スイカシーズン

先週トラックで売りに来たスイカはどうなった？

例年のようにトラックで売りに来たスイカを買ったのは
先週の土曜日だったはず。
羽後町のスイカをトラックで売りに来る。

トラック販売が来るのは「竹や～青竹～」だったやつが
今は「物干し竿～」になってる。
確かに、ホームセンターなどで物干し竿は売ってるけど、
ちょっと買って持ち帰るって、長いから簡単にできないもんね。
竿１本配達してもらうというのもなんだか気が引けるし。

ちりがみ交換は最近じゃ全く見なくなったし、屋台のラーメンや
石焼き芋もほとんど来なくなった。
夏になるとスイカは売りに来る。
「甘くておいしい羽後町のスイカ～」って。

腰を痛めてるおふくろ。
スーパーでスイカ買っても持ち帰るのが大変だと、トラックのスイカ売りが
来るのを待ってた。
先日来たけど家の前の小路に入ってこなかったらしい。
やっと来たから呼び止めろと。

どうもトラック販売って的屋っぽくて信用できねぇ。

でも羽後町って売りに来たのはいかにもスイカ栽培してそうなおっちゃんと
青年団の代表やってそうな律儀なおにいちゃん。
１個８００円だったかな？
「トマトはないの？」
とおふくろ。
「あるけど～」と出してきたのはいびつで色の悪いトマト。
サービスしとくって格安で置いていったみたい。

そのスイカはどうなった？

と一週間後に思い出した。
「仏さんにあげてる」とおふくろ。
「そろそろ食わないと腐るなぁ」

うちじゃスイカは小さく切って種とってタッパに入れて冷蔵庫。
トマトは薄切りにして砂糖かけて冷蔵庫。
スイカそのままじゃ冷蔵庫に入らないし。

そのスイカ日中から食って。
夜帰ってきたかみさんもせっせと食った。
そして日曜。
ほとんどスイカもなくなったところへ大館のじじばばがナスと
トマトを持ってきた。
じじばばどっちも腰悪くてほとんど歩けないのに。
「車は大丈夫だ」とじいさん。
重そうにかかえたダンボール。
俺が運ぶって受け取ると、中にはスイカが２個。

以前、俺がスイカ好きだって言ったから、畑にはスイカととうもろこしと
枝豆を植えていた。
ほとんどカラスにやられちゃうんでと、今はナスとトマトと豆くらい。

スイカは良く見るとステッカーが貼ってある。
わざわざスーパーで買ってきたんだろう。
息子に食わせろと。
孫だもんな。

実は息子はあんまりスイカ食わないけど・・・

スイカ食ったかみさん。
「まだ時期じゃないからあんまり甘くねぇな」と。
え？
スイカって今が最盛期じゃねぇの？
秋の果物じゃねぇべよ。