モエレのオジロワシ 3/3 このクサレ外道キツネめ！ 何という腹立たしさか・・・

2018/3/3　曇り　大荒れの天気も去って　とっても暖かな日でした

昨日までたっぷりと大荒れの天気で　オジロワシの観察どころではありませんでしたが
この日はそれも治まり　とても暖かい天気です
こんな日は　モエレも魚が獲れそう…
そうおもっての　モエレ行となったのですが･･･

猟場には　さくらと一郎が二人で並んでいましたが
猟場に着くなり

一郎が飛び上がります！










ぐるっと一回りした後





いつもの場所にスタンバイします
やる気満々ですね　猟場の水の状態も良さそうです　氷が溶けて　水がしっかり出ていますね
見やすいので　期待が高まりますね！



ほどなく
一郎が水に飛び込みます！

やったか！


水の中の雷魚と格闘する一郎です











雷魚も大きそうで　すんなり上がって来ません･･･
それどころか引き込まれそうになりますね･･･



しかし







一郎は踏ん張って　引き上げにかかります！




しかし　なんという事か！
ここで

獲物を放してしまいました！


それは･･･



その様子をいち早く察知した　そばの林の中で隠れて張っていた
あの　狡猾なキツネたちが　やって来たからです･･･


無防備な状態で絡まれると危ないので
仕方なく　雷魚を放したと思われます･･･残念ですが







キツネを見ている一郎です
キツネも一郎を見ています

何というずる賢いキツネたちなのか･･･
おそらく　一郎が獲った魚を横取りしようとして　ずっとそばで待っているんですね
現れたキツネはペアの様です　銀次郎の姿は見えませんが　何処にいるのでしょうかね･･･

相手が1匹でないところが　狡猾な所です
今年のキツネは集団で獲物を狙うのでたちが悪い･･･
一郎とて　こいつらに一人で立ち向かわなければなりません（さくらは全然ダメですから･･･）
相当危険な状態になるのは目に見えてますね･･･



キツネペアは　また待機場に戻って行きます
その後一郎は
また木の上へ行きます



しばらく時間が経った時
また　一郎が飛び込みました！



サタンの鉄の爪ですね！













今度のも相当デカそうですね！
体も半分以上水の中です･･･



しかし！
またここで



一郎　獲物を放しました！



やはり

あの外道キツネがやって来たからです
ほんと頭に来ますね
一度ならず二度まで　邪魔されました！

ホント　今年のキツネはたちが悪いです･･･
頭がいい　というのか　ずる賢いです

いくら自然の掟　といってもやはりそこには感情が湧きます
おっさん　ずるい奴は嫌いです！
何も努力しないで　他人の物をかすめ取る事ばかり考えてる奴は！
こいつらは　動物の品性にもかける　外道です

そんなことを一人でブツブツ言いながらみているおっさんですが
実際問題として　一郎はどう対処するのでしょうか･･･
これでは　まったく仕事になりませんね･･･



目の前で欠伸をする　キツネのメスでしょうか
腹が立ちますね･･･



もう1匹も現れます





猟場を挟み　一郎達の眼の前で　このペアは　じゃれ合ってます
それを見て　何を思うか　一郎達は･･･



思案していた一郎ですが


気を取り直して







気分転換をして



また木の上へ　


キツネたちは
ほれこのように

灌木の前で　丸くなって寝て待っています･･･



コンコンコン･･･
アカゲラが　やって来ました･･･







少し気を落ち着けなさいよ･･･
と言っているみたいですね　アカゲラのメス



アカゲラを見ていたら
そのまに一郎　また飛び降りていました！


今度はすでに

雷魚が足元にいますね！
それほど大きくはないようなので　すぐに上がったんですね









広いところへ運んできます





しかし　やはりここで

一郎が口を開けましたね！


やはりそうです
いつかはこういう状態が来ると思っていたのですが
引き上げられた獲物を挟んでの　キツネとの争いとなりますね

向こう岸に現れたキツネは



回り込んで



一郎と対峙します！


そのキツネを

威嚇する一郎です！



ここから　一郎とこのキツネとのにらみ合いが始まります
このキツネもたいしたもので　一郎に一歩も引けを取らず
対峙します　
一郎の周りをくるくると回りこんで　隙を狙う様子は　
見ていて　鳥肌がたってきます　一郎の威嚇の声も甲高く聞こえて来ます･･･

その様子は

















一郎凄い顔で睨みつけます！





一息つく一郎ですが







今にも掴みかからんと　魚から足を放して前のめりになります！


キツネも

足場を掘って　飛びかからんとします！
息詰まる攻防戦です　緊張が走ります
















一郎が圧倒しかけたその時
あらぬ方向を見ていますね･･･







そうです　もう1匹のキツネがやって来ました





一郎にかかって来るわけでもない様ですが･･･
一郎は気にしてますね
たしかに　2対1では　無傷で居られませんから･･･

いったいこの時さくらは　何をしているのでしょうか･･･
ただじっとしているだけなんですね
そこが歯がゆいところですね･･･一郎を助けないのか　と思ってしまいますね･･･



もう1匹の方を見る一郎です



目の前のキツネを威嚇はするものの






屈んだ瞬間に



どうやら　あっさりと　獲物をキツネに引き渡したようです
このままでは　ヤバいと思ったのでしょうね　2対1ですから･･･




一郎から獲物をいただき　当たり前の様な顔をして
その獲物に噛みつくキツネがそこにいます

憤懣やるかたない　とはこの事か･･･
こんな奴らに　やっと獲った雷魚を奪われるなんて･･･
はらわたが煮えくり返るような気がしたものです･･･


軽々と

大きな雷魚を口に咥えて運ぶキツネがそこにいます





キツネは　隠れ家にその獲物を運んで行きます
必ず　木の陰とかそういうところに運ぶんですね
他の外敵に狙われないためなんですね　実に用心深いものです



そこへ



ダイサギがまた現れましたが･･･
またやられるのではないかと　心配になったものですが･･･
どうやら　この時は　大丈夫のようです



穴の中で　雷魚を食べるキツネたちです･･･







気分を静めて　またアカゲラ君　今度はオスですね



手前から　一郎　ダイサギ　一番奥に銀次郎がいます　やっと現れて分け前にありついたようです







この後

銀次郎が現れたのですが
ダイサギは　大丈夫でしたね　良かったです


この後　キツネペアは　食べ残しの雷魚を半分くらい口に咥え　
巣の方に帰って行きました

一郎は　このあと　また木の上に行き
いつものように　雷魚を狙っていました
今度は　キツネも居なくなったので　
雷魚を獲って食べたのでしょうね　そう思うことにしましたが

あまりにも　気分が悪くなってしまい
ここで　帰って来ました

困ったものです　どうしたらよいのでしょうかね･･･


それでは　また