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新・シュミのハバ

ついに、定期小説の更新スタート!!!
いつまで、続くのやら・・・。

高田梢枝「秘密基地」について

2006-05-23 00:47:35 | 音楽
今日紹介する楽曲は、高田梢枝の「秘密基地」である。

尾崎豊のトリビュートアルバムの中で「卒業」を歌って話題を集めた高田梢枝のセカンドシングルがこの曲である。

無邪気な少年時代を思い出し、感慨深くなるそんな切なる思いを純粋すぎる歌詞で歌った曲が今作品である。
全体的に素朴な印象を受けるが、どこか力強くしっかりとした歌い方が、胸に響く美しい曲を生み出している。

誰にも真似出来ない表現力というか、子供っぽい無邪気さというか、彼女の歌声には独特の世界観が漂っている。

音楽と言う形のないものに正直に向かい合っているんだなと、素直に思えるミュージシャンである。
これからの活動に期待したい。最近は女性ソロミュージシャンの活躍が良く目立つ。
中でも「絢香」というミュージシャンは、確信を持てるほど大物になるミュージシャンだと思う。
多少荒削りなところもあるが芯がしっかりとした歌声と、高度な表現力はまさか17歳とは思えない。

このままのスタイルで音楽活動を続けていけば、確実に素晴らしいアーティストになっていくと思う。

また、相変わらず深みのある歌声を響かせているソウルシンガーのAIや、day after tomorrowのボーカルmisono、響き渡る歌声が魅力な伊藤由奈、元Do As Infinityの伴都美子など、様々な女性ソロアーティストの活躍にも目が離せない。

いろいろなアーティストに期待を寄せつつも、「秘密基地」はいい曲である。

aiko「彼の落書き」について

2006-05-03 00:42:16 | 音楽
今日紹介するのは、aikoのアルバム「暁のラブレター 」に収録されている楽曲「彼の落書き」についてだ。

遠く切ない感情を、スピード感あふれるメロディと共に歌いきった「彼の落書き」は、アルバム全体を引き締めるすばらしい一曲である。

aikoらしいストレートな歌詞と、想いの詰まった一日を駆け足で駆け抜けるようなポップなサウンドが印象的である。

長い物語の序章のような役割も果たすし、この一曲だけで物語が完結しているようにも思える奥の深い一曲に仕上がっていると思う。
ぜひ、一度聞いてみて欲しい。

去年はベストアルバムの当たり年であった。
しかし、ベストを出すと予想していたaikoとコブクロは、未だにベストアルバムを発売する気配はない。

その代わり、時給800円のベストが発売された。
解散は残念だが、いい曲を世に送り出してくれたと思う。

そういえば、野狐禅の3rdアルバム「ガリバー」が6月に発売されるらしい。
シングルをあまり発売していないような気がするが、気のせいだろう。

そういえば、RYTHEMがアルバム「夢現ファクトリー」を発売するらしい。
シングル「願い」がいい曲だったので、楽しみだ。

そういえば、ナムコのゲームソフト「鉄拳」がハリウッドで実写映画化されるらしい。
木のアレとかデビルのアレとか恐竜のアレとかロボットのアレとかは実写ではどうなるのだろう。

なかなか楽しみである。

そういえば、東野圭吾の「手紙」が映画化されるらしい。
主演の弟役が山田孝之、兄役が玉山鉄二、ヒロイン役が沢尻エリカらしい。
手紙は思い出深い作品なので、楽しみである。

そういえば、パックマンが映画化されるらしい。
コレに関しては、詳細は明らかにされていない。
っていうか、パックマンがファンタジーアクションとは、どういうことだろう。

