鞍馬の天狗

天狗とは本来中国では魔物のことで流星や彗星が尾を引く様子を指した。
それが山中の獣を表し、「狸のごとく、白い首、その声は榴榴のよう。凶をふせぐによろし。」
と古い書物に書かれているんだとか。
「狗」とは狛犬のことか？本来は狐（キツネ）だろうね。狸（タヌキ）じゃないな。
いずれ得体の知れない恐ろしい獣ってことか。
「榴榴の声」ってなんだろう。
柘榴（ザクロ）や榴弾（りゅうだん）って使うから破裂するようなものなんだろうけど。

日本では「日本書紀」に「流星にあらず、これ天狗アマキツネなり」とあり、
爆音で降って来た流星か隕石を呼んだらしいが。
現在一般的になってる、赤い顔の鼻の高い山伏のような天狗は「鼻高天狗」と
区別されるんだそうな。
牛若丸に剣術を教えたとされる鞍馬山僧正坊が大天狗として有名。
ほとんど小説の影響らしいが。
山で修行を積む修験道者が通常の
六道（地獄道・餓鬼道・阿修羅道・畜生道・人間道・天道）
には属さない天狗道に堕ちたものが天狗であるとしている。
まぁ、そんな話はどうでもいいが。

「鼻が高い」
自慢げな態度はふんぞり返って鼻を天に向ける様子なんだろうけど。
実際に鼻が伸びるわかじゃないんだろうね。
「天狗になる」
天狗は鼻が長いとされ、それは鼻高天狗がモチーフだろう。

これらを考察して「天狗の鼻はなぜ長い」。

本来から、得体の知れないものを人物的に想像した場合、見慣れぬ外国人を見た日本人。
赤ら顔の鼻が異常に高いと驚くのは想像できる。
そこらへんが天狗のイメージの発祥だったかもしれないなと。
また、カラス天狗のように、鳥をイメージしてくちばしを鼻高としたのかもしれないし。

ピノキオも鼻が伸びる。
ウソつくと伸びるんだっけ？
やっぱ自慢げにふんぞり返ってるのが鼻が伸びてるように見えるから、そんな話が
作られたんじゃないかと思うけどな。

「天狗缶詰」
何が入ってるんだろうと思ったら会社の名前なんだよ。
おでん缶なるものを作っていて、自販機で売られてるんだって。

日本一の女大天狗みこし（女性しか担げないんだそうで）

叡山電鉄「鞍馬駅」前の天狗様

日本一大きい天狗面（浜松市春野町の天狗広場）


ん？天狗の面の使い方？
18禁の話ですか？そこまではちょっとね。自粛しますよ。

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　　　＜´ 天狗じゃ、天狗の仕業じゃ！　＞
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ん～。
gooは行間が空くからAAは表示が難しいな。