モエレのオジロワシ 3/24 遅かりし内蔵助 祭りの後…

2022/3/24　木曜日　晴れ

暖かい日となったこの日は風もなく絶好のコンディションだったようです…
だったようだ　というのは　到着したときにはすでに遅かった…ということで
その後オジロワシは全く姿を見せませんでした

翌日（つまり今日になるのですが）は万全を期してモエレへ向かうのですが
生憎今日は朝の冷え込みがきつくて　漁場は氷が張っていました…
結局今日も空振りに終わってしまったのですが　どうもうまくゆかない日が続きます

そう思った昨日の写真を載せておくことにします
オジロワシが大物を上げたのですが　時すでに遅く漁場の雪の上にはその残飯が残っていただけとなります
残念なその写真を載せておくことにしました…(*'ω'*)


中の橋から漁場を覗くと

漁場の中央部の雪の上に　黒い影が見えます
オジロワシが降りているのかと思ったのですが



近づいてゆくとこれが

カラスが複数羽集まっているのがわかります
どうやら足元に獲物があるようです



そのうちの１羽が飛んで行くのですが

よく見るとくちばしに何かを挟んでいるのがわかります
獲物のかけらのようです



漁場には全く氷が張っておらず

アオサギやミコアイサの姿が見えます
朝の冷え込みはなかったようで　漁場はいい状態だったようです



カラスのつついている獲物は




かなり大きく　頭の部分と　食べられた後の中骨の部分だけが残っているようです
おそらく雷魚だと思われ　この大きさはオジロワシが早い時間にあげたものだと考えられます

キツネも全く来ていないようで　カラスだけがその残飯にありついたようです










ミコアイサもたくさんいますが　カワアイサもオオバンのたくさん今日は見えます
氷が張っていませんので　水鳥が集まっていますね



さてこの獲物をじっくり見てゆくと













かなりの大きさがあります　コイではなさそうでライギョだと思います
おそらく　一二郎か春恵が上げたのだと思います






ライギョの額あたりに大きな穴が見えますので　オジロワシの爪が入ったか
くちばしで突いてとどめを刺したものかと思われます
カラスは小一時間程かけて残飯を食べていましたが



当然のことながら漁場にオジロワシは全く来る気配もなく

水鳥たちが楽しそうに




泳ぎ回っています



オジロワシのいつもの巣を覗いていると
一二郎がどこからか

帰ってきたところです



カラスのつついていたライギョは

横顔が見えていました　シーラカンスみたいだな…



一二郎は

巣の横でじっと時間を過ごしていますが　ここに現れることはありませんでした




氷が張っていませんので　漁場の右端の氷の上で休む

ミコアイサたち



水の中ではカワアイサがメスを交え

元気に泳いでいます



何羽いるのか数えもしませんが
この日は　４時間たってもオジロワシは現れず　やむなく退散となりました
今年は　巧くゆかない日が続きますね
モエレに現れるオジロワシの姿は去年までとはまるで違っており　激減
一二郎と春恵だけが日参している状態になります

それでは　また