そういえば、「親指さがし」が映画化されるらしい。
主演は三宅健らしい。
末恐ろしいことである。

そういえば、乙一の新作「銃とチョコレート」が五月下旬に発売されるらしい。
今から楽しみで仕方がない。

そういえば、ポルノグラフィティのシングル「ハネウマライダー」が6月に発売されるらしい。
綾瀬はるかのCMのアレであろうか。

そういえば、アンダーグラフの新曲の題名は「ユビサキから世界を」というらしい。
指先がカタカナなのがポイントであろう。

そういえば、映画「バイオハザード3」が製作中らしい。


いろいろあるが、aikoの「彼の落書き」は名曲である。

ナンバーガール「透明少女」について

2006-04-29 01:33:07 | 音楽
今日紹介するのは、ナンバーガールの「透明少女」だ。

まさに、ロックトランスフォームド状態である。

見えるようで見えない、ブチ切れるようで繋がっている。

そんな極限状態を見事に歌いきった奇跡の歌、それが透明少女だ。

何が凄いかと言うと、まず向井秀徳の詩の世界に魅了される。

不自然なのに何故か切ない。

不条理なのに何処か正しい。

部分的にはおかしな世界が、全体を見ると完結してしまっている。

不思議な世界に圧倒されつつ、思いを切り刻むような激しいパフォーマンスにまた圧倒される。

誰からも認めてもらえなくても、この曲は日本が誇る名曲であると思う。

ナンバーガールの音楽に出会えたことは、人生において本当に幸せなことだった。

新鮮すぎる世界観と、恐ろしいほど六感に響くハードな重低音。

そしてどこか切なさまでも歌い上げてしまう才能には、ただただ聞き入ってしまう他なかった。

ナンバーガールの音楽に出会ったのは、映画「害虫」の挿入歌「I don't know」を聞いてからだった。
まさに「害虫」の世界観にぴったりとはまった芸術的な歌に、すぐにはまってしまった。

ナンバーガールが伝説になるまで、短い間だったが現役の彼らの歌を聴けて幸せだったと思う。

解散後の向井の新バンド「ZAZEN BOYS」については、いろいろ語りたいが今日はやめておく。

まずはナンバーガールの音楽を聴いてみて欲しい。

映画監督、塩田明彦は向井の世界観にはまっているらしい。

映画「害虫」だけでなく、映画「カナリア」でも「自問自答」という向井の歌を使っている。

カナリアにしても害虫にしても、ここまで映画の世界にぴったりな歌はないと思う。

ちなみに塩田明彦監督は「黄泉がえり」とか「この胸いっぱいの愛を」とかの監督の人である。

メジャーな映画とマイナーな映画を交互に撮っている、センスのいい監督である。

これからどんな映画を世に送り出していくのか、実に楽しみだ。


とりあえず、透明少女は名曲だ。

アンダーグラフ「真面目過ぎる君へ」について

2006-04-27 23:56:20 | 音楽
今日紹介するのは、アンダーグラフの「真面目過ぎる君へ」だ。

「ツバサ」のヒットにより一気に知名度を上げたアンダーグラフだが、今回の新曲「真面目過ぎる君へ」は、インディーズ時代の楽曲である。

ニッポン放送の番組「オールナイトニッポン」で放送されてから話題になり、ラジオの中では小さなブームを巻き起こしていた「真面目過ぎる君へ」が、今回ようやくメジャーで発売された。

この曲は、背中をそっと押してくれるような応援歌であり、切ない想いを綴ったラブソングでもある。

アンダーグラフの魅力が弾けた奥の深い一曲なので、ぜひ聞いてみて欲しい。

アンダーグラフといえば、今でこそオールナイトニッポンのパーソナリティに選ばれ活躍しているが、インディーズの頃は「オールナイトニッポンレコード」という深夜三時からの番組の会員として、おかしな企画をやっていた。

その企画は、勝手にリスナーの家に上がりこみ、ご飯を食べさしてもらう代わりにミニライブをやる、といったグルメツアーだった。

しかし、その場の雰囲気は、ラジオのためあまり伝わっていなかった。

なんとも馬鹿げた企画であったが、人気企画だった。

そんなアンダーグラフも今や売れっ子である。

インディーズシングルの「ケ・セラ・セラ」という曲の歌詞の中に「垢抜けないまま僕らがゴールデンを飾るから~」といったフレーズがあったが、その曲を聴いた次の日に、垢抜けないままミュージックステーションに出演していたことには驚いた。


