新・シュミのハバ

ついに、定期小説の更新スタート!!!
いつまで、続くのやら・・・。

Turtle Walk 01

2006-10-28 00:17:20 | 映画
青い夢を見た。
そこで、何千もの光を見た。
それでも僕の中の世界は恐ろしいほどサカサマなのだ。

僕はその世界を”sora”と呼んでいる。
今日も”sora”は静寂に包まれたまま、偽者の姿を見せ続けている。

青い夢を見た。
それは相変わらずイコールのないものであった。

補習科・秋季大運動会

2006-10-23 23:03:36 | 映画
天野ひろゆきが映画監督をやるらしい。

そんなことはどうでもいいが、明日は秋季大運動会である。
運動会をやった後、調理実習もやるらしい。
その後、レジャーシートを広げて遠足風なことをするらしい。
で、その後DVD鑑賞会をする。

ハードスケジュールである。

補習科での生活

2006-10-20 23:27:44 | 映画
補習科での授業は、生徒が黒板に問題を解いて、それを授業で発表する形式になっている。
写真は物理の授業のものである。

小学校の授業ではない。
高校の補習科での授業である。

映画「ブラック・ダリア」について

2006-10-15 22:14:59 | 映画
今日は、全米で話題の映画「ブラック・ダリア」を観てきた。
こういう類の映画は滅多に観に行かないのだが、久々に本格サスペンスが観たくなり観に行った。

前半は内容がややこしく、なかなか難しかったものの、後半の速いテンポの暴露展開はめちゃくちゃおもしろかった。
全体的に映像が凄かった。

二人のボクサー刑事の演技もカッコよくてうまかった。

とにかく、凄くブラックな映画だった。
ブラックでダリアな映画だった。

最近なにかとカンタービレな毎日を送っている。
これからもカンタービレにいきたいと思う。

殴り書きの最近見た映画評論っ!

2006-10-14 22:38:36 | 映画
最近見た映画について、簡単にまとめてみる。

1、隠された記憶
【ストーリー】
テレビ局の人気キャスターであるジョルジュ(ダニエル・オートゥイユ)と美しい妻アン(ジュリエット・ビノシュ)は、息子ピエロと共に幸せな生活を送っていた。そんなある日、ジョルジュの元に送り主不明のビデオテープが不気味な絵と共に何度も届くようになる。ビデオテープに映し出されるのは、ジョルジュの家の風景と家族の日常。回を追うごとに単なる映像が徐々にプライベートな領域へとエスカレートしてゆく。正体不明の不安と恐怖に脅かされるジョルジュと家族。誰が、何の目的で・・・?

→ミヒャイルケネケめ、やってくれたな、って感じの映画。
「衝撃のラスト」とか言っておいて、あのラスト。さすが。
100人見たら、90人が首を傾げるラストだった。僕も映画館で見てたら確実にワケが分からず帰っていた。(DVD買って良かった・・・。)
まさにケネケワールド炸裂で、分かる人だけが分かってりゃいいんだ、と言わんばかりに独自の映像スタイルを貫いた!
罪悪感、差別、偏見、悪意・・・人間の深層心理にもぐりこむ、衝撃的で、意表をつく最高の映像パフォーマンス。
これこそが、真の傑作映画だ。

2、リリイ・シュシュのすべて
【ストーリー】
ある地方都市、中学2年生の雄一(市原隼人)は、かつての親友だった星野(忍成修吾)やその仲間たちからイジメを受けるようになる。そんな彼の唯一の救いはカリスマ的女性シンガー、リリイ・シュシュの歌だけであり、そのファンサイトを運営する彼は、いつしかネット上でひとりの人物と心を通わしていくが…。

→凄い映画を観てしまった、という感情に押しつぶされそうになった。
ここまで強く心を揺さぶられた映画は数少ない。
「リリイ・シュシュのすべて」に込められた痛みや切なさは、現代に生きる僕らに突きつけられた、確かな生きる理由だ。
巡り巡る生活の中の出来事によって変わっていく少年たち。誰かが誰かを傷つけ、誰かの人生が変わっていく。その重みを知らない少年たちの、ダークなリアルがここに。
岩井監督の映画センスが随所に散りばめられており、どこシーンも胸に突き刺さるものばかり。それに加えて小林武史が作り出す音楽が映画をより鮮明にする。
映画の世界を超えて訴えかけてくる監督のメッセージが届くはず。

3、殺し屋1
【ストーリー】
「週刊ヤングサンデー」で連載されたコミックを三池崇史が映画化。新宿歌舞伎町を舞台に、気弱な刺客・イチと、若手カリスマ俳優・浅野忠信演じるマゾのヤクザ・垣原との戦いを描くバイオレンスアクション。宿命の対決を描いたクライマックスが見所。

