凄いジオラマは、展覧会やブログ等で、たくさん見られます、が、
私のは「凄くは無いジオラマ」です、
多くの作家さんや、ジオラマのファンが、求めている処とは、全く違う視点で造っています。
・縮尺もいい加減でアバウト、緻密さにも、こだわらずに、
自分の個性だけを頼りに、オンリーワンだけを目指して、制作しているので、真似られることも、同じ物に出会う事も、また、自身でも同じ物は、造れないです。
作品はすべて木造りです
木の、ぬくもりや、やわらかさは、深見頂いた人には、伝わっているようです。
ジオラマ人形も、木彫り”です、木の持つ味わいは、プラスチックや粘土では表現できないものが、あると思います、
しかし、写真に撮ると、建物の角、屋根瓦、顔の木目など、鮮明さを必要とされるような処などは、ちょっと不利???か?
・・・ブログに映像をアップするたびに、そう感じてます。
「そこは、欠点ではなく、味わいであり、雰囲気を醸し出す要素です」
「笑える部分や、懐かしい表現も、写真で理解させるには無理ですよ」
笑覧頂いた方達からは、そんな、ひいき分析の、お言葉も・・・
やはり、私のジオラマは、現場ライブ向き・・・
近年、テレビ、新聞などでも多く紹介されるようになり、ブログでの露出度も増えました。
・作品を観た記者の、「ホッコリ感」や、印象部分なども、記事になったりし、評価も上々”、また展示目的である「町おこし活動」への認知度”も上昇して来ています。
・「電車が無ければ動きが無い、ジオラマでは無い」との指摘も、よく受けます、が、私のは「情景ジオラマ」です、作品すべてに、物語がある事”、人形に相対の、会話がある事、また、人形の位置を少しずらしたり、相手を置き変えることで、物語もセリフも、全く違うものに、
例えば・・・人気作、「病がちのお妾さん宅」
・本妻が妾宅を、裏からコッソリと・・・
・本妻を、ダンナの横に置くと・・・容認?に・・・
・本妻を、カメラマンに置き換えると・・・スキャンダルに・・・
・右の作品「情景看板店」を並べると、お妾さんの往診に向かう医者
に、すると、迎えのハイヤー待ちのダンナの顔が、医者待ちの心配
顔に・・・
そんな処に、自分でもアキの来ない理由が・・・
そして、そして、ホッコリ出来る、ワンカットシーンが”・・・。
・屋外展示を目的にしているので、市販のキットジオラマに比べると、
「大きくて、見やすいです”」(基本45㎝×30㎝の組み合わせ)
笑覧者に受けている自信作を少しだけ紹介
町屋シリーズから
「町家再生工事中」
大工の父親に弁当を届けに娘が・・・
道路工事
・レベルで計測の職員と・銭湯帰りの女性にヒヤカシ・・・
「1千万円神社」(油絵)
寺町筋です、右には作品「閻魔堂」が、で、・・天国と地獄???
「昭和の散髪と物干し」裏にはポンプ井戸も・・・
少年期の自分が・・・
・現在、「高取かかし巡り」メイン館で、10月31日まで展示中”
・10月21日は、竹之内街道灯路まつりに、「田舎ジオラマ」展示
・11月6日、備中高梁で台車ライブ、7日は、赤穂砂越でと、予定
・11月23日、「高取城まつり」城跡館で「城まつり風景ジオラマ」
を、貸し出し展示”
訂正・・・10月21日の「灯路まつり」での展示は中止になりました、
今日10月15日、断りの電話がありました。
理由、分析などは次回の記事にて・・・
取り急ぎ、報告します。