ひょうたんじじい備忘録

ファイナルカウントダウンに向けて

安倍さんの『人物評』

2024-03-27 09:05:26 | 日記・エッセイ・コラム
図書館の申し込みの順番が来て、ようやく『安倍晋三回顧録』を読んでいる。
面白いのは、第6章の『海外首脳たちのこと』で、彼独特の感覚で鋭い人物評を展開している。
◆オバマ 仕事の話しかしない。雑談に応じない。仕事の話も非常に細かい。友達みたいな関係を築くのはむつかしいタイプ。
◆トランプ 実業家。発想の仕方が従来の政治家とは異なる。平気で1時間話す。長ければ1時間半。
◆プーチン クールな感じに見えるけど、意外に気さくで、実際はそれほどでもない。ブラックジョークもよく言う。(ソ連の崩壊で)ウクライナ共和国の独立も、彼にとっては許せない事柄でした。ソ連は、資源の豊富なウクライナに莫大な投資をしていた。ロシアになってからも、資源開発を支援していた。世界史では、クリミヤ半島は、ロシア帝国がオスマントルコ帝国を破って手に入れた土地。プーチンにとっては、ひとりよがりの考え方だが、クリミヤ併合は、強いロシアの復権の象徴。
◆習近平 政治権力を掌握するために共産党に入った。強烈なリアリスト。
◆メルケル 閣僚経験も豊富。国際会議や交渉の場数を踏んでいるだけあり、やり手。
◆李登輝 人間的な魅力にあふれる人。人を惹きつける磁場のような人。語彙が豊富で、哲学に裏打ちされた教養。アジアを代表する偉大な指導者。
◆朴 彼女は何となく薄幸な感じする。
このほかにもいろいろと。

金沢市立長町小学校校歌

2023-12-02 16:48:22 | 日記・エッセイ・コラム
源遠く水清く 瀬ノ音高き 犀川の 夜を日に次いで 流れゆく 流れの末や 日本海

果てなき海を 西東 櫓の音高く 漕ぐ船の よしや港は遠くとも ついに至らん 波越えて

真心こめよ なんのその 岩をも通す 桑の弓 成らぬというは なさぬ成り 努めてならぬ ことやあ



80歳の今でも記憶に残っているのは、けっこうしぶといからかも知れん。あの頃のことを楽しく思い出そう。