→ひと言で言うと最悪。(この映画に関しては褒め言葉)やりたい放題、モラルなしの映像をひたすら流して終わる。映画館では退出者が続出したらしいが、ここまで無茶苦茶だったら、逆に凄い。この映画の見所は、三池監督の狂人的センスと、浅野忠信のもうどうしようもなくうまい演技の二点。あとは、大森南朋とか、脇を固める役者陣も演技派で、おもしろい人ばっかだったけど、このストーリーじゃ、ねぇ・・・

4、タイヨウのうた
【ストーリー】
毎日、夜の駅前広場で歌い続ける少女・雨音薫。彼女は太陽の光にあたれないXP(色素性乾皮症)という病気を抱えていた。昼夜が逆転した孤独な日々を送る彼女の楽しみは、明け方からサーフィンに向かう孝治を窓から眺めることだった。そんな二人を運命が引き寄せるが…。シンガーソングライターのYUIが映画初主演で贈る、月の光の下で限られた時間を、歌と一緒に生きた少女の物語。

→病気と闘う少女の姿を切なくも温かい音楽で包む名作。
不安だったYUIの演技もなかなかのもので、塚本高史や岸谷五朗と並んでも見劣りしなかった。
なんといっても、ライブシーンはさすが本業ということで、そこらの役者には出せない雰囲気を出していた。
名作と呼ぶには全体的に素朴で地味な印象を受けたものの、新人監督&新人女優のタッグとは思えないほど、クオリティの高いものに仕上がっていた。
後は、個人個人がどこまでハードルを上げた上でこの映画を観るかによって、個人差が激しいと思われる。

5、小林賢太郎プロデュース公演 「LENS」
【ストーリー】
大正14年、ある図書館の蔵書が250冊も盗まれるという事件が発生。さらにその図書館では幽霊が出現したという騒ぎもあり、超常現象を専門とする警視庁捜査課第三種事件係警部が解明に乗り出す。そこに推理力に秀でた作家志望の青年が現れ、互いの協力のもと、謎解きが始まる。が、図書館司書、巡査、人力車夫も巻き込み、事態は脱線に継ぐ脱線が繰り広げられる。全編コメディタッチながらミステリーとしても完成度が高く、さらにエンディングではほろりとさせられる佳作。

→さすが小林賢太郎!やっぱり満足させてくれる。
個性派の俳優達が集結したということで完璧に近いものになっていた。
笑いはもちろんのこと、推理モノとして観てもおもしろい作品。
やはり小林賢太郎は天才であると確信した。
ラーメンズの公演では見られない時代設定も新鮮でよかった。

いぬのはなし2

2006-10-09 19:33:07 | 映画
「さよなら、クロ」を観た。もうこれで三回目。
で、また泣いた。
クロ可愛すぎ&賢すぎ!!!
クロみたいな犬が学校にいてくれたら良かったのに。

ちなみに、今回見たのは最近購入したスペシャルエディションのコメンタリー付きのやつ。
やっぱり妻夫木のコメンタリーは面白い!
今回は個人的に好きな俳優の金井勇太と新井浩文もコメンタリーメンバーの中に入っていたのでおもしろかった。
なんといっても舞台裏の撮影秘話みたいなのが聞けるんで、コメンタリーはおもしろい。

とにかく、「さよなら、クロ」はいい話なので、一度観てください。
写真は、クロの特製写真立て。

いぬのはなし

2006-10-08 23:19:20 | 日記
今日は10円レンタル目当てでゲオに行った。
三池監督の「殺し屋」を借りた。

その後、近くのスーパーに行くと、車の中で、買い物をしている飼い主を待っている犬を見つけた。
その犬は、誰かがスーパーの入り口から出てくるたび、窓に手をかざして喜ぶのだが、飼い主でないと分かったとたんに首を下げて落ち込んでいた。
見ていて物凄く切なかった。
スーパーの入り口を見つめている犬の表情が、すごく悲しげで切なかった。
その哀愁は、「いぬのえいが」で中村獅童と生き別れになってしまった、あの病院の前で居座る犬の哀愁と似ていた。
で、そのシーンを思い出して泣きそうになったが、スーパーの前で泣いていると変な目で見られそうだったので、何も買わずにそのまま帰った。
自転車をこぎながら、「いぬのえいが」の「ポチー」と獅童が叫ぶシーンを思い出していた。

写真は、その飼い主を待つ犬のものです。

秋の夜長のホラー映画特集

2006-10-07 00:37:30 | 映画
シャワー中の背後、顔を洗っている時の背後、その恐怖はふと襲い掛かる。
秋といえばホラー(?)ということで、冒頭からベタなことを書いているが、今回はおススメのホラー映画を紹介する。
まだ観てない映画があれば、必ずチェック!!!

