カンムリ2023 8/2-① 縄張り抗争 子を持つ母親の本能か！

2023/8/2　　その①　となります


前日は　旧S-中洲で楽しそうに過ごしている　Dファミリーと
お父さんのA太が不在で　沼の中央で過ごしている大吉とお母さんB子を見ることになったのですが

よく考えてみるとおそらくAペアのお父さんであるA太はもうここにはいないのだと思います
雛が１羽ですので　その面倒はお母さんに任せて何処かへ行ってしまったものと思われます
抱卵がまたあるのかと期待していましたがどうやらそれは無さそうです

その裏付けとして　Dファミリーに場所を奪われたことが考えられます
おそらくお父さんA太がいなくなってしまったので　Dファミリーにあの場所を奪われたのだと思われます
母親１羽だけでは土地を守ることが出来なかったようです


まあどこででも子育ては出来ますのでいいのですが
なんともやりきれないお話です
大吉とB子に砂の器の親子を被らせてしまうのですが
今まで住んでいたところを石をもて追われるがごとく逃げてゆく姿が哀れでなりません…



ここで　お母さんたちの名前を変更することにします
B子→美子（よしこ）
E子→悦子（えつこ）
この様に変更することにしました（親しみがわきますので…）


この日はまたショッキングな出来事が起こりました
そのお話となります



中の橋に到着すると
旧S-中洲の水の中には　Dファミリーの姿見えました



水の中に見える親鳥はお父さんのD作だと思われますが
どうやら魚を持っているように見えます
手前に見えるのは松だと思われます




魚を呑み込む松の姿が見えます



竹の方は

もっと左の方に見えますね



お父さんと雛が2羽で

水の中を泳ぎまわっています
あそこは草が浮いてないのが良いのだと思います



一方その少し手前でもっとD－中洲寄りの水草のたくさん浮いている水の中には

大吉と美子（B子）の姿が見えます






昨日と同じような光景になります
今はここいらが定位置になっています
すべてはお父さんがいなくなったのであの場所を追われたのが原因になりそうです



それに反してDファミリーの方は

奥の松と手前の竹は水の中で元気に泳ぎ回っています



遠く奥に見えるのは

お母さんの悦子（E子）になります



右が松で

左が竹




手前が竹で奥が松になります



お母さん悦子は

一人離れたところで餌を食べていますが



ずっと離れたところに

松（右）と竹がいて
外敵が気になることろです……



時折上空に

トビの影が映るので心配ですが



どうも

心配ないようで



松と竹は

何事もなかったように過ごしています



カモメが飛ぶ中
右の方からやって来たのは




どうやらお父さんD作になります



左の奥にお母さんが見えますので
これで全員が

揃ったことになります


お父さんは奥の岸の方まで

行って　遠巻きにファミリーを眺めていますが



雛の面倒は

お母さんが見ることになります
後日このお父さんD作も姿を消すのかもしれません…




こちらは水草の中の

大吉と



お母さん

美子になります



この辺りはカイツブリも活動していて

2羽のカイツブリが


餌を

食べているのですが
くちばしが黒いので成鳥だと思われます



奥にはカンムリの親子も見えるのですが
大吉はもうすでにカイツブリより大きいのがわかります



広い水の中の

Dファミリーです




それに比べ水草の中で過ごす

大吉と美子は可愛そうですね…




親子4羽で楽しそうなDファミリー




お父さんのそばには

松がべったり張り付いていますね




ここでお父さんD作が

水草の中へ移動してゆくのが目に入りました…
これが次の伏線となりました




水草の中で過ごす

大吉と美子になりますが
いつもよりDファミリーに近づきすぎたようです



大吉は水に潜っているのですが
美子は

水の上を動いていました




その時左の奥から駆けてくるカンムリが見えました！

お父さんA太が現れたのか？　　と最初は思いましたが
そうではなく実はこれ　オスのD作だったようです




美子の前で止まったD作になりますが
美子を威嚇しに来たようです（近づきすぎたので）



しかしここで問題が起きました！


そのD作のすぐ後ろに

水の中から大吉が首を出しました！

おそらく　お母さんと間違えて顔を出したのだと思われますが…




大吉は逃げる様子もなくじっとしているのですが



それを見たお母さん美子が逆上します

子供を奪われるかと思ったのかもしれません



美子は子を持つ母親の本能でしょうか
カッとなって

D作に向かってゆきます
メスはオスにかかって行かないものですが
子供がいるとまた別です




一旦は立ち止まりますが

あるタイミングで




飛び掛かってゆきました！



それを受けるD作ですが

今ここに怨念のこもった水上のバトルが始まりました！
両者立ち上がって掴みかかります



さすがに地力のあるのはオスになります




それでもどうなっているのかわからん位





押し合うのですが




やはりオスの方が力があって
とうとうメスの美子は

押し倒されてしまいます




しかしそれでもまだあきらめたわけでもなく

くちばしで相手をかじり合うのですが



美子はD作に体を預けられて

倒れ込んでしまいます…



上になったD作は




美子の自由を奪います…



どうやらこれで決着がついたようです
最後までやらないのがカンムリたちの良いところです
D作はこれにてこの場を後にして　皆のところへ戻って行きます



この写真はその6秒後になりますが
水の中には
戦いに負けた美子がポツンと座っています



しかし美子はすぐに気を取り直します





羽バタをして

気合を入れたのち



気になる大吉を




捜しに行きます



すると左の奥の水の中から

大吉が走ってきます






大吉を見つけて一安心の美子は



この場が危ないことを察知して






また気合を入れたのち



大吉を後ろに従えて







どんどんこちらへ向かって泳いできます
美子は子の橋の下が好きでしたのでそれが手に取るようにわかりますね



美子にとってここが安全なのでしょう








　　
大吉の額のピンクのハートマークが鮮やかですが










かなり橋の近くまで来ています
















するとようやくここで



水草のないところに




到着しました　橋のすぐ手前のところになります



橋の上から見ると

大吉の足が透けて見えます



















なんともかわいい大吉ですが
ここまで来ると一安心というわけです

その②では大吉の魚を呑み込むシーンを近くでご覧いただきます