ひょうたんじじい備忘録

ファイナルカウントダウンに向けて

義弟の死

2022-02-26 13:22:05 | 日記・エッセイ・コラム
2月15日に義弟の市郎君が亡くなった。私たちにとっては突然だったが、彼と彼の配偶者にとってはそうでもなかったようである。もう9年ぐらい前から前立腺がんだったという。薬が効いたのと毎月の特殊な輸血によって生き延びていたよう。当日も、月一回の病院通いで車に乗って病院に向かう途中に発作が起き亡くなったという。
歌手で俳優の西郷輝彦さんも、そのあと数日後に前立腺がんで亡くなった。彼も病歴は長かったという。早期発見では生存率が高いものの、遅れれば時間的な余裕は十分あるとはいいながら、やはり死の病には間違いない。
呉明益の『歩道橋の魔術師』を読む。一回では理解が困難だ。

石原慎太郎さん

2022-02-02 09:06:20 | 日記・エッセイ・コラム
石原慎太郎さんが亡くなった。個人的には、ある時点における関西地区での❝慎太郎応援団長❞だった富士住建社長だったO・Yさんを通じての、全くの間接的な関係でしかないが、その動向を常に注意して見ていた対象であった。
作家としては『太陽の季節』や『化石の森』よりも『光速の時代に』や『歴史の十字路に立って』などが読み応えがあった。
私は、好きな作家であった司馬遼太郎さんとは20歳、そして石原慎太郎さんとは10歳の差だが、なんとなく❝区切りの良さ❞を感じている。