秋の夜長のホラー映画特集

1、輪廻
【ストーリー】
昭和45年。群馬のホテルで、11人が殺された。幼い少女まで犠牲となる凄惨な事件。動機は不明。犯人も謎の死を遂げる―。
35年後、現代。全国で行方不明者が続発、不明者の共通点は、年齢が35歳以下ということだけ。姿を消した人々は35年前の被害者の生まれ変わりだというのか?そして姿を消した人々が、あのホテルに導かれる。
過去の事件は終わってないのか?衝撃のクライマックスが、待っている!!!

→優香主演、呪怨の清水崇監督作品「輪廻」。さすが清水監督といったところで、雰囲気作りは満点。35年前のホテルがリアルに再現されており、ショッキングな事件が起こるホテルとしてのセットは完璧。優香もかなりの熱演で、狂いまわるシーンや、恐怖に顔を歪めるシーンなどは最高の演技を見せている。バラエティなどで見せる顔は一切見せておらず、始めから最後まで緊張感のある張り詰めた演技を熱演している。また、意外にホラー映画初挑戦の椎名桔平や香里奈など脇を固める役者陣も文句の付けようがない演技をこなしている。今作品には、今までのJホラー映画に見られる「脅かしてやろう」といった魂胆見え見えのダメダメ演出は全くなく、ストーリーに沿って全体的に恐ろしさが漂う映画に仕上がっていた。細かいところに清水監督のこだわりが見られ、こだわった人形の恐ろしい演出や、意味ありげな(実際に意味があるのだが)スーパーボールが転がる演出はうまい。そして、この映画の一番の見所といえる「衝撃のラスト」についても、過剰な期待を抱いていない限りは満足できる程度の、ショッキングなものだ。意外な所で序盤の正統派なホラーシーンが後半の前衛的なホラーシーンに繋がっていく驚きの展開や、輪廻という題名に相応しいトリックなど、いろいろと仕掛けが施されている。また、映画制作の独特の雰囲気を味わうことが出来るのも、楽しいところだ。ただ、褒めるばかりでなくマイナス面を言うと、少しばかり殺戮シーンがリアルになりすぎたためにR-15ギリギリの演出が入り混じっており、小中学生が観るには過剰演出なところも少々あるということだ。また、「着信アリ」のようなドキッとさせられる脅かしシーンが好きな人には少し不満が残るかも知れない。ただ、この映画は脅かしシーンが少ない分、本当の恐怖が見え隠れするショッキング映画に仕上がっているので、それでマイナスになってしまうことはないと思うのだが。

2、富江 BEGINNING
【ストーリー】
1987年。3年C組に転校してきた富江は、その美しさで男子生徒を魅了。女子生徒たちからいじめを受けた富江は、男子生徒を下僕のように使い、復讐へと転じる。そんな中、富江の魔性に侵されてしまった男子生徒たちにより、異常な事件が発生する。それから数年後、高校の同窓会のため廃校した教室に集まった礼子と健一に、死んだはずの富江の恐怖が襲い掛かる・・・

伊藤潤二原作のホラーコミック「富江」の最新作また復活作として劇場公開された「富江 BEGINING」は、富江の恐怖を今までのシリーズを総括するかのごとく映し出した、最強恐怖映画である。「富江」シリーズとは、「リング」シリーズや、「着アリ」シリーズのようなホラー映画と違って少々アンダーグラウンド的な人気を誇る映画で、カルト的な雰囲気を持ち合わせた、異色作である。今作はそんな富江シリーズを観ている人には、なかなか楽しめる映画であろう。改めて富江の恐怖の始まりを描くことに違和感なく進んでいくストーリーと、寒気がする残虐な映像。そして、どこまでも取り付いて離れないような富江の笑顔が、新しい恐怖をこのシリーズに与えている。そして一番の成功ポイントは松本莉緒演じる新たな富江の絶妙な雰囲気である。今まで数々の実力派女優が演じてきた富江に全く劣らない雰囲気のある演技は、高く評価したい。その他の、富江増殖シーンや、ショッキングシーンは今までと変わらず(少々劣るところもあるが)怖い。若手の役者の演技はイマイチな印象を受けたが、そこまで目立っていなかったので一安心といったところだ。主要人物の演技力、主要シーンの恐怖演出が良く出来ているため、全体的には好印象である。観る人を選ぶと思うが、富江シリーズファンにもホラー映画ファンにも好かれる映画になっていると思う。ただし、ホラーはちょっと苦手という人にはおススメできないので、そういう人には「着信アリ」を薦めたい。

