本日の京都は気持ち良過ぎて、うっかり初夏が顔出しちゃったような陽気
真っ青なキャンバスには飛行機雲のらくがきが幾すじも描かれていたのでした。
さて、3月末からほぼ毎日のように、桜を追いかけています。
枝垂桜~染井吉野…と桜の季節を過ごしてきました。
染井吉野が散ると、「桜の時季は終わった」という声が聞こえますが。
どっこぉーーーい。
今が見ごろの桜もあるんです。
この薔薇のような桜は、里桜のなかの、八重桜。
「里桜」とは、大島桜や山桜がもとになって出来た品種のこと。
いろんな桜があります。
ねっ、マリーちゃん
「マリーちゃんじゃないもん」
御所の出水の小川に咲く八重桜の幹に、ふわっふわのにゃんこ。
この子、実は何度もお目にかかっています(笑)
出水の糸桜にいたり、近衛邸の糸桜にいたり。
いろんな人のブログにも登場しています。
写真を撮らせてもらったのは今日が初めて。
おじさんが2匹のにゃんこを連れています。
1匹はケージの中にいたけど。
写真のこの子はすっごく美人でふわふわで、まるでモデルさん。
ディズニーのネコのマリーちゃんに似てるでしょ。
勝手に命名、マリーちゃん
そのマリーちゃんの木から八重桜をたどっていくと・・・。
なにやら不思議な色の花が注ぎ込みます。
これは!
御衣黄。
ギョイコウといって、これも里桜の一種。
花びらが萌黄色なのです。
不思議~。
最初気づかなくて、葉っぱかと思ってよく見たら御衣黄でした
こうやって比較すると分かりやすいですね。
同じ桜なのに色んな種類があって本当に面白い。
御所はまるごと、生きた植物図鑑なのです
さて、こちらは・・・。
鬱金桜。
ウコン桜といいます。これも里桜の一種。
別名「黄桜」ともいって、お酒の黄桜のロゴにも使われています。
このウコン桜が見られるのは、スポーツの神様で知られる「白峯神宮」。
鎌倉時代から「蹴鞠の宗家」であった公家の飛鳥井邸があった場所に建ち、
サッカー、球技の神様としてJリーグの選手が立ち寄ったりと近年有名に。
「怨霊伝説」で有名な崇徳天皇を祀るお社でもあります。
桜を眺めながら、学んだ歴史を思い出す。
心に刻まれる知識。
京都は、様々な角度から生きた勉強が出来る素晴らしい土地です。
桜のラストを飾るのは、里桜などの変種。
街が緑に染まるまで、今しばらく桜の季節にお付き合いください。
僕も見習いたい思いました。
ぁ、白峯神宮ってクルマイスで行けそなトコですか?
まだまだですけど。
白峯神社の境内には車があったし、
確か段差はなかったように思います。
「堀川今出川」のバス停の真ん前だし、
行きやすいと思います。
こんど行ってみますね。
7/7には蹴鞠奉納が見られるお祭もあります!
ぜひおでかけくださいね。
蹴鞠奉納!?
えっとね藤森神社で馬が走る行事は昔見に行った記憶があります。そんな感じすか?
よくわかんないので、とりあえずオカンに聞いてみます。
ここが蹴鞠=ボール蹴りの始祖・飛鳥井家の邸宅跡のようで、こんなお祭が行われるようですよ。