工事遅延

現在工事中の土崎駅前の街区公園。
通称D51公園は9月の曳山サミットに備え、整備の工事が行われている。
公園内に敷石の園路を造り、あずまやとベンチを新設。
芝生にするという工事だ。
D51は老朽化のため危ないので撤去を申し込んだが、予算不足のためと通称のD51公園が
浸透してるという理由で、撤去せずに塗装しなおすことになったようだ。

その工事の完成が当初は3月26日。
工事が進まず、完成が延びて3月28日との報告だったと。

町内会長はなんども公園に足を運び、工事の完成を確認してたとのこと。

それが4月に入り、工事業者が直接会長宅に謝りにきたと。
「5月の中ごろまでかかります」って。

ご立腹の課長。
「なんども確認したべ？」
「それより市の職員は誰だ？」

業者だけが訪問したようで、それについてこ会長はもうかんかん。
町内としては秋田市の公園課からの依頼で管理してることもあり、利用者のための管理は
公園課のはずだから、工事業者になに言ってもだめ。
業者は公園課からの依頼で工事してるんだからね。

その業者に遅延の理由を聞いたところ、誰もはっきり言わないと。
若いやつがぽつりと「文化財が・・」と言ったそうな。
それを耳にした会長は切れた。

確かに、神明社や駅前道路の工事のときも工事現場から出土品があり、工事がストップした
経緯もあた。
しかに、公園からなにか出土したという話はなく、仮に調べなくてはならないことが
あるのならば、それは事前にわかってたはず。

「4月・5月に公園を使用する予定でもあるんですか？」

工事の連中がそんなことを聞いたらしい。

「あたりまえだろ。町内で花見の予定ができなくなったじゃねぇか」

あれ？公園で花見したことあるっけ？
桜の木が2・3本はあったはずだけど・・・

5月の連休に子供たちに公園使わせることができないと会長は怒ってる。

それより、工事業者が謝りにくるんじゃなくて、秋田市の公園課で町内に謝りに来るのが
筋だべというのが会長のご立腹の最大の原因。

「おまえらじゃ話にならんぇから、公園課に報告してこい」

そんなことを聞いた町内の連中。
公園課ともめて祭りの曳山の組み立てや町内会館に影響がないことを祈った。