2022年 3月
今回は Former - Bird's Eye Flake
このブレンド Former ブランドということなのですが
製造元は ドイツのダンタバコになります
その事は 缶の裏側に書かれているのですが
この様に記載されております
前回の記事で このブレンド評価はあまり高くないのですがなかなか上質の甘さがあって美味い
というように書いたのですが
その後何度か喫ううちに 造りは悪いわけではないのだけれどグッとくるものがない
ありきたりのブレンドという評価に変わってしまいます…
一緒に喫っているブレンドが 2020年のCRF と 4年目の熟成に入った St.James Flake ということもあって 風味と味わいに格段の差を感じることもあるのですが
当ブレンドは 丁寧なつくりになってはいるのですが バージニア本来の味の広がりというものを
あまり感じることが出来ないようです…
何故そうなのかその辺を考えてみます。
明るいバージニアと 暗めのバージニアが混じったフレクが出てくるのですが
このフレイク スライスした後圧をかけているのでしょうか
なぜかくっついていてうまくほぐれません…
なので
フレイクのくっついた塊のまま縦に割いて
それを揉み解してパイプに詰めました
雑にほぐして軽く詰めるのが良いと思うのですが
やや乾燥気味のフレイクになります
そうして静かに喫ってやった方が雑味もなく甘さも強く出るようですが
予想以上に香りは弱く味も薄く感じますので
常にどこか物足りなさの残る喫い味となるようです
葉組は
Perique, Virginia ということですが
いかなるバージニアを使用しているのかは記載がありません
オーソドックスに ブライトとレッドのバージニアに ダークバージニアが入っていると思うのですが
まろやかで深みのあるレッドの味わいに少し欠けるのだと感じ入ります
またこのブレンド フルーティなフレイバーはほとんど使用されておらず
その辺は好感が持てます しいてあげればレモン風のシトラスを感じるのですが
それ以外にしっかりと Honey のような水飴のような甘さを感じますね
これはこれでよいのですが 肝心のバージニアの風味が少し弱いようです
その辺がこのブレンドの問題点になります
感想
このブレンド 比較対象をあげるとするならば
まず最初に思い浮かべるのは オーリックGS ということでしょうか
あとは PS のLNF 辺りを思い浮かべるのですが
上記の両者がバージニアの強いシトラスとグラスの効いた甘さと風味もしっかり感じられるのに対して
当ブレンドは バージニアの香りもおとなしく グラステイストも葉っぱの粗さもかなり抑え込まれている印象になります なので味わいはいたってマイルドなのですが バージニアの香りの広がりと
アーシーなタバコ感を十分には味わうことが出来ないと感じます
シトラスもヘイも甘さもあるのですが どこか物足りなさを感じるのはそういったバージニアの
香りの爆発が足りないのだと思いました
甘さもあって雑味もほとんど感じませんので OGS や LNF などと比べるとより高級なブレンドと言えるのかもしれないのですが 美味いとは言えないかもしれません
点火とともに
細いながら 軽いレモンシトラスとともに バージニアの甘さがやって来るのですが
水飴のようなこってりとした甘さで 蜂蜜を感じさせますので おそらくそれが使用されているのだと思います
あまり強い甘さではありませんので 気になるものではありません
あまりグラスの風味は感じないのですが ヘイの香り立ちはしっかり感じるようです
しかしこのブレンドにはあまりレッドバージニアの厚みのある風味と甘みを感じませんね…
入っているとは思うのですが 甘さはあっさりと流れてゆきます
そこが物足らないところでしょうか
当ブレンドにはペリクが入っているのですが 酸味は極弱いです
軽いレーズンの風味を感じますが 気になるのはペッパーの存在になります
ペリク自体は極僅かなのですが
このブレンドの名前の様に コショウの粒をいっぱい感じることになります
特に終盤そのホットな辛さを感じるのですが
もう一つ感じる風味は ダークバージニアの風味になります
パンのような 小麦を煮込んだような風味になりますが
そういったバージニアの風味はしっかり感じることになります
ですから ブライトとダークのバージニアが味を引っ張るのですがレッドの厚みに欠けるブレンド
と言えるかもしれません
そうしますと ただおとなしく甘いだけのブレンドではなく
ちょっと旨みを感じながらピリピリとした辛みを感じるブレンドになっているようで
その傾向は 細かくほぐしたときにより感じるようです
この私はあまり辛いのは好みませんので 細かくほぐさない方が良いのですが
そうしますと今度は香り立ちがおとなしく感じてしまうので痛し痒しというところになります
OGS は手元にないのですが 似たようなブレンドである PH(ピーターハインリッヒ)GS はありましたので喫ってみたところ
強いレモンシトラスの香りと オレンジのフルーティな甘さがかなり強いことに気づきます
バージニアのダイナミズムも至る所に感じられますので もっとわかりやすいブレンドになってます
それに比べ 当ブレンドの香りと甘さはずっとナチュラルでかすかにハニーの甘さを感じる程度になり
質は悪くないのですが力強さに欠けるところがあるようです
なので少しわかりにくいのかな…という印象を持ちましたが 素朴なブレンドを好む方には当ブレンドは良いのかな というところになります
しかし何と言っても気になるのは このブレンドのペッパーの辛さになります
この辛さが中盤以降かなり強く感じられますので 少し疲れてきますね
どうもこの私 この辛さが気になって仕方がありません…
特に感動はないという結論でしょうか
そういった感想となります
それでは また
今回は Former - Bird's Eye Flake
