音次郎の夏炉冬扇

思ふこと考えること感じることを、徒然なるままに綴ります。

学習塾、中学受験とか

2010-03-19 02:25:08 | 身辺雑記
3月は年度末で仕事が忙しいのもあるんですが、息子が塾に行き始めてから我が家の生活が一変し、ブログやツイッターからも遠ざかってしまいました。

とにかく宿題の量がハンパねぇ!щ(゜Д゜щ) (シモさん風)

宿題に追われて、親子ともどもヒーヒー言っています。

SA○IXやWアカデミーなんて、もっと大量の宿題が出ると聞きますが、とても信じられない・・・。普通に学校に通学し、友達と遊びながら(または他の習い事しながら)こなしていくのは相当なスピードが必要で、それだけサクサクできる子だったら、塾に行く必要ないんじゃねと思ったりもします。

長男は念願の塾に入れてホッとしたのか知りませんが、少々気が抜けてボーっとしているのを妻に一喝されていましたが、むしろのんびり屋さんだった下の娘(小3)の目の色がなぜか変わってる(゜д゜)爛々というよりギラギラとして「あたしも何かやりたい」と煩いので、SAPIXジュニアの通信講座なんかを与えると、いつまでもダイニングテーブルから離れないでやっています。日本地図のパズルで都道府県の形をお兄ちゃんよりも早く覚えてしまい、もう対抗心剥き出しです。

どちらかというと、負けず嫌いで切り替えが速い娘の方が向いているのかもしれません。冗談で、「いつでも強化指定選手を交代するぞ、我が家は予算が有限だから選択と集中だ」と告げると、長男も慌てて塾の課題をやり始めました。

例によって活字から入るワタクシは、この3週間くらいで関連の本や問題集を買い込み読み漁っていますが、そろそろアウトプットしたくなってきました。我が家はまだ受験すると決めたわけではなく、妻は最初から“止めさせたい派”であり、息子も早晩挫折する可能性が大いにあるのですが、子どもの勉強はある程度見ていく必要があると思っています。しかし、そういう中途半端な立場から書かれた本やブログというのが、ほとんど存在しないことがわかってきました。

受験記や通塾レポートみたいなのは世の中に山ほどあり、「2月1日に試験に付き添って、翌日発表見に行って・・・」という類いは、緊迫感が伝わってきてそれなりに面白いのですが、それより遥か前の段階で、色々と進路に迷う父親の悩みを綴ったものがないんですよねえ、これが。(見つからないだけかもしれませんが)

この世界で男性のブログというと、証券アナリストか信託銀行の年金コンサルばりにグラフを駆使して中学受験難易度と東大合格者数の相関を分析されているコチラ様とかコチラ様など人気のあるサイトは定量的な傾向があるでしょうか。あとはブログ村のランキングなどを覗きましたが、上位には塾の主宰者やスタッフなどプロやインサイダーが書いているものが多いような気がします。女性(母親)の記録やメモは星の数ほどありますけど。

それから、書物は勿論ですが、ネットで受験について発信しているものは、ハイレベルなお子さんをネタにしたものが多いです。もちろん体験記は役に立つかどうかが重要なので、需要はサクセスストーリーにあるのかもしれませんが、「中堅校の全落ち日記」とか、ちっとも勉強が進まず塾を転々として挙句やめました的なエントリーに出会うことがありません。(あるのかもしれないけど) そもそも公立じゃダメなのかとか、受験しないで勉強させる法とか、今の私が共感できるものが少ないかと。

つまり中間がないのですよ。ギンギンギラギラか全く無関心でドライかに分かれていて、私の求める「おぢさんの脱力系つぶやき」が見当たりませんでした。それならば自分で書いて自分で読もうかなと。そういう芸風がニッチだと思うので。

政治や経済(あまり書いてないけど)、スポーツについてのエントリーは書く人が他にたくさんいますが、小学4年生(今度5年生)の父親として、息子の勉強にまつわる雑感は今しか書けません。(リアルタイムでは) それに何かを記しておけば、彼が成長して人の親になった際に、私の脳内妄想が何かの参考になるかもしれません。

