幹事さんのひとりごと

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ちょっと怖い童謡

2017年04月08日 | ひとりごと
「1年生になったら」

一年生になったら 一年生になったら
ともだち100人 できるかな
100人で 食べたいな
富士山の上で おにぎりを
パックン パックン パックンと

この歌は友達100人と自分で合わせて101人が富士山に登る。
山の上では1人減って100人になってると。
口減らしで1人ころされてしまったという歌だと。

「鞠と殿さま」

1 てんてんてんまり てん手まり てんてん手まりの 手がそれて
  どこからどこまで とんでった 垣根をこえて 屋根こえて
  表の通りへとんでった とんでった

2 表の行列 なんじゃいな 紀州の殿様 お国入り
  きんもんさき箱 ともぞろい おかごのそばには ひげやっこ
  毛槍をふりふり ヤッコラサの ヤッコラサ

3 てんてんてんまり てん手まり はずんでおかごの やねの上
  もしもし紀州の お殿様 あなたのおくにの みかん山
  わたしにみさせて くださいな くださいな

4 おかごはゆきます とうかいどう とうかいどうは 松なみ木
  とまりとまりで 日がくれて 一年たっても もどりゃせぬ
  三年たっても もどりゃせぬ もどりゃせぬ

5 てんてん手まりは 殿様に だかれてはるばる たびをして
  きしゅうはよいくに 日の光 山のみかんに なったげな
  赤いみかんに なったげな なったげな

子供のついていた手毬が垣根を越えて紀州の殿様の行列に飛び込んでしまう。
その子供は手打ちにされ、手毬に乗り移った魂が紀州まで運ばれ何年経っても
帰ってくることはなかった。
そして真っ赤な血の色に染まったみかんになった。
そんな歌だと。

「指きりげんまん」

指きり げんまん 嘘ついたら針千本飲ます 指きった

約束を守らないと針を飲ませて殺すぞという怖い歌。
そもそもは江戸時代の遊郭の遊女の歌で、本気で好きになった男性に
愛の誓いとして自分の左手の小指を切り落として贈る行為があり、
それを「指きり」と言っていた。
「げんまん」(拳万)はこぶしで1万回殴るという意味で、針を飲ませる
と同様に後から追加されたもの。

などなどわらべ歌は隠れた怖い風習が満載だ。
機会があればまた紹介したいと思う。

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