このブレンド Former ブランドということなのですが
製造元は ドイツのダンタバコになります
その事は 缶の裏側に書かれているのですが
この様に記載されております
前回の記事で このブレンド評価はあまり高くないのですがなかなか上質の甘さがあって美味い
というように書いたのですが
その後何度か喫ううちに 造りは悪いわけではないのだけれどグッとくるものがない
ありきたりのブレンドという評価に変わってしまいます…
一緒に喫っているブレンドが 2020年のCRF と 4年目の熟成に入った St.James Flake ということもあって 風味と味わいに格段の差を感じることもあるのですが
当ブレンドは 丁寧なつくりになってはいるのですが バージニア本来の味の広がりというものを
あまり感じることが出来ないようです…
何故そうなのかその辺を考えてみます。
明るいバージニアと 暗めのバージニアが混じったフレクが出てくるのですが
このフレイク スライスした後圧をかけているのでしょうか
なぜかくっついていてうまくほぐれません…
なので
フレイクのくっついた塊のまま縦に割いて
それを揉み解してパイプに詰めました
雑にほぐして軽く詰めるのが良いと思うのですが
やや乾燥気味のフレイクになります
そうして静かに喫ってやった方が雑味もなく甘さも強く出るようですが
予想以上に香りは弱く味も薄く感じますので
常にどこか物足りなさの残る喫い味となるようです
葉組は
Perique, Virginia ということですが
いかなるバージニアを使用しているのかは記載がありません
オーソドックスに ブライトとレッドのバージニアに ダークバージニアが入っていると思うのですが
まろやかで深みのあるレッドの味わいに少し欠けるのだと感じ入ります
またこのブレンド フルーティなフレイバーはほとんど使用されておらず
その辺は好感が持てます しいてあげればレモン風のシトラスを感じるのですが
それ以外にしっかりと Honey のような水飴のような甘さを感じますね
これはこれでよいのですが 肝心のバージニアの風味が少し弱いようです
その辺がこのブレンドの問題点になります
感想
このブレンド 比較対象をあげるとするならば
まず最初に思い浮かべるのは オーリックGS ということでしょうか
あとは PS のLNF 辺りを思い浮かべるのですが
上記の両者がバージニアの強いシトラスとグラスの効いた甘さと風味もしっかり感じられるのに対して
当ブレンドは バージニアの香りもおとなしく グラステイストも葉っぱの粗さもかなり抑え込まれている印象になります なので味わいはいたってマイルドなのですが バージニアの香りの広がりと
アーシーなタバコ感を十分には味わうことが出来ないと感じます
シトラスもヘイも甘さもあるのですが どこか物足りなさを感じるのはそういったバージニアの
香りの爆発が足りないのだと思いました
甘さもあって雑味もほとんど感じませんので OGS や LNF などと比べるとより高級なブレンドと言えるのかもしれないのですが 美味いとは言えないかもしれません
点火とともに
細いながら 軽いレモンシトラスとともに バージニアの甘さがやって来るのですが
水飴のようなこってりとした甘さで 蜂蜜を感じさせますので おそらくそれが使用されているのだと思います
あまり強い甘さではありませんので 気になるものではありません
あまりグラスの風味は感じないのですが ヘイの香り立ちはしっかり感じるようです
しかしこのブレンドにはあまりレッドバージニアの厚みのある風味と甘みを感じませんね…
入っているとは思うのですが 甘さはあっさりと流れてゆきます
そこが物足らないところでしょうか
当ブレンドにはペリクが入っているのですが 酸味は極弱いです
軽いレーズンの風味を感じますが 気になるのはペッパーの存在になります
ペリク自体は極僅かなのですが
このブレンドの名前の様に コショウの粒をいっぱい感じることになります
特に終盤そのホットな辛さを感じるのですが
もう一つ感じる風味は ダークバージニアの風味になります
パンのような 小麦を煮込んだような風味になりますが
そういったバージニアの風味はしっかり感じることになります
ですから ブライトとダークのバージニアが味を引っ張るのですがレッドの厚みに欠けるブレンド
と言えるかもしれません
そうしますと ただおとなしく甘いだけのブレンドではなく
ちょっと旨みを感じながらピリピリとした辛みを感じるブレンドになっているようで
その傾向は 細かくほぐしたときにより感じるようです
この私はあまり辛いのは好みませんので 細かくほぐさない方が良いのですが
そうしますと今度は香り立ちがおとなしく感じてしまうので痛し痒しというところになります
OGS は手元にないのですが 似たようなブレンドである PH(ピーターハインリッヒ)GS はありましたので喫ってみたところ
強いレモンシトラスの香りと オレンジのフルーティな甘さがかなり強いことに気づきます
バージニアのダイナミズムも至る所に感じられますので もっとわかりやすいブレンドになってます
それに比べ 当ブレンドの香りと甘さはずっとナチュラルでかすかにハニーの甘さを感じる程度になり
質は悪くないのですが力強さに欠けるところがあるようです
なので少しわかりにくいのかな…という印象を持ちましたが 素朴なブレンドを好む方には当ブレンドは良いのかな というところになります
しかし何と言っても気になるのは このブレンドのペッパーの辛さになります
この辛さが中盤以降かなり強く感じられますので 少し疲れてきますね
どうもこの私 この辛さが気になって仕方がありません…
特に感動はないという結論でしょうか
そういった感想となります
それでは また
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