そういうわけで、今後は極私的なエントリーが増えるのをご容赦ください。あ、でもあくまでも脱力系なので、熱心な受験ママとかはスルーしていただいた方がよいかと存じます。もともとあまり真面目な性質じゃなく、茶化したがり屋なもので。あしからずご了承ください。



コメント (5)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 留まるリスク | トップ | 酒が飲めない »
最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
6年生になったらもっとすごい量ですよ! (オーロックス うしこ)
2010-03-19 18:57:12
我が家も絶対受験と意気込んで入塾したのではなく、小学校教師に信頼がおけない事、公立中学が荒れている事、6年生になって始めても遅すぎる事、塾の授業が圧倒的に面白く先生が熱心な事等から受験選択も可能なよう始めました。
確かにどんな冊子を読んでもピンときませんでした。「偏差値30からの中学受験」は笑えましたが参考にはならず。父親が受験に取組んでいる本も何冊か読みましたが、我が家には全く当てはまらず。先日全部BOOK OFFへ。結論→受験は十人十色、我家流に行くしかないかと…長男が6年生になる1月に受験決断後は日々の生活に追われあっという間に受験日がやってきて、そして通り過ぎていきました…
返信する
そういえば・・・ (むっち)
2010-03-20 18:53:44
今春6年になるウチののお隣さんも、いよいよヤマ場を迎えつつあるのか、登下校時以外は全く姿を現さなくなりました。週末も親子で家にカンヅメ状態で、相当大変そうな様子。本気で受験に挑戦しようと思ったら、習い事も友達付き合いも全て犠牲にする覚悟が無いとダメとか。音次郎さんとこは年子でお子さんがいらっしゃるんですか。二人揃って続けて私立となると、これから親御さんの方も相当頑張らないと・・・!
ウチのダンナもかつては親バカにも息子を私立にと思っていたらしいですが、想定外の出来の悪さに諦め公立コースに変更。ある意味親孝行な息子かも?塾の勉強はダンナに言わせると受験の為だけの勉強なので、中学以降の学習内容に直接係わっては来ないのですが、「考える力」が養われる分将来伸びる子が多いそうですよ。
返信する
コメントありがとうございます。 (音次郎)
2010-03-21 20:28:09
>うしこさん、毎度です。
うしこさんのブログを拝読する限り、地元の学校が荒れているという切実な理由があったようですね。受験に限らず、子育ては人それぞれ、十人十色なんでしょうね。

>むっちさん、どうもです。
毎度ながら元受験産業のご主人のお言葉は示唆に富むものがありますね。銀行の融資課にいた同僚と、元デベロッパーにの友人のいずれも賃貸派で住宅ローンを組んでいないことと通じるものを感じます。

前から思っていたのですが、むっちさんの言葉のセンスはとっても上質のユーモアがあって、ブログかツイッターで発信してほしいですね。今回でいうと、

登下校時以外は全く姿を現さなくなりました

なんてくだりはツボにはまりました。
返信する
共感できる話が少ないのは (meici)
2010-03-23 16:01:44
ダイエット日記なんかもそうらしいですよ。半端な意気込みじゃあ、つっこまれまくるとか。(笑)

東野圭吾さんの中学の話を読んだときは、その荒れっぷりに「絶対娘は私立へ・・」と誓ったものです。幸い近所はそういうこともないのでヨカッタです。

最近公立中学に転校してきた息子ですが、のびのびしすぎです。(笑)春休みはがっちりやってもらおうと、私は指をポキポキしているところです。
返信する
いいじゃないですか (音次郎)
2010-03-24 06:40:06
>meiciさん、こんにちは。
なるほど、そういうことですか。そもそも「等身大」というのは何処にもなくて、ないものねだりなのかもしれません。ツッコミを怖れずに半端エントリーを連ねていこうかと。

のびのび大いに結構じゃないですか。春休みはがっつり遊ばせてあげてください。
返信する

コメントを投稿

身辺雑記」カテゴリの最新記事