そんなこんなで「真面目過ぎる君へ」は名曲である。

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ワールドアパート」について

2006-04-27 00:42:10 | 音楽
今回紹介するのは、アジアンカンフージェネレーションの「ワールドアパート」である。

アジカンのロックは、親しみやすくて聞きやすい。

そして、何より胸に響くロックを多く世に送り出している。

それは、ボーカル後藤の真っ直ぐなロックへの想いと、表現力が生み出しているのだろう。

ずっと変わらない真剣なロックスタイルは、誰にも真似出来ないと思う。

「ワールドアパート」は、かなり迫力のある歌である。

とにかくサビの迫力は凄い。

本能のまま何かを叫ぶようながむしゃらロックと思いきや、意外に繊細な部分もある奥の深い一曲である。

真面目な風貌から放たれるボーカルの迫力と、格好良すぎるギターの迫力。

そんなすべての迫力が重なり合って、宝玉のロックを生み出している。

アジカンの音楽の真髄が詰まっているような曲だ。

日本ロック界において、アジカンロックの存在は誇るべきものだと思う。
アジアン、といえばお笑いコンビの「アジアン」を連想する。

「アジアン」とは、去年のM-1グランプリで決勝まで勝ち進んだ女性お笑いコンビである。

ブサイクキャラの隅田と、デブキャラの馬場園から成る。

アジアンの漫才は、テンポがよくてはまってしまう。
軽快なテンポで繰り広げられる王道の漫才は、何度見ても笑ってしまう。

キャラといい、漫才の技術といい、これから次々と全国ネットへと進出するであろうと期待している。

と、いっても最近「タイムマシーン3号」にしても「流れ星」にしても、期待はしているがなかなか全国区にならない漫才コンビがたくさんいる。

まぁ、お笑いの話になると止まらなくなるので、この辺で止めておく。


いつか「鳥肌実」とか「ジーコ内山」とかが全国区になる日は来るのだろうか。


結局何がいいたいかと言うと、ワールドアパートは名曲だということだ。

ウルフルズ「サムライソウル」について

2006-04-26 00:45:29 | 音楽
今日紹介するのは、ウルフルズの「サムライソウル」である。

長年に渡ってウルフルズは、ストレートに胸に突き刺さるバカ正直なラブソングを作り続けている。

そんな数々のラブソングの中でも、ウルフルズの活動の集大成といっても過言ではない楽曲が「サムライソウル」である。

男の生き様をさらけ出したかのような歌詞と、歌い叫ぶかのようなパワフルな歌声。

”これこそがウルフルズだ!”と心から思える一曲である。

なんといっても、トータス松本の「これがソウルミュージックだっ!」っと国民全員に訴えかけるような表現力はすばらしい。

今年三月に発売されたウルフルズの新アルバム「YOU」も名曲揃いであるので、ぜひ聴いてみて欲しい。

サムライソウルはもちろんのこと、「ぼくのもの」「サンキュー」「なんてサイコー」など、歌でしか伝えられない真っ直ぐな思いを嫌になるほどさらけ出している。

まさにウルフルズの世界観は、誰にも真似できない最上級のものだ。

思えばウルフルズを最初に知ったのは「借金大王」という曲である。

変なおっさん達が「金返せ、金返せ」と叫び続けている、というのが第一印象だった。

次に「すっとばせ」という曲を聞いたとき、「そうか、この人たちはバカなんだ」と確信した。

それはなぜかというと、曲の冒頭に「俺たちバカ!」っと言ってしまっているからだった。

音楽バカとはこういう人たちのことを言うのだなぁ、としみじみ感じていた。

しかし、そんな彼らの楽曲「バンザイ」を聴いたとき、衝撃を受けた。

「バンザイ」は、ウルフルズを”ただのバカ”から”熱いバカ”へと飛躍させた歌だった。

将来、こんな大人になれたらいいなぁ、と思ったりもした。

彼らほど、人生を楽しんでいるミュージシャンは他に居ないだろう。

しかし「バカサバイバー」という楽曲は、バカはバカでも、行きすぎだと思う。

まぁ、何がいいたいかと言うと、「サムライソウル」は名曲ということだ。

Something Else「夏のラジオ」について

2006-04-25 00:26:44 | 音楽
今日紹介するのは、Something Elseの「夏のラジオ」だ。

サムエルの楽曲は、スタンダードだがどこか切ない。
目で見る現実を細やかに表現する歌詞の世界と、青春のなかで揺れ動く繊細な感情を表現したかのようなメロディ。

いつまでも変わらない空気が、彼らの楽曲には流れている。

この「夏のラジオ」は、卒業アルバムのように、昔を懐かしんでふと手に取ってしまう、そんな大切な楽曲だ。
遠くてとても近くにあるもの、そんな大切なものといってもいい。

とにかく一度聞いてみて欲しい。

サムエルといえば、やはり雷波少年を思い出す。

思えば、サムエルの「ラストチャンス」という歌は、雷波少年のおかげで紅白進出まで果たした。

サムエルが挑戦した企画は、三ヶ月の合宿の間に運命の曲を作り、それがオリコン20位以内に入らなければ解散といった過酷なものだった。

あの時、彼らが作った「ラストチャンス」という曲には、本当に感動した。

しかし、雷波少年という番組は本当に恐ろしい番組だった。

「熱狂的巨人ファン対阪神ファン」という企画では、ファンの野球チームが勝たなければ、何も食べられないという斬新なスタイルで話題を集め、「雷波少年系ゴミ生活」という企画では日曜11時には適さないのでは、と思わせるおかしな事をやっていた。

しかし、一番驚いたことは雷波少年での企画「鮒子のViva特売」での主役の椿鮒子が「セクシー寄席」というヤバ系お笑い集団の一員だったということだ。

まぁ、何が言いたいかというと、サムエルの「夏のラジオ」は名曲だということである。

キンモクセイ「冬の磁石」について

2006-04-23 21:51:36 | 音楽
今日紹介するのは、キンモクセイの「冬の磁石」だ。

この曲は、キンモクセイの音楽スタイルである懐かしい昭和系サウンドにぴったりとマッチした切ない曲である。

キンモクセイは「二人のアカボシ」という名曲を世に送り出しているが、この曲は「二人のアカボシ」を越える名曲と言っていいと思う。

この曲のPVには、今最も旬な女優「宮崎あおい」が出演している。

宮崎あおいといえば、今NHKの朝の連ドラ「純情きらり」に出演している他、映画「ギミーへブン」「好きだ、」「初恋」「エリ・エリ・レマ・サバクタニ」「ただ君を愛してる」と、今年中で5本もの映画に出演している。