3、IT(イット)
【ストーリー】
メイン州を舞台に、殺人鬼“イット”の迫りくる恐怖を描いたショッキング・ホラー・ムービー。少年から大人へ、少年の頃に出会った殺人ピエロ”IT”、その恐怖は30年後の少年たちに襲い掛かる。一人、一人と殺されていく親友たち。強い絆で結ばれた恐怖に立ち向かう勇気と、次々とノンストップ現れる、どっきりシーン。背後から、排水溝から、隣の部屋から・・・どこでもITはいる!怖い、恐い。ぎゃぁぁぁー。

→小学生のころこの映画をみて、ピエロを見ると怖くて逃げ出したくなるといったトラウマに襲われた映画。コメディチックなピエロのくせに、さりげなく現れたりして、妙に怖い。なんといっても、カメラワークは最高レベルで、さほど怖くないシーンまで恐ろしく映す、ホラー嫌いには耐えられない技術。ホラー要素の他にも「スタンド・バイ・ミー」のような青春映画としても十分楽しめるもので、初恋や友情の固い絆や、感動の再会など、ほのぼのできるいいシーンもたっぷり。でも、ほのぼのしていて無防備になったところに急に襲い掛かってくる殺人ピエロっ!なんとも憎い演出だ。前編緊張感は途切れず、かなり長い映画だが、退屈することはない。一言で「ホラー映画」と言ってしまうにはもったいない作品であることは間違いない。スティーブン・キング作品では、他にも「シャイニング」や「シークレットウィンドウ」など何本ものホラー作品が映画化されているが、自分的にはやはりこの作品が一番である。どこか青春時代が懐かしくもあり、田舎町に現れる怪物の恐怖に完全にヤラれた感いっぱいになってしまう。

《編集後記》
久々に長々と日記を書いた。
改行を全くしてないあたりがホラーっぽい(?)
実はこの日記は、夏に書いたものであり、題名も「夏の真夜中のホラー特集」だった。
しかし、いつも間にか投稿するのを忘れていた。
ってことで、今日書いているのはここの部分だけである。
上の内容とギャップが出来てしまってはいけないので、ここにもホラー的なことを書きたいと思う。

ホラー好きと言っても、僕自身はかなりのビビリである。
墓場を夜中に訪れるなんてできるハズもない。

話は変わって、昔、近くの海水浴場で親戚一同でバーベキューをしたことがあった。
バーベキューは日が暮れるまで続き、気が付けば夜中の9時ぐらいになっていた。
その日は夏休み真っ只中ということで、僕らのテンションも高まっており、近くの山の中で肝試しをすることになった。
その山は奥に登っていくと、「長崎鼻」という名前の崖へと辿り着く。
その崖は年に一度は必ず自殺者が出るといった、隠れた心霊スポットだった。
その崖までの道はかなり細く、木々に囲まれた中に長々と細い道が続いている。
街灯も何もないので、辺りは真っ暗であった。
ビビリの僕だが、みんなと一緒だったので、なんとか崖へと辿り着くことができた。
もともと霊感とかが全くない僕は、霊も何も見えることはなく、崖に着いても、霊らしいものは何もできなかった。
そのとき、崖へと来たのは、従姉妹の姉と、ハトコの子と僕の三人だけだった。
従姉妹の姉は、ウソだか本当だか分からないが、「さっき何か見えた」とか何とか言っていた。
僕は「信じるな、何もいない。」とブツブツ言いながら、崖からの景色を見ていた。
ちょうど、瀬戸大橋が見えていた。綺麗だった。
ハトコの子が、面白くなさげにそそくさと帰っていった。
霊が見えなかったのが、悔しかったのだろう。なんとも好奇心旺盛な子供である。
結局、何も見えなかったので、帰ることにした。
従姉妹の姉がハトコに着いていく形で、一本道を歩き出した。
僕も、従姉妹の後に続いて、崖を後にした。
少しだけ歩くと、僕の背後から、何やらガサゴソと音がし始めた。
そして、誰もいないはずの崖のあたりから、誰かの笑い声が聞こえてきた。
確かに、背後から聞こえていた。いや、間違いない。
10時近く、誰もいない暗闇の中から笑い声が聞こえてくるのだ。
頭の中が真っ白になりそうだった。
僕は、少し前を歩いている従姉妹の肩を叩こうとした。
すると、僕の服の袖を、誰かに後ろから掴まれたような気がした。
その瞬間、僕はワケの分からない奇声を上げながら、従姉妹を押しどけて、一目散に走って逃げた。
あの日のことは、忘れることができない。
後に、従姉妹に聞いても、僕の後ろには誰もいなかったらしい。
確実に、親戚の中の誰かの仕業ではなかった。
あの聞き覚えのない笑い声は、誰のものなんだろう。
背後から近づいてくる笑い声。
暗闇に包まれた、狭い道の中。


もしもあの時、振り返っていれば・・・