日々淡々

日々想う事・・・喜び・悲しみ・怒り・憂い・・・それでも淡々と生きてく・・・糧や安らぎに出会えたら・・・

命って・・・生きるって・・・

2004年10月31日 | 日記・エッセイ・コラム
震災から92時間後に奇跡的に助かった2歳の男の子。
被災直後に亡くなってしまったと思われるおねえちゃん。
救出後、残念ながら亡くなってしまったお母さん。合掌。

まるで亡くなった二人の命を託されたかのような奇跡の生還。
まるで我が子の無事を見届けたかのごとくの母親の死。
命の力、生きる力、命の不思議をあらためて感じています。

震災が無ければ普通の家庭で普通の人生を過ごしていたはず。
思いもよらないことで、家庭も生活も人生も一変してしまった。
ご家族や関係者の皆さん。元気を出して頑張ってください。

一方、イラクでテロリストの人質になった日本人の若者。
先程、殺害されたと思われる遺体が見つかったとの事。
昨日、誤報に惑わされただけに良く確認したいが・・・

彼は何を考え、何をしてどう生きたかったのだろう?
自分の意思で危険を承知でイラク入りして拘束された。
そしてテロの道具として利用され、殺害されてしまった。

何があってどういう訳でそこに行ったかは知らないけれど
限りある命だからどう生きるも本人の自由ではあるけれど
命を、生きることを、もっと大切に重く考えて欲しいと思う。

生きたくても生きられない命もある
生きていることだけで幸せを感じる命もある
辛くても苦しくても生きる事で命の証として人生がある

生きている事、生きる事を「喜び」として
命を授かっていることに「責任」を持って
たった一度の人生を有意義に過ごしたいと思います。