その他にも、スピッツの15周年を記念して作られたネット配信映画「海でのはなし。」の主演でもある。

先週「海でのはなし。」を観たが、思ったよりしっかり作られていて驚いた。
特に劇中に流れる「ロビンソン」は、切ない雰囲気にぴったりだった。

宮崎あおいの映画といえば、僕の中では「害虫」が一番印象に残っている。

内容を書くと長くなるので省略するが、まぁとにかく暗くてシュールな作品である。

泣きたくても泣けない悲しすぎる運命の中で生きる少女の役を、ここまで見事に演じることができる役者はなかなかいない。だろう。

とにかく彼女の演技は凄い。

どれぐらい凄いかというと、そりゃまぁコンコルドぐらい凄い。

それはともかく、春である。
春といえば、修学旅行を思い出す。

昔、修学旅行の飛行機の中で、客室乗務員に「お飲み物は何にいたしましょうか?」と聞かれて「ビーフ」と答えている生徒がいた。

たぶんその生徒は、「ビーフ オア チキン?」と質問されたと勘違いしたのだろう。その後、客室乗務員になぜかコーヒーを出されていた。


何が言いたいのかと言うと、とにかくキンモクセイ「冬の磁石」は名曲だということである。

【ミュージシャン】GOING UNDER GROUNDについて

2006-04-03 23:48:16 | 音楽
ストレートに涙腺を刺激する音楽というのは、どういったものなのだろう。

高ぶる感情をそのまま音にしたようなピュアな歌詞、思春期の傷つきやすい気持ちをありのまま表現したかのような優しいメロディ。

そばにあるだけでなんだかホッとする。
それがGOING UNDER GROUNDの音楽である。

僕が彼らの存在を知ったのは、ちょうどアルバム「かよわきエナジー」が発売された頃だった。

その頃はポルノグラフィティの全盛期だった。

ポルノの受け入れやすい軽いロックサウンドとは対照的な彼らのサウンドは、流行に流されていた僕に衝撃を与えた。

彼らの音楽には全くといっていいほど、角がない。

よくキャッチフレーズに使われるような『胸を突き刺す鋭角サウンド』なんかとは無縁の存在である。

決して飾り立てたりしない、純粋すぎる切ない気持ちを彼らは必死になって歌っているのだ。

そして名づけられた彼らのスタイルは、「青春の胸キュンバンド」というもの。

どこか共感できるセンチメンタルな感情に、思わず涙が溢れてしまうようなバンドだからこそ、付けられたフレーズだ。

何かと不安定になりがちな人間の心情に、深く影響を及ぼすであろうメロディ、そして歌詞。

じわじわ込み上げてくる思いに、耐え切れない涙腺がもどかしい。

まんまとリスナーはGOING UNDER GROUNDが仕掛けた罠にはまってしまうのである。

その音楽は、一人ぼっちの心に手を差し伸べるような、ドラマチックな優しさがある。

GOING UNDER GROUNDに出会えたことは、本当に幸福なことであった。


彼らの音楽に包みこまれるたび、温かい気持ちになれるからだ。

「淋しさを奏でる」ということをこんなにも簡単に表現してしまう。

とにかく自分のプライベートな部分にまで入り込んできたミュージシャンである。

なんとも憎い、だけどかけがえのない、すばらしい音楽である。

最近のGOING UNDER GROUNDの活動といえば、なんといっても「TUTTI」という傑作アルバムの発売であろう。
中でも、「パスポート」と「STAND BY ME」という曲には度肝を抜かれた。

ここまでも自分のスタイルを貫き通した音楽があったのか、と改めて感心した。
「TUTTI」というアルバムが、僕の人生の中の宝物になったことは、紛れもない事実である。

GOING UNDER GROUNDの音楽は、青春の1ページであり、これからの人生においても、なくてはならないものである。


【邦楽】skoop on somebody「Pianoforte」について

2006-02-21 23:13:50 | 音楽
今回紹介するのは、バラードサウンドの帝王、Skoop On Somebodyが放つ最新アルバム「Pianoforte」についてである。

第一印象は「まぁ、やっぱり今回もやってくれたな。」っといったもの。

もうココまで来たら神の領域かも知れない。前作「HELLO MELLOW」もそうであったが、ここまで完成度の高いアルバムはない。

シングル曲に勝ることのない新曲、とにかく切ない!とにかく心に澄み渡る!どこまでも美しいサウンドに極まっている。

まぁ、ボーカルTAKEの歌声が生み出す宝玉の世界は、誰にも作り出すことの出来ない、唯一無二のS.O.Sワールドというのは、間違いないだろう。

邦楽アーティストでここまでできるグループが現れるとは、一体誰が予想していただろうか。
笑っても、泣いても、彼らの創造物は、どこまでも純粋なのだ。
そして繊細である。

心の中に染み渡る「イイ曲」はいくらでもある。
しかし、彼らの曲はココロの奥底に住み着いてしまうのだ。そして、何もかも癒してしまう。
どこか孤独でそこか淋しい、傍に何か美しいものがポツリと置いてあって、素朴に目立つ愛の象徴のような、輝かしいもの・・・?

まぁ、よく分からないが、そんな感じ。

聞かないと損。
それだけは断言したい。

アルバムの収録曲を簡単に紹介しておく。
今回のアルバムは、シングル曲「soul river」「誰かが君を想ってる」「happypeople」の三曲を含む、計11曲で構成されている。
何よりも注目なのは、「Everlasting Love」「key of love」と共に、LOVE三部作の最終曲「Believe in Love」である。
どちらかといえば「Key od Love」に近い、スケールの大きい歌となっている。
その他に、映画「陽気なギャングが地球を回す」の主題歌「How We Do It!!!」は、アップテンポでノリのいいファンキーサウンドを響かせてくれた。

崎谷健次郎の「もう一度夜をとめて」のカヴァーも、S.O.Sらしい編曲となっており、聞いていて心地良かった。

とにかく名曲揃いなので、聞いてみて欲しい。