繰り返しながら




それらしい位置で咥えます



そしていったんまた魚の尾っぽを水につけて

その反動を利用して


上に放り上げてから




上手に魚の頭から呑み込むことに成功します
やったね大吉!
なんとか苦手のフナを呑み込むことに成功しました
少しずつ勉強してるんですね…感心します




遠くのDファミリーの方は

親子4羽で仲良く水の中です
手前の親鳥がD作に見えますが



D作には松が

びったり張り付いているようです





さて今度はとても大きなフナが見えますが

お母さんと大吉の間にそのフナが浮いているのですが
どうやら大吉が呑み込むことが出来なかったようです



お母さんがそのフナを
 
拾って


大吉にまた

渡します もう一度やって見なさい というわけです



大吉はそれをくちばしに

挟むのですが



どうにも

困ったようで



また水に戻してしまいます……
こんな大きなフナ吞み込めるのでしょうか



しかしお母さんも必死に大吉に呑み込み方を教えようとしています


  


ここをこうやって持つんだよ と言っているように見えます(妄想)



そして大吉に




ここを掴むんだよと 言っているようです
大吉はそれをじっと聞いてます


お母さんはまた大吉に魚を見せながら
 



こうやって吞むんだよと教えているように見えます




しかし魚を渡された大吉は

じっと魚を見るも…



吞み込むのを

諦めてしまいます………どうした大吉ぃ~
どうしても気が乗らないこともあるんだよね…

結局魚はお母さんが呑み込んでしまいます。



気分を変えて

大吉とお母さん



大吉は羽バタをして

気合を入れなおしています




そして今度もお母さんが持ってきたのは




すこぶるでっかいフナでした
横幅もありますね
こんなフナ大吉に呑み込むことが出来るのでしょうか…




大吉のもとに駆け付けるお母さんです



離れたところに大吉がいて




今大吉の元へその大きなフナが届けられました



さあどうなるのかと見ていますと
驚いたことに大吉はいとも簡単に







それを呑み込んでしまいます!



タイミングが合えば

吞み込むことが出来るんですね
驚きました すごい進歩ですね大吉

彼らの生活は続いてゆきますが
雛の成長には驚かされてしまいますね
そんなお話